37)大御影山 950m :2022年4月28日  2022山の記録に戻る 2022年花・鳥・その他に戻る
ブナの新緑が青空に映え、気持ち良く歩けた。来るたびに花の数増えている。肝心のホンシャクナゲはワースト記録を更新した。花で一杯の筈の登山道は寂しい限りだった。少し先まで進んだ辺りでやっとそこそこ咲いている群生地があっただけでも救われた。オオバキスミレ、 イワウチワ、カタクリは旬、イワカガミはいよいよこれからだ。サンインシロカネソウは数が増えている。連休前か、ボランティアの方が登山道整備をされていた。感謝です。今年は残雪も楽しめた。長い距離だったが爽快に歩けた。

 駐車場(7:45出発)-登山口(7:57)-沢-分岐(8:19)-バイパス-展望台(8:53)-滝谷山分岐(9:43)-展望広場(10:21)-林道出合(10:35)-高島トレイル分岐(10:46)-山頂(11:22~11:28)-反射板下(11:35~12:15、昼食)-山頂(12:32)-林道出合(13:23)-滝谷山分岐(13:56)-展望所・分岐(14:27)-近江坂(尾根筋)-合流点(14:45)-登山口(15:00)-駐車場(15:10)     
     行動時間:7時間24分、 歩行距離:14.1㎞  累積登高:885m

少し早めの到着で快晴のなか出発する。いつものところでサンインシロカネソウに出会う。株は増えている。蕾のものも多く、小さな花に焦点を当てて撮影する。人気の山で、土日は沢山の人手になるだろう。イワカガミはこれからで、まだ蕾も多い。薄いピンク、ピンク、赤、やや白っぽい花など色とりどりだ。緑が美しく、気持ちよく歩ける。余り急なところもなく、距離のわりに疲れない。谷筋には残雪が目立つ。エンレイソウ、イカリソウ、シハイスミレ、スミレサイシンが目に留まる。展望台からは竹生島と伊吹山が一望できる。ここからはイワウチワがずっと続く。バイカオウレンも美しい。アップダウンを繰り返しながら進む。最初のシャクナゲが出てきたが、花はなし。いよいよ群生地に出るが花はまばら、いつもの撮影スポットも寂しい限りだ。何回も来ているがこれほどの不作は初めてだった。近年、裏年だと思って次の年も来るがそれほどでもない。7年ほど前の花のトンネルはどこへやらと言ったのがドンピシャの表現だ。代わりと言っては何だが、カタクリ、イワウチワがずっと続く。展望広場に出ると人だかり、ボランティアの人たちだ。チエンソ-まで持参で整備してくれている。感謝だ。周辺にはキンキマメザクラと・がの残りが見られる。更にアップダウンを繰り返し、イワウチワの群生地を下った先が河内林道になる。まだ雪が残り斜面には花が乏しい。登って行くとオオバキスミレがカタクリとともに綺麗に咲いている。ここからは新緑の美しい道が続く。時に曲がりくねったブナもあり、目にも鮮やかな緑に癒される。どんどん進む。すぐに高島トレイルの分岐になるが、私がトレイルの全縦走を達成した最後の部分、抜土への下りになる。林道出合から広い気持ちの良い尾根筋を50分弱歩けば山頂に着く。イワナシの群落があって、ピンクの綺麗な花が咲きそろっている。記念撮影の後、その奥の反射板の下で昼食にする。疲労回復も兼ね長めの休憩を取る。福井県側からの登山客もいて人が行き来する。タップリ休んだ後、同じ道を引き返す。下り主体でペースがあがる。来るときは撮影に夢中だったが、帰りは早い。展望所から尾根筋の近江坂を通る。こちらもイワウチワが多い。話も弾み、無事戻った。総距離14㎞以上、行動時間7時間以上、充実の1日になった。

  

山頂

         
 サンインシロカネソウ  チャルメルソウ  エンレイソウ  クロモジ  
         
 イワカガミ」  スミレサイシン  タムシバ  オオカメノキ  ハウチワカエデ
         
オオバキスミレ   バイカオウレン  キンキマメザクラ  シハイスミレ(フイリ)  イワウチワ(白っぽい)
         
 ホンシャクナゲ  ニシキゴロモ  タチツボスミレ  シハイスミレ  ショウジョウバカマ
         
 マンサク  マキノスミレ  ユキザサ  イワナシ  
         
 カタクリ  ダンコウバイ  ミヤマカタバミ    


コースマップ(YAMAPを引用)

(国土地理院の地図を引用)

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作成日: 2022年5月4日