13)湯ノ丸山〜烏帽子岳 2102m、2066m : 2013年7月17日〜7月18日
ミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウ、コヒョウモンモドキ他、
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チョウの山である両山に登った。ミヤマシロチョウは昨年大発生し、今年も多い。また、ミヤマモンキチョウもたくさん生息している。まだ薄暗い3:15に自宅を出発した。途中もSAで3回ほど休憩を入れ、湯ノ丸ICを出て、登山口のある地蔵峠(湯ノ丸高原)駐車場には9:00前についた。チョウの写真撮影をしながらの山行きを楽しんだ。翌日の18日は、足利からのTさんと横浜のSさんに合流し、チョウ撮影に没頭した。その後、昼過ぎに別れ、私は、池の平湿原を散策した。
@山の記録: 湯ノ丸山〜烏帽子岳 2013年7月17日
登山口出発(9:10)-ツツジ平(9:40、周辺散策とチョウの写真撮影、10:15出発)−湯ノ丸山山頂(10:40、周辺散策とチョウの写真撮影11:00出発)−地蔵峠分岐(11:18)−烏帽子岳稜線分岐(11:37)−烏帽子岳(12:00〜12:20)−稜線分岐(12:38)−地蔵峠分岐(12:57)−湯ノ丸山頂(13:20〜13:27)−鐘分岐(13;:48)−駐車場(14:05)
ゲレンデを登り、笹の原を行くこと30分くらいで鐘分岐につく。鹿沢温泉への分岐点にあたる。このあたりで少ないながらも、ミヤマモンキやミヤマシロに出会える。6月にはレンゲツツジがいっせいに咲くツツジ平だ。ここで、しばし脇に入り、写真撮影で時間をつぶす。食樹のメギがあって、昨年と今年、大発生した。メスはまだまだ少数か、これからなのだろう。40分くらいで元に戻り、ここから始まる急坂を登る。次第に緩やかになり、20〜25分で山頂に着く。ミヤマモンキチョウを求め、山頂周辺を歩く。笹原の中をスイスイと飛ぶオスのミヤマモンキが目に入る。カモシカも現れ、雰囲気が良い。20分ほどで、山頂を出発、烏帽子岳へ向かう。コルにでて、更に急な坂を20分弱登れば稜線にでる。稜線上は、チョウと花がそこそこだ。ウスユキソウ、コマクサもある。ここにも、ミヤマモンキやミヤマシロ、ヒメシジミ(アサマシジミとの判断今様に迷う固体あり)が結構いる。山頂では、上田市からの川西小学校5年生の生徒でにぎやかだ。一緒に写真撮影をし、食事を取る。こちらは小学校の出発時間 12:30より早く山頂を後にする。もと来た道を引き返す。湯ノ丸山では今度は上田市の小学校の生徒で満員だ。早々に出発しする。下りには、フタスジチョウが結構止まってくれる。最初はコミスジと思っていたが、フタスジと分かり、初めての撮影が出来て喜んでしまう。14:05には駐車場につく。まもなく、夕立になる。小学生は雨にあったようで、気の毒だった。宿のわたらせに車を置いて、一時やんだ時間を利用してチョウの撮影にした。コヒョウモンモドキもはじめての撮影だった。15:00には宿に入り、しばらく休んだ後、900m下った日帰り温泉(紅葉館の内湯)に行く。ここは16:00までの入場だった。垂れ流し、豊富で温度の高い温泉だった。昔と較べ、湯量が増え、湯音があがったそうだ。理由はわからない。夕食もまずまずで、テレビを見るうち、早朝発だったこともあって、眠ってしまった。池の平湿原は別項目。
湯ノ丸山山頂、後方は烏帽子岳と稜線 | 湯ノ丸高原スキー場と最奥に浅間山の火口 | 撮影場所から見た湯ノ丸山(左手山頂)) |
烏帽子岳山頂、川西小学校生徒と一緒に | 烏帽子山頂から湯ノ丸山 | 湯ノ丸への道すがら振り返って桟敷山と小桟敷山 |
Aチョウ 2013年7月17日&18日
翌日18日は、宿前で、足利のTさんと横浜のSさんと合流し、林道を行く。こちらは空振りだった。戻って、コヒョウモンモドキの撮影をし、昨日の、湯ノ丸山の途中まで行く。平坦地で、ミヤマモンキとモンキがじゃれ合っている珍しい光景に出会い、写真を撮る。ひらけた所では、飛翔するミヤマシロの写真撮影の手ほどきを受ける。青空に、姿を映すのだそうだが、何とか取れた写真をあげる。これから練習すればうまくなれるだろうと期待する。1時間半ほど、あれやこれやとおしゃべりを楽しみながら、残る人、帰る人、しばらくいる人に分かれる。再会を約束し、分かれた。
2日間でたくさんのチョウに出会えた。ここの特産の、ミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウの豊富なことには驚いた。そのほか、コヒョウモンモドキやフタスジチョウも今回初めて撮影出来た。コヒョウモンも直近の北海道以来だ。今回は飛翔するチョウ写真にも挑戦した。
ミヤマシロチョウ : メスがオスを拒否するポーズが見られた。ウツボグサが甘いのか?最下段に飛翔を
ミヤマモンキチョウ: ミヤマモンキとモンキの戯れ
ミヤマモンキのメスとモンキのオス(その後超(チョウ)接近) | 山頂付近はオスが多い | 中腹に多いメス |
その他のチョウ
ミドリヒョウモン(ニッコウキスゲ) | ヘリグロチャバネセセリ(メス) | |
ヒョウモンチョウ | コヒョウモン | コヒョウモン |
フタスジチョウ | コヒョウモンモドキ | コヒョウモンモドキ |
ヒメシジミ | ヒメシジミ | コチャバネセセリ |
クジャクチョウ | ヒオドシチョウ | ゴイシシジミ |
ギンボシヒョウモン | コヒョウモンモドキ | コヒョウモンモドキ |
クロヒカゲ | ウラギンヒョウモン | スジグロチャバネセセリ? |
Bその他
ミネウスユキソウ | ハクサンフウロ | シャジクソウ |
ハクサンオミナエシ | ハクサンシャクナゲ | シュロソウ |
キバナノヤマオダマキ | グンナイフウロ | テガタチドリ |
シュロソウ | ミヤマキンバイ | アヤメ |
コマクサ |
ムカゴトラノオ
|
ハクサンオミナエシ |
クルマユリ | ヤナギラン | ニッコウキスゲ |
ノハナショウブ | シナノオトギリ | レンゲツツジ |
ミヤマシロの発生のメギ | シモツケ | ミネウスユキソウ |
マルバタケブキ | 三方ヶ峰のコマクサ | ミヤマシシウド |
カモシカ | ノシメトンボ | |
カシワマイマイ |
C池の平湿原散策 約2時間
ぐるりと散策する。三方ヶ峰 、見晴台などは結構坂を登っていかなければならない。そこからの眺めもまた格別である。上から見る湿原の風景、遠くには浅間山のお鉢の上部が少し顔をだしっている姿を眺めることができる。湯ノ丸山〜烏帽子岳の山陽もなかなか良い。湿原内は、の花が咲き誇っている。緑の鮮やかな風景に満足できる。
鏡池 | 浅間山の噴火口が | 湯ノ丸山 |
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作成日2013年7月24日