5) & 7) 横山岳 2008年5月4日 & 7月26日 元に戻る: 2008年チョウ、 2008年山の記録
雪深い湖北にあるため、年によっては4月下旬でも渓流沿いには雪が残り、五銚子の滝経由の登山道は禁止されることがよくある。ふもとのサクラの開花も4月中旬以降となる。5月の連休後半は、ウスバシロチョウが優雅に舞う時期で、透き通った翅は春の訪れを感じさせてくれる。
@5月4日  東峰コース〜東峰〜横山岳〜白谷コース
A7月26日 東峰コース〜東峰〜横山岳〜白谷コース

@5月4日

自宅(8:15) - 白谷駐車場(10:15)−東峰登山口(11:15、5)−東峰山頂(12:50〜13:15、昼食)−横山岳山頂(13:47、10)−白谷コース−林道出会い(15:00)−林道下り口(15:14)− 白谷駐車場(15:41)
 実質歩行時間 4時間41分

何時ものコースで行く。年によっては、白谷コースを登り、東峰経由になる。ヤマシャクヤクの時期には、白谷コースをゆっくり登り、2つの滝を見た後、注意深く急坂を登るのがよい。この時期は、ウスバシロチョウが良く見られる東峰登山口を優先した。勿論、駐車場付近もポイントの一つだ。駐車場から登山口の林道には山沿いにウスバシロチョウが見られる。今年は少なく、撮影にも苦労した。おかげで、東峰登山口までは時間を使ってしまった。登山口あたりっはイチリンソウが多く、一部イチリンソウも見られる。いきなりの急坂になるが、30分ほどでブナの原生林が林広がるなだらかなところに着く。雰囲気が良く、このコースの最もよい場所だ。7月の時には、下山に使い、フジミドリジジミが葉上で休んでいるところを撮影できた。
山頂で昼食をとる。このあたりはイワナシの可憐な花が見られる。小さなピンクの花が可憐だ。竹生島と琵琶湖が一望できるほとんど唯一の場所で、北には金糞岳が雄姿を見せる。平坦な道を30分で横山岳に着く。ハシゴを利用して建物の上に立ち、北方向の山を見ることが出来る。後は急坂を下る。滝まで降りてくれば、春の花が多く見られる。イチリンソウも多く、目を楽しませてくれる。渓流沿いはチョウも多く、楽しいひと時だ。さすがに花とチョウの山である。ウスバシロチョウ、ミヤマチャバネセセリ、サカハチチョウ、トラフシジミ、アカタテハ、ツバメシジミ、テングチョウ、コミスジ、ルリシジミ等が出会いだった。

出会ったチョウ

     
 オオチャバネセセリ ウスバシロチョウ   コミスジ
     
トラフシジミ   サカハチチョウ  

A7月26日

白谷駐車場(10:20)−東峰登山口−東峰山頂(12:35〜12:55、昼食)−横山岳山頂(13:15、10)−白谷コース−林道出会い(15:25)− 白谷駐車場(15:50)
 
ほぼ同じ時間に出発、同じコースを同じ時間で周遊した。暑い1日だったが、たくさんのチョウに出会えた。ざっとあげる。ミヤマカラスアゲハはキラキラと美しい。フジミドリシジミは、ブナ林の中、小さな木の葉の上でお休み中。常連のサカハチチョウ、ダイミョウセセリ、ヒメキマダラセセリ、交尾中のツマグロヒョウモン、コキマダラセセリ、ウラギンシジミなどなど。

     
ミヤマカラスアゲハ  フジミドリシジミ  ツマグロヒョウモンの交尾 
     
 コキマダラセセリ  変わった羽のたたみ方?トンボ  ??

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作成日:平成25年10月28日