山と蝶と自然

チョウの写真集詳細ページ  2008年詳細ページ

トップページ 山の記録チョウ花・鳥・その他近江の風景掲示板
日本三百名山関西百名山蝶図鑑

チョウの写真
 
 
 2020        
2019 2018 2017 2016  2015
2014  2013   2012  2011  2010
2009  2008   2007  2006  2005
 2004  2003   2002  2001  2000
 
 1.2008年
番号   地域名 日  ポイント 
 1 九州の山(多良岳、雲仙岳、湧蓋山、背振山)  2008.03.20〜03.23  キタテハ、ツバメシジミ
 2 福井(河和田町、別府町) 2008.04.07 ギフチョウ、(オシドリ)
 3 鞍馬寺〜貴船神社 2008.04.13 テングチョウ、ルリタテハ、ルリシジミ
 4 比良(打身〜蓬莱〜小女郎峠) 2008.05.01 コツバメ、ヒメウラナミジャノメ
横山岳 2008.05.04  ウスバシロチョウ 
武奈ヶ岳 2008.07.12  エゾミドリシジミ、メスアカミドリシジミ、ウラギンヒョウモン 
 7 横山岳  2008.07.26  フジミドリシジミ、ミヤマカラスアゲハ 
比良山(ヤケ山〜北比良峠) 2008.08.31  ジャノメチョウ、コミスジ、ミドリヒョウモン 
ブンゲン山 2008.07.05  ウラギンヒョウモン 
 10 北アルプス(蓮華岳〜針ノ木岳縦走 2008.07.19〜07.20  ミヤマモンキチョウ、タカネヒカゲ 
 11 東北の山(森吉山、白神山地、大平山) 2008.08.13〜08.16   オオウラギンスジヒョウモン、
12 三重嶽  2008.09.07  アサギマダラ、大曲のブナの木 
 13 三瓶山  2008.09.23  クロコノマチョウ、キマダラセセリ 
14 三周ヶ岳 2008.10.04 ゴイシシジミ、コチャバネセセリ 
15 鈴鹿山系(安楽峠〜仙ヶ岳)  2008.10.12  ウラナミシジミ 
       

1)九州の山(多良岳、雲仙岳、湧蓋山、背振山):2008年3月20日〜23日、キタテハ
 
九州の三百名山を目標に4日間の日程を入れた。元会社の友人に出会うのも今回の目的だった。やはり、顔を合わせるのに勝るものはない。旧交を温めた。長い年月がうその様に感じられた。山の様子は2008年度山の記録に記載した。春先であり、越冬型のキタテハが雲仙登山で、吉野ヶ里遺跡でモンシロチョウとツバメシジミに出会ったのみであった。
     
 キタテハ(雲仙岳登山の途中で)  ツバメシジミ(吉野ヶ里遺跡にて)  同左

2)福井河和田町(山本公園近辺):2008年4月7日 ギフチョウ、オシドリ


地元のオシドリを見る会に参加した。インターネットで偶然見つけた観察会で、ギフチョウにも出会えると出ていた。朝早く出発し、鯖江ICから集合場所の河和田町公民館に向かった。県外からの参加は私1人で、歓迎された。地元の自然を守る会の活動の一環だった。総勢15〜20名、説明を聞きながらの和やかな観察であった。河和田自然に親しむ会発行のガイドブックを頂戴し、3時間弱、中山公園を中心に散策した。蝶は、お目当てのギフチョウ、桜の花に吸密するキタテハ、キタキチョウ、モンシロチョウ、鳥は、オシドリ、ヤマガラ、ケリ、アオサギ、花はキクザキイチゲ、カタクリ、イカリソウ、スミレ、ショウジョウバカマ等である。ギフチョウの食草であるエチゼンカンアオイもひっそりと林床に咲いていた。夏には、ゲンジボタルやヘイケボタルが見られる。観察会の後、帰りには、立派な国道を走り、今庄ICの近くにある藤倉山をたずねた。麓には新羅神社があり、カタクリやキクザキイチゲを見ることができた。

     
 次々と現れるギフチョウ    
     
 オシドリ  桜で吸蜜のキタテハ  ヤマガラ
       
 ネコノメソウ  カタクリ  キクザキイチゲ スミレ   イカリソウ
         
 エチゼンカンアオイ  ショウジョウバカマ  公園から町の様子  タチツボスミレ  ケリ

3)鞍馬寺〜貴船神社(二の瀬コース) : 2008年4月13日 
鞍馬山の桜見物を兼ね、有名なハイキングコースを歩いた。かっては蝶の絶好ポイントだったそうだが、その面影は皆無である。桜にミヤマカタバミ、春の花を楽しむことができた。蝶は、休眠明けのテングチョウ、ルリタテハ、ルリシジミで本当に寂しかった。桜の花と春の花、ハイキングの様子は花や鳥、その他2008年度に記載

     
 テングチョウ  ルリシジミ  ルリタテハ

4)比良山系 

比良山系には、ミドリシジミが結構いる。時期的には、6月末から7月中旬だ。他の季節にもいろいろと見ることが出来る。2008年度は、6度登ったが、該当するのは次の3件だ。纏めて記載しているので見ていただきたい。5月は花の季節だ。
詳細ページへ

@比良山系 志賀駅〜打身山〜蓬莱山〜小女郎峠 : 2008年5月1日 コツバメ
A比良山系 武奈ヶ岳:   2008年7月12日 エゾミドリシジミ、メスアカミドリシジミ、ヒオドシチョウ
B比良山系 ヤケ山〜釈迦岳〜北比良峠 : 2008年8月31日 コミスジ、ミドリヒョウモン


5)横山岳 : 2008年5月4日 & 7) 7月12日 ウスバシロチョウ、エゾミドリシジミ、ミヤマカラスアゲハ

花とチョウの山だ。今年は、7月とあわせ、2度チョウの写真を撮る機会が得られた。ウスバシロチョウは時期が少しずれていたのか、少々さびしい結果であった。5月連休は花が咲き乱れ、特に華やかな時期だ。ヤマシャクも咲き、目も奪われる。詳細ページへ
@5月4日 ウスバシロチョウ
A7月12日 フジミドリシジミ。ミヤマカラスアゲハ


9)ブンゲン山 : 2008年7月5日  詳細ページへ
滋賀県では、伊吹山、金糞岳に続いて3番目の高い山になる。真冬、奥伊吹スキー場の最高リフトから往復すると、素晴らしい粉雪が味わえる。11月初旬の紅葉もすばらしい(2011年11月の記録にあり)。今回は、梅雨の合間に訪れた。夏ともなれば、ウラギンヒョウモンをはじめとして、たくさんのチョウもたくさんお目にかかれる。稜線上のササユリが出迎えてくれた。

10)北アルプス(蓮華岳〜針ノ木岳縦走): 2008年7月19日〜7月20日 
 詳細ページへ

蓮華岳のコマクサ群落を求め、扇沢から針ノ木大雪渓を登った。針ノ木峠から、蓮華岳を往復し、その足で針ノ木岳、赤沢岳を越え、新越小屋まで行くことにした。行動時間12時間30分の長い1日になった。チョウは、タカネヒカゲに出会った。鷲羽岳以来であった。ミヤマモンキチョウにも出会った。白いコマクサで吸蜜するヒメアカタテは絶好のシャッターチャンスになった。翌日は天気が悪く、爺ヶ岳往復をあきらめ、扇沢に下山した。前に、鹿島槍ヶ岳から爺ヶ岳を縦走しているため、これで繋がった。kさんとの山旅だった。

11)東北の山(森吉山、白神山地、大平山) 三百名山: 2008.8.13〜8.16  詳細ページへ
 例年は7月の北海道がKさんとの恒例遠征だったが。今年は、お願いして、東北3百名山に付き合ってもらった。天候が思わしくない中での遠征だったが、何とか持ちこたえた。白神岳はもちろんだが、いずれの山も、ブナ林が素晴らしく素晴らしい山遠征だった。チョウにも会えることができた。

12)三重嶽 974m 湖北の山 : 2008.09.07   詳細ページへ
 
大阪の山友3人と湖北の山である三重嶽(さんじょうがたけ)を登った。前回来た時には、途中でクマの姿を見て、足早に立ち去ったことがある。春にはイワカガミの大群落が楽しめる。今回は曲がりくねったブナの木が印象的だった。山頂でオオウラギンスジヒョウモン、下山時にアサギマダラに出会った。

13)三瓶山 三百名山、花百名山 : 2008年9月23日 詳細ページへ
 
中国地方、最後の三百名山である三瓶山を訪れた。この山は、花百名山でもある。今回は、車を車を使わず、京都から夜行バスで出雲に入り、JR利用で太田に入る。ここは生野の銀山遺跡の拠点でもある。ここからバスに乗って、男三瓶の登山口まで行った。ここはチョウでも有名で、今回はクロコノマチョウ、キマダラセセリ、オオウラギンヒョウモンなどに出会った。7月にもう一度来たいところだ。

14)三周ヶ岳、夜叉が池 : 2008年10月8日 詳細ページへ
 岐阜県の山、三周ヶ岳に登った。稜線の峠には、夜叉が池がある。山頂には、峠からも結構な距離がある。帰り、反対の三国岳を目指したが、背丈より高い笹の中で、2度方向を失い、途中で撤退した。天気は晴れ、奥美濃の素晴らしい眺望を楽しんだ。チョウは、ゴイシシジミ、ウラギンヒョウモン、イチモンジチョウ、コチャマダラセセリがいた。
15)鈴鹿山系(安楽峠〜仙ヶ岳):2008年10月12日 詳細ページへ
 縦走コースにチャレンジした。2000年以来久しぶりのこのコースだ。途中、道がはっきりしないところがあるが、稜線に沿って行けば問題ない。2004年の時には、行きと帰りで違う道を歩いたが、同じ稜線上であまり不安は感じなかった。出来たばかりの新名神を眼下に、遠く、鎌ヶ岳や御在所岳を見ながらの縦走は鈴鹿でも指折りのいいコースだと思う。安楽峠からの往復は、歩き応えたっぷりの縦走路である。鳥にはたくさん出会えたが、チョウはウラナミシジミのみであった。時期が遅い。

チョウのページトップへ
更新日2013年12月25日