7)野洲市吉川湖岸緑地 : 2013年4月29日 鳥観察と周辺散策  元に戻る(2013年度 花・鳥・その他に戻る)

 吉川湖岸緑地は、野洲川北流廃川後の40年間放置された状態となっており、以前の自然を残してきた。公園化にあたり、種々の整備がなされたが、最近、運営が民営化され、結果として本来の自然は、湖岸側の約半分になっている。ここでは、冬の渡り鳥の絶好の休息場所としてその存在価値は高い。子供ずれが親子の絆を深めるとか、自然観察の手軽な場所として利用するなどの目的で使われていることはそれなりに重要である。
今回は、ツマキチョウの観察と鳥の観察、散策に訪れた。水泳には孫を連れてきたり、ナノハナやヒマワリの写真を撮りにあたりに来ていたが、この緑地があることは知らなかった。守山市側にある部分がほとんどでもあるが、行政の主体が野洲市にあるため守山市の広報に出ていない。自然観察には打ってつけの場所である。園内の最も高い木の先には、アオサギの営巣がたくさんあって、これにも驚いた。
見られた鳥は、渡り鳥が、ハシビロガモ、コガモ、オオバン、ヒドリガモ、ヨシガモ、カルガモ、その他の鳥としてホオジロ、オオルリ、アオサギ、シジュウカラ、モズ等である。河川には、亀や鯉も見られた。湖岸近くには、ノウルシが咲いていた。
チョウは2013年のチョウを参照

湖岸緑地の様子:比良山系が身近に見られる。

     
 湖岸道路からの眺め  整備された園内(後方は比良山系)  

     
 モズ  アオサギの営巣  シジュウカラ
     
 オオルリ  ハシビロガモ  コガモ
     
 オオバン  ヒドリガモの群れ  カルガモ
     
 ヨシガモ  ハシビロガモの群れの飛翔  

その他

     
 ウワミズザクラ  ノウルシの群落  このような亀が多数甲羅干し


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