2)信州スキー遠征(乗鞍高原スキー場、ブランシュたかやま) : 2014年2月9日〜2月12日  2014年花・鳥・その他に戻る
 
山の会の清水さんと信州スキーの遠征を行った。4日間とも晴天に恵まれた。ブランシュたかやまからの眺望は特に素晴らしかった。いつもははっきりとしない妙高山が白く輝いていた。白樺湖では、富士見台を朝早くに訪れ、霧氷とアルプスの眺望を楽しんだ。

@乗鞍高原スキー場 2014年2月9日〜2月10日
7時、菩提寺PAで合流し、名神、中央道を走る。恵那ICを過ぎた頃から「飯田以降雪のため通行止め」と表示が出た。なんとかなると話し合ううちに、通行規制は、伊那IC〜伊北ICになっていた。伊那ICで降り、県道で伊北ICまで迂回後、松本ICまで走る。下りたあたりも、30〜40cmの積雪がある。新島々、稲核ダム、奈川渡ダムを抜ける。進むにつれ、雪も深くなっくる。予定より遅れ、目的の乗鞍高原スキー場下の宿舎「ペンション・カムス」には着いたのは、12:00だった。早々に着替え、ロマンスペアリフトで夢の平にあがる。ここからは、高天ヶ原(2826m)と剣ヶ峰(3026m)のピークが見えた。更に第一クワッド(1415m)で三本滝、第3ペアリフト(423m)で最高地点に到着する。最初の滑走で、一番下まで滑り、レストランで昼食をとった。
 かもしかコース(1000m 32/35°)、夢の平コース(800m 7/10°)、木の陰コース(800m 23/26°)、パノラマコース(980m 9/24°)、エキスパートコース(600 15/24°)、鳥居尾根コース(1500m 21/30°)、ダウンヒルコース(400m 21/30°)、スカイラブコース(700m 14/16°)等、ほぼ全てのコースを試した。後半には、晴空になり、一層気分良くなった。 夕食はフランス料理で、メインディッシュは信州牛のフィレ肉、しゃれた内容だった。風呂は、無色透明の温泉で、ゆったり気分で入浴し、疲れを取ることができた。
 翌日は、朝一番乗りでリフトに乗り、昨日のコースを滑る。ゲレンデのコンデイションは更によくなっており、気分良く滑ることができた。予定通り、12時にスキーを終え、次の目的地、白樺湖へ向かう。高速は、諏訪から甲府まで通行止めだった。諏訪ICで降り、茅野に出て、翌日の食料を市内で購入した。白樺湖までは、除雪が完璧で、湖畔のホテル「パイプのけむり」に問題なく着くことができた。
   
 夢の平付近(後方は高天ヶ原(2826m)と剣ヶ峰(3026m))  夢の平コース

Aブランシュたかやま 2月11日〜2月12日
 朝からきれいに晴れ渡り、すがすがしい気分になる。清水さんのお薦めで、霧ヶ峰の富士見台まで向かう。大門峠からは、アイスバーン化した道であったが、問題はなかった。途中、ススキやカラマツの霧氷が綺麗であった。一部分だけ、霧氷が見られる。富士見台からは八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスがきれいに見えた。手袋をはずすと指の動きがぎこちなくなる。カメラも、電池が十分働かくなくなってしまった。
霧ヶ峰富士見台と途中の霧氷
 
 左から、蓼科山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス

カラマツの霧氷 すすみの霧氷 車山山頂

撮影を終了後、途中、霧氷を撮影し、Kさんの待つブランシュたかやまへ向う。道は、氷もなく、問題はなかった。駐車場に車を止め、Kさんと再会する。無料休憩所の、スペースを確保し、荷物を運び込む。この休憩所、床暖房が24時間で、快適、10日も寝泊まりしてスキーを楽しむ常連客がいる。首都圏に近く、晴天率が極めて高い上、そしてボーダー不可ということでスキーヤーには人気がある。早速に準備をし、コースを滑る。パノラマコース(1300m 17/25°)、スラロームコース(1300m 18/26°)、ロマンチックコース(1580m 13/20°)、ジャイアントコース(1520m 14/23°)、上級者コース(コブ600m 18/30°)がメインである。私は4度目の訪問ということになり、一応、全てのコースをよく知っている。来るたびに、経験するコースが増えてきた。
 最高点からの展望は、一級品だ。東〜北への展望では、浅間山、阿四山、根子岳、草津白根山等の信越国境の山々、妙高山、火打山、焼山、高妻山、戸隠山、戸隠山群がきれいに見える。午後になり、冨士山も八ヶ岳のすそ野に見えてきた。霧ヶ峰、美ヶ原、目の前の蓼科山も含め、日本百名山中の25山近くが確認できた。南アルプス、北アルプスそして北関東の山々のピークも加えれば、さらに10山を加えることができそうだ。
夜は休憩場の中で電気で湯を沸かし、カップ麺やパン等の夕食を摂り、シュラフにくるまって寝る。
 翌日も快晴、朝一番からリフトに乗って気持ちよく滑る。昼までの半日だったが、貪欲に全コースを滑る。朝はコースも手入れされ、気持ちの良いスベリができた。
 12時半、スキー場を出発し、国道8号線の新和田峠経由岡谷ICから、中央道を走った。 右手には、中央アルプの宝剣岳、千畳敷カール そして空木岳、赤梛岳、南駒ヶ岳が間近に連なっていた。南アルプスは、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、塩見岳、東岳、荒川岳、赤石岳、聖岳と3000m級の山々が素晴らしい山容を誇っていた。まれに見る景観だった。駒ヶ岳SAで遅い昼食をとり、菩提寺PAへは17時に着いた。ここで別れた。清水さん、ご苦労様でした。

ブランシュたかやま、最上部からの展望
     
 浅間山〜阿四山  八ヶ岳  蓼科山
     
 車山(霧ヶ峰)  妙高山  北アルプス(右から、立山連峰〜穂高連峰)

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作成日:2014年3月5日