6)山の辺の道(奈良) :2014年3月29日 2014年花・鳥・その他に戻る 、 山の辺の道は、大和の古代道路のひとつである。奈良盆地の東南、三輪山のふもとから東北部の春日山のふもとに至る道で、盆地の東側、春日断層崖下を山の裾を縫うように南北に通ずる古道である。古事記では、崇神天皇の条「御陵は山辺の道の勾の岡の上に在り」、同じく景行紀には「御陵は山辺の道上に在り」とある。この山辺の道は、弥生時代後期、布留遺跡と纏向遺跡を結ぶもっとも古い道であった推測されている。その全長は約35kmであるが、特に南部には、古道の痕跡や景観が残り、一般的なハイキングコースとして親しまれるのは、天理市の石上神宮から桜井市の大神神社付近までの約15kmであって、その多くが東海自然歩道となっている。また、山の辺の道は、山林、集落、田畑の間を縫うように通っている。田畑の間を抜ける際にはその眼下に奈良盆地が大きく開けており、生駒山や二上山、そして葛城・金剛の連嶺を背景に、大和三山が眺望できる。(ウイキペディアより抜粋加筆) 奈良近鉄桜井駅9:40−金屋の石仏−三輪山平等寺−大神神社10:40−三輪駅の今西酒造11:10−大神神社11:40−狭井神社−桧原神社(12:10〜12:50)−景行天皇陵13:25−崇神天皇陵14:00−黒塚古墳14:12-JR柳本駅14:20 全長 10.3km 所要時間(休憩時間を含まず) 3時間40分 地元山の会の3月例会である。桜には早いと思っていたが、何の何の、見てくれ通りの豪華さだった。神社近くの小高いところからは。満開に近いサクラ越しに、耳成山、畝傍山、天の香具山の、飛鳥三山を見ることができた。奈良の銘酒、今西酒造にも立ち寄り、お酒を購入した。曇りの天気がはずれ、汗ばむほどの陽気になった。 一人が集合時間に遅れ、出発は9:50になった。表示に従い、桜井市内を北に進む。しばらくして、案内表示に従い、右折して東に進む。まだまだ街中だ。左折して北に方向をかえ初瀬川(大和川)の川岸に出る。馬井手橋を渡ると、川岸はサクラ祭りの準備で、ボンボリが吊られ、開花が始まっている。細い道とやや古びた家屋敷を進むと、金谷の石仏に出る。石棺の蓋だともいわれ、右に 左に身ロコ菩薩が彫られている。平等寺に着くころに、遅れていた一人が追いついた。お寺は桜も咲いて、塔もあり写真を撮る。これから出てくる寺や神社は、古来より多くの逸話や由来があるが、割愛する。大神神社は、三輪山をご神体としており、狭井神社の境内から300円を支払い、山頂まで登ることができる。広い境内、大きな社、境内の大きな杉と圧倒される。ここで、三輪駅に方向をかえ、今西酒造に向かう。古い造り酒屋で、全国の居酒屋で味を確かめることができる。生酒と梅酒を買う。酒のかすを買う人もいる。また来た道を引き返し、大神神社から狭井神社に向かう。その直前に、サクラがひときわ素晴らしい小高い丘がある。一面、サクラの花で奈良盆地が見渡せる。サクラを前景に、耳成山、畝傍山、天の香具山の大和三山が一望できる。元の道に戻り、狭井神社を見学後、皆を追っかける。の表示あたりで、サクラの素晴らしい公園がある。ここでも撮影し、さらに一行から遅れる。、桧原神社までは、のどかな道で、所々に梅やその他の花々がにぎやかである。、桧原神社で昼食休憩となる。皆、思い思いに場所を確保、持参の弁当を広げる。この境内は、鳥居越しに二上山が見え、雄山と雌山の間に夕日が見える、夕焼けスポットである。この辺りから、道は、さながら果樹園の連続となる。あちらこちらにある無人販売所には、甘夏、みかん、野菜が並べられている。一袋、百円、お手頃で人気が高い。写真に適当な風景の中、おしゃべりに花が咲く。桧原神社と景行天皇陵の間には大相撲発祥の地と伝えられる 相撲神社があるが、立ち寄らなかった。景行天皇陵、崇神天皇陵を過ぎ、終点の柳本駅には、予定より早く着いた。崇神天皇陵の堀には、マガモ、カルガモ、カイツブリガが見られた。
![]() ![]() 大神神社解説 (ウイキペディアより): 作成日: 2014年3月31日 |