40)京都府立植物園 :2019年10月23日、2019年花・鳥・その他に戻る、2019年チョウのページに戻る 京都府立植物園は、 京都市街北部の左京区に位置し、東は比叡山、東山連峰を望む。西に加茂の清流、北は北山の峰々を望むことが出来る。日 本で最初の公立植物園として、1924年(大正13年)1月1日に開園した。1946年(昭和21年)から12年間は、連合国軍に接収され閉園されたが、1961年( 昭和36年)4月に再開した。園内には面積24ヘクタールの広大な敷地に約12000種類、約12万本の植物が植えられている。日本の四季の花が見られる 花壇や洋風庭園、熱帯植物を集めた温室がある。北半分は半木(なからぎ)の森と呼ばれる自然に近い森を利用した生態植物園などがある。園内のツ バキ園やサクラ園は必見である。 秋の京都府立植物園を訪れた。植物園はたくさんの人で溢れ、みな思い思いに花に見入っていた。大きなカメラを持った探鳥会の人も見かけた。菊花展も開催されていたが、蕾のものが多く、まだまだこれからの様子だった。秋の花に吸蜜するチョウも多かった。バラ園では白やピンクの花が咲きそろい華やかな雰囲気を漂わせていた。行楽日和で、小学生や幼稚園児も楽しそうにしていた。 京都駅から地下鉄に乗り、北山でおりる。駅からすぐに北山口に行くことができる。70歳以上は無料で入園できる。入口で園内の見取り図と、今見られる花のポイント案内図を入手して歩きだす。園内は、色とりどりの花が迎えてくれる。花に誘われ、右回りに園内を歩く。 ・ワイルドガーデンはキバナセンニチコウ、ジニア、などなど花盛り。その反対にはコスモスが美しい。ツバキ園は蕾がついた種類もある。時期が過ぎている。針葉樹林帯を左手に進み、四季彩の丘にはシクラメンの種類が何種類か咲いている。週刊見頃情報や立て札に花の名前が書いているが、聞きなれない名前ばかりですぐに頭の中から消える。春に比べ、秋の花は覚えが悪い。時々、キチョウやテングチョウに出会う。 ・サクラ林は、秋から冬に咲くサクラが何種類か見られる。
サクラ園を過ぎ、神社の傍の池で一休みする。池越しのモミジ(紅葉にはまだまだ)に、カワウソがとまってくれた。 ![]() ![]() 大芝生地にはたくさんの小学生や園児が腰を下ろしている。賑やかである。森のカフェ近くでは、ウラギンシジミやモンシロチョウ、キチョウも観察された。探鳥会の数人が鳥の追っかけで忙しそうである。一旦、植物園会館に入る。お菓子の休憩をとる。しばらく休んだ後、西洋庭園の目玉のバラを鑑賞する。春先とは違った雰囲気で、秋晴れに映える。 ![]() ![]() バラ園を突き抜け、沈床園でコスモスを撮影後、菊花展示場に出た。まだ咲いていない種類も多く、11月にならないと揃わない。年々秋が遅くなり、今年の富士山の初冠雪は前日の10月22日で22日遅れだったと朝刊に出ていた。 ![]() ![]() 定番の鑑賞温室と植物生態園は残念ながら省略した。 チョウは、
その他、ウラギンシジミ、テングチョウ、キチョウ、モンシロチョウ、アカタテハ、ヒメアカタテハといったところが観察された。 A相国寺 その後は、相国寺に行き、鳴き龍や襖絵、枯れ山水を楽しんだ。 ![]() 2019年花・鳥・その他に戻る、2019年チョウのページに戻る 作成日: 2019年10月25日 |