5)京都府立植物園 :2021年2月2日、2021年花・鳥・その他に戻る
 
京都府立植物園は、 京都市街北部の左京区に位置し、東は比叡山、東山連峰を望む。西に加茂の清流、北は北山の峰々を望むことが出来る。日本で最初の公立植物園として、1924年(大正13年)1月1日に開園した。1946年(昭和21年)から12年間は、連合国軍に接収され閉園されたが、1961年(昭和36年)4月に再開した。園内には面積24ヘクタールの広大な敷地に約12000種類、約12万本の植物が植えられている。日本の四季の花が見られる花壇や洋風庭園、熱帯植物を集めた温室がある。北半分は半木(なからぎ)の森と呼ばれる自然に近い森を利用した生態植物園などがある。園内のツバキ園やサクラ園は必見である。

  昨年は何度も訪れる機会があった、今年も機会があれば訪問したいと思っている。2月に入りウメやロウバイの便りが聞かれるようになった。今回は2時間余り、温室で開かれているらん展や鳥たちを楽しんだ。セツブンソウも咲きだした。

観察時間9:40〜11:40 園内全般と温室館内

3月を思わせるような陽気に加え、青空もいっぱいになった。園内は火曜日であるが、カメラを持った人でそこそこだった。特に、鳥の撮影にグループで来ている高齢者、あちらこちらで絵画を楽しむ人の割合が多かった。正門から入り、館内地図と見所の印刷された1枚の説明書を片手に反時計回りに歩いた。あちらこちらで餌をあさる鳥の写真が撮れた。植物生態園ではセツブンソウが咲き始めた。

植物生態園のセツブンソウ
 後半になって観覧温室に立ち寄り、愛好者が丹精込めて育てたランの花を楽しんだ。サルの顔が見られるドラクラ・ギガスは今の時期の売りの一つだ

ドラクラ・ギガス サルの顔

途中にある、高山植物室では昨年に大きく植え替えが行われ多様で、大変に魅力的な名前の株が植えられていた。今年は春にぜひとも訪問してみたい。
唯一咲いていたミチノクコザクラ(高山植物室)
ミチノクコザクラ

この春には、植物生態園のレンゲショウマ、キレンゲショウマも候補にしている。
   
 ソシンロウバイ  ロウバイ  ユキワリザクラ  トキワマユミ アリドオシ 

ラン展示会と温室内のラン
入選作品、エントランス

         

園内で撮影した鳥たち。目の前で動き回り、
ジョウビタキ

ヤマガラ

         
ジョウビタキ(オス)  ヤマガラ   ジョウビタキ(メス)   

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作成日: 2021年2月4日