11)青春18きっぷ・木曽路(藪原〜奈良井) : 2007年9月1日 2007年花・鳥・その他に戻る、2007年チョウのページに戻る
青春18きっぷを買い、中山道を歩いた。藪原から奈良井の宿までは、中でも有名なコースで、峠を越えるハイキング道である。途中の鳥居峠は、トチノキが多く、石碑が立っている。奈良井の宿に入ると、さながら過去にスリップ、昔の宿場町を体験できる。チョウも多く観察できた。日帰りで大変ではあったが、予定がスムーズに進み帰ることにした。
木曽11宿の中でも難所・鳥居峠を挟んだ藪原宿と奈良井宿は、峠越えを前に旅人をくつろがせる宿場町として、大きな賑わいを見せていた。伝統工芸が現代に息づく藪原宿、町並みが保存された奈良井宿、どちらも見どころが多い。旧薮原宿にある尾張藩鷹匠役所跡は見晴らしが良く、景色を楽しむ事ができる。奈良井宿は、奈良井川に沿う約1kmの旧中山道沿いに旅籠の軒灯・千本格子など江戸時代の面影を色濃く残す町並みが保存され、まるで江戸時代にタイムスリップしたようである。町並みには楢川歴史民俗資料館、元櫛問屋の中村邸、慶長年間から明治維新まで約270年間問屋を務めていた上問屋史料館、総檜造りの木曽の大橋など見学スポットもある。国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、平成元年には建設大臣の「手づくり町並賞」を受賞している。
守山駅−米原駅−名古屋駅−中津川駅(9:36/10:16)−藪原(11:45)−歩きで 峠横の丸山公園測候所跡(12:51〜13:02)、丸山公園(13:20)、峠茶屋跡(13:30)−奈良井宿(14:20)−奈良井駅(15:08)−中津川(16:26/16:39)−金山(17:55/18:24)−米原駅(19:40/19:56) −守山駅
守山駅6:16の列車で出発、米原駅で乗り換え、名古屋8:08に着く。列車はそのままで、10分後に発車した。中津川に9:36に着くが、乗り換えで40分の時間ができた。さっそく、駅を出て、川そばを歩く。幸運なことに、ギンイチモンジセセリに出会う。初めてで、これ以降お目にかかれない。1時間半余りの乗車で藪原に到着する。ここから奈良井までは歩きになる。途中、鳥居峠を越える。現在も難所に変わりは無く、冬場は危険なため、避けたほうが良いとされている。藪原を11:45に出る。あったりは花々が咲き、幸先良い出足となる。次第に坂道になって、勾配のあるところもある。鳥居峠には1時間はかかる。途中は、トチノキの群の石碑があったり、チョウが良くあらわれ、見どころもあってあっという間だ。緑が鮮やかで、苦にはならない。歩くこと2時間半で奈良井の宿に着く。観光客も多く、街並みに心惹かれる。ヒノキの木曽の大橋を見て、漆塗りのヒノキの器を購入する。40分余りを見学に当て、1日の予定ww予定を終え、列車を乗り継ぎ帰った。
チョウであるが、道中でたくさん見つけることができた。ジャノメチョウ、ウラギンスジヒョウモン、ウラギンヒョウモン、ミドリヒョウモン、メスグロヒョウモン、コミスジ、ホシミスジ、キアゲハ、モンキチョウ、イチモンジセセリ、中津川のギンイチモンジセセリなどである。
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鳥居峠への道標 |
鳥居峠のトチノキ群 |
峠道 |
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奈良井宿 |
総檜つくりの木曽の大橋 |
奈良井宿の家並み |
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ソバナ |
キツリフネ |
キツネノカミソリ |
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ツリフネソウ |
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出会ったチョウ
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ギンイチモンジセセリ |
ウラギンスジヒョウモン |
ジャノメチョウ |
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メスグロヒョウモン |
ホシミスジ |
ギンボシヒョウモン |
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作成日: 2014年10月22日 |