4)屋久島: 2007年3月3日〜3月6日  花・鳥・その他に戻る
 
屋久島には3度の訪問になる。最も印象に残っているのは、宮之浦岳と永田岳登山で、ヤクシマシャクナゲが咲き誇る6月に訪問した時である。いつも同じ、料理民宿に宿泊する。宿も気を使ってくれ、2間続きの部屋を用意してくれた。料理はおいしく、同行した息子も満足してくれた。メインは縄文杉見学、加えて白谷水雲水峡、ヤクスギグランドなどを加えた。苔むす森は、悠久の時を感じさせてくれる。また、いくつかある滝も見ごたえがある。

@3月3日白谷雲水峡
A3月4日縄文杉
B3月5日島内見学、滝
C3月6日

@3月3日白谷雲水峡

白谷雲水峡は宮之浦川の支流、白谷川の上流にある面積423.73ヘクタールの自然休養林で、宮之浦から約12キロメートル、標高620メートルのところに入口がある。花崗岩の浸食によって形成された太鼓岩などの巨岩が広がり、原生林に蔽われる。この原生林は一般に知られる屋久杉の密集地帯に移行する段階で、照葉樹林の仲間であるウラジロガシ、イスノキ、タブノキなどと共にツガ、モミなどの常緑樹林が混生する。弥生杉は樹齢3000年を誇る杉の巨木で、同渓谷のシンボルとなっている。江戸時代に花崗岩でつくられた楠川歩道は、数百年経った現在でもしっかり残っている。「もののけ姫の森」と呼ばれる森の辺りは、映画「もののけ姫」の森のイメージになっている。標高979メートルの辻峠にはベンチがあり、ここから、標高1050メートルの太鼓岩は、宮之浦岳が見渡せ、足元には小杉谷周辺の安房川を望むことが出来る。(ウイキペディア、観光案内より)。この後、屋久島の世界遺産登録によって、観光客は大幅に増え、九州を代表する渓谷の一つになった。

コースと時間
 白谷雲水峡入口(12:20、12:25出発)−さつき吊橋− (楠川歩道)−苔むす森− 辻峠(13:28)−太鼓岩(12:37〜13:48)−辻峠(13:58)−もののけの森 −白谷小屋(14:18〜14:22)− 原生林コース−三本槍杉(14:48)−二本杉(15:08)−さつき橋(15:10)−弥生杉(15:20)−白谷雲水峡入口(15:39)  
  歩行時間 3時間  (右は観光地図を引用)

関西空港を出発、屋久島空港にてレンタカーを借り、白谷雲水峡を目指す。駐車場に車を止め、辻峠を目指す。渓流沿い、苔むすあたりの樹木や岩をみながら、楠川歩道を進む。江戸時代に石が敷き詰められたものとは思えないほどだ。
時々、ヤクシマシカに出会う。1時間ほどで、辻峠に着く。ここからはひと登りで太鼓岩だ。宮之浦岳は雲がかかり、山頂は見えなかった。一休みの後、辻峠、白谷小屋に戻り、原生林コースに入る。坂道をいったん登ることになる。三本槍杉、三本杉、二本杉と空を突き上げる大木に感心する。一旦は、先の歩道に戻り、しばらくして、弥生杉の道をたどる。太い幹、樹齢3000年といわれる老大木に圧倒される。早朝に、自宅を出発、今日はこれくらいにして、料理民宿に向かった。
 

     
 くぐり杉  苔むす歩道   三本槍杉
     
太鼓岩にて  弥生杉  

   
 ヤクシマジカ  

A3月4日縄文杉



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作成日: 2014年4月15日