104)守門岳 1,537m:2015年10月11日 元に戻る、山の記録に戻る 日本三百名山に戻る 守門岳(すもんだけ)は、新潟県魚沼市、三条市、長岡市にまたがる第四紀火山である。 袴岳を主峰に、青雲岳、大岳との三峰からなる越後の名峰のひとつである。標高は袴岳の1537.2m。日本二百名山の一つでもある。登山道沿いには、樹齢約300年を超えるブナの原生林が広がり、様々な野鳥が棲息し、青雲岳山頂一帯にはヒメサユリ、ニッコウキスゲ、シラネアオイなどの高山植物も見られる。 また眼下には、越後平野が広がり、その奥に佐渡島、背後にそびえ立つ浅草岳・越後三山といった名峰連山の眺望は、登山ファンを魅了している。 およそ240万年前〜170万年 前に活動した安山岩質の成層火山である。西側より、大岳、青雲岳(あおくあおくもだけ)、袴岳の三つのピークで構成され、総称して守門岳と称する。雪消えが遅く、頂上付近の大雪庇で知られる。登山道は合わせて6コース整備されている。代表的な3コースを紹介する。大白川コースはJR只見線大白川駅から守門川に沿って、大原スキー場に向かう。スキー場上にある牧場跡地の車道終点に登山口の標柱がある。登山口より約1時間でエデシと言われる展望の良い所に出る。痩せ尾根の急登を登ると視界が開け越後三山が見えてくる。やがて緩やかな傾斜になると三ノ芝と呼ばれる所に着く。東側に浅草岳が眺望出来る。二の芝、一の芝と登り袴岳に着く。山頂からは越後三山、浅草岳、会津の山々、飯豊連峰、佐渡島まで見えることがある。所要時間は往路約3時間30分。(ウイキペディアより) 宿(6:50)−守門岳大白川登山口(7:10出発)−稜線出合(7:40)−エデシ尾根(急登)−藤平分岐(8:53)−守門岳(袴岳)山頂(9:40〜9:50)−藤平分岐(10:40)−尾根出合(稜線出合)(11:42)−登山口(12:07) 大白川大雲沢ヒュッテ泊 歩行時間:4時間57分(含む休憩時間、約40分) 朝、小雨模様になる。Kさんは不参加、Yさんとの登山になった。、尾根に出るまでの30分は登山道沿いに樹齢約300年を超えるブナの原生林が広がっていて、一部黄色く色づいている。岩あり、ぬかるんだところありで歩きにくい。結構な急坂である。ブナ林帯を抜けると、尾根に着き、眺望が開けてくる。ここからは、岩場の急登が1時間余り続く。根っこやロープを頼りにゆっくりと高度を上げる。小雨もやみ、9時前には曇り空になった。高度を上げるにつれ、明日登る浅草岳や奥只見の山々が見えてくる。やがて緩やかになり上祝沢源流の滝ノ沢に出る。沢を渡ってしばらく行くと大草原、草モミジの三ノ芝だ。この際上部で、藤平尾根の分岐に着く。この頃には雨もすっかり上がり、明るくなってくる。小さなピークの小烏帽子岳を越え、、草原の二ノ芝、一ノ芝を通り、最後に一登りして守門岳山頂に着く。南方向には浅草岳、さらに右手奥には、雲で一部隠れた越後三山が雲海の上に見える。山頂には、祠があって、二等三角点が設置されている。風が強く、体が冷えてくる。撮影を済ませ、早々に下山する。曇り空ではあるが、結構な眺望であった。ぬかるみの下山は滑りやすく、慎重に足を運ぶ。迎えの時間の約束を伸ばそうと連絡するがうまく通じない。結局、送ったにもかかわらず駐車場で長い間待ってもらうことになってしまった。Kさんすみません。下山はやはり早く、エデシ尾根を離れ、ブナ林をでて駐車場には2時間10分強で下りることができた。
行程MAP (国土地理院の地図を引用) 元に戻る 山の記録に戻る 日本三百名山に戻る 作成日: 2015年10月18日 |