20)青葉山 693m : 2004年4月3日 関西百名山、ミスミソウ、関西百名山に戻る |
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青葉山(あおばさん、あおばやま/国土地理院)は、福井県大飯郡高浜町と京都府舞鶴市にまたがる山。東峰(693m)と西峰(692m)の2峰からなる双耳峰であるが、国土地理院の地形図では東峰に山名の記載があるため、これに従うと標高は693mである。いずれの山頂も高浜町に位置する。高浜町の最高峰。若狭富士の異称を持つ。東部海岸から眺める山容が秀麗な景観を見せる。
由良ヶ岳登山は東峰、西峰と歩いたが、その後の青葉山も同じであった。1日のうちに双耳峰の2山を登るのも何かの縁である。山の中腹にある西国三十三所第29番札所である松尾寺の駐車場で400円を払い、さっそく西峰を目指す。本堂横の登山道を進む。樹木の中の歩きがしばらく続く。急登が始まるが、尾根に出れば10分程度で西峰に着く。西峰は行場のある岩場で、眺めは抜群である。北は若狭湾の海岸線が迫り、南は若丹国境の山々や京都北山が望める。お昼を食べながらの観察であった。次に東峰に向かう。クサリ場がある岩場の上り下りで結構気を使う。20分弱である。足元にはピンクや白のミスミソウが結構咲いている。東峰からも同じような眺望であるが、西峰よりはやや劣る。南の高野集落が見渡せる。山頂には、奥の院の青葉神社が鎮座する。そこそこに休みを取り、また西峰に戻る、西峰からは一気に松尾寺に戻った。サクラの咲く境内は華やかであった。登山道では、白やピンクのイカリソウ、タチツボスミレ、スミレサイシン、ショウジョバカマなどが咲いていた。
行程マップ (国土地理院の地図より引用) 関西百名山に戻る 作成日:2016年11月9日 |