32)長老ヶ岳 917m : 2003年4月12日 関西百名山、京都府の山  関西百名山に戻る
 長老ヶ岳(ちょうろうがだけ)は、丹波高地に属する山である。長老さんあるいは長老山とも呼ばれる。京都丹波高原国定公園に選定。京都府北部では三国
岳 (959m) に次ぐ高峰で、大きな屋根型の山容を呈する。平安時代には密教寺院が百余ある霊山であったが焼討ちにあったとされ、中世には京丹波町に移
された。山頂には一等三角点「長老ケ岳」が設置されている。山頂付近にはDDIの鉄塔が立ち並び、シャクナゲやイワカガミの群生地があり、晴れた日には青
葉山、大江山など北近畿の山々および日本海、南東側には愛宕山や大峰山まで望める。登山ルートであるが、京丹波町、山頂北側の仏主、および南西側
の下乙見から登山道がある。また仏主からはDDIの管理用車道が山頂付近まで延びている。(ウイキペディアより)

守山駅(9:23)−京都(9:48、10:04)−園部(10:46、10:47)−JR和知駅(11:27、12:10バス)−仏主バス停(12:39、12:39出発)−ふれあいロード分岐(七色の木)
(12:47)−森林公園管理棟(13:12)−展望台(13:22〜13:25)−東屋(13:47)−長老ヶ岳山頂(14:20〜14:40、20分)−林道分岐(14:57)−仏主峠(15:04)−林
道分岐に戻る(15:10)−ふれあいロード分岐(七色の木・権現谷)(15:49)−七色の木見学−分岐(15:58)−バス停(16:05、16:22)−JR和知駅(16:47、17:25)
園部(17:56、17:57)−京都(18:49、18:59)−守山駅(19:23)
    歩行時間:2時間59分(早いペース)、休憩時間:26分

 守山駅から乗り継き、JR和知駅に到着する。30分ほどの待ち時間でバスに乗り、終点の仏主に着く。ここから登山口の長老ヶ岳森林公園に向かう。ふれあ
いロードの始まりには七色の木が近くにあるが、帰りにすることにして、公園管理棟まで25分ほど舗装道路を歩く。管理棟の裏側がスタートの登山口である。山
の地図では「長老ヶ岳」とあるが現地では「長老山」と呼ばれている。登山道は最初は階段状の道から始まるが、その先は良く整備された登山道で、アップダウ
ンもほとんどなく、歩きやすい。しばらくで6合目にあたる展望台に着く、丹波の山々が眺望できる。青葉山は残念ながら確認できなかった。あたりの雰囲気であ
るが、新緑には早いが綺麗な林の中の道である。ミズナラが主体であるが、山頂に近ずくにつれブナが主になる。登山道の林床にはイワカガミが咲いている。
下旬にかけ、その数を増やすことだろう。密度の高いことで知られている。進むにつれ花の数が多くなる。淡いピンク色に加えて、白や濃いピンクも見られる。ま
た、スミレも色どりを添える。シャクナゲは開花にはまだまだ先である。登山口から35分で東屋に出る。山頂まで2q表示とある。先には無線中継所があり、この
先が山頂である。更に30分で山頂である。イワカガミを見ながらの快調な歩きである。山頂到着、お腹に何がしか入れ、写真を撮る。山頂は北方向の見晴らし
が良いはずだが、次第にガスがかかり見えない状態だった。山頂、更に仏主峠に向かって、イワカガミが多い。見晴らしが良ければ、北山山系、愛宕山、武奈
ヶ岳、蓬莱山、日本海に青葉山、などなど陶板には書かれている。20分の休憩の後、近畿自然歩道に向かう。登りより急な坂である。相変らず、イワカガミは多
い。林道との分岐に出るが、舗装道路(近畿自然歩道)を避け、仏主峠まで山道を歩く。途中、シカに出会う。ガスがかかり、現れたのだろう。しばらくで仏主峠
に出てみると、踏みあとがなくなる。近畿自然歩道へ向かう道がわからなくなっている。無理を避け、先の分岐に戻り、近畿自然歩道を歩く。近畿自然歩道をあ
ること40分、先のふれあいロード分岐(七色の木・権現谷)に着く。七色の木(注)に寄ってみる。この木はカツラの木から六種類の木が生えているので七色と呼
ばれているようだ。大きな木から複雑に枝が伸びている。どの木がどれだかよくわからなかった。しばらくで戻り、バス停を目指した。17分の待ちでバスがあり、
JR和知駅に出た。行きもそうだが、帰りも連絡が悪い。
歩きの時間は3時間を切り、久しぶりの早いペースの登山だった。

     
 山頂写真  スギ林に黄色の花木?  七色の木の前で

注:
七色の木:
樹高18メートル、幹7メートルのカツラの木に、スギ、ケヤキ、カヤ、モミジ、カエデ、フジの6種が生育。樹齢70〜80年。京都の自然200選の一つ。
分岐からすぐ。

行程マップ

国土地理院の地図より引用)

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作成日:2017年10月17日