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2002年7月前半

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2002.7.12 - 20(fri - sat)

THE BABYS「UNION JACKS」「ON THE EDGE」もっと甘いポップス調なのかと思ってたら結構ハードだったので驚き。エッジのあるGtと適度なKeyアレンジのポップでコンパクトにまとまった楽曲。こんなに良いとは思ってませんでした。格好良い!
BROKE[N]BLUE「NORTHERN LIGHT」柔和でひんやりとした北欧ハードポップ。相当良い感じです。ただ、コレっていうキラーチューンが無いような気もして、B!藤木氏のサラリと流れていってしまうってのも何となく分かるような。
BYRNE & BARNES「AN EYE FOR AN EYE」AORの名盤と言われているらしいアルバム。やはりAORド真ん中の楽曲は僕にはちょっと淡白に聴こえてしまう。上品すぎるというか。センスの良さは何となく伝わってくるものの、名盤の程は良く分からなかったりして。
ETERNAL TEARS OF SORROW「A VIRGIN AND A WHORE」Keyを大胆にフィーチュアしたメロデス2nd。前作でも僕のツボをビシバシ突いてきましたが、今作はそれ以上。騒々しさを抑え、より整合感を増したゴシック寄りの楽曲を、冷やかな音色のKeyが盛り立てます。素晴らしい!HIMやENTWINEの路線とはちょっと違ってデスの趣きが残ってるあたりはDARK TRANQUILLITY的かも。キャリアを重ねて独自のスタイルを築いてほしいバンドです。
GOLDEN FARM「ANGEL'S TERS」スペインのメロハー。ドラマティックなKeyイントロで始まる超爽快チューン"I CAN'T TELL YOU"でいきなりKO。エッジのある哀愁アップテンポ"FIRE AND ICE"も良いなあ。その他も良質メロハー曲多数の好盤。
NOCTURNAL RITES「AFTERLIFE」北欧メロパワのVo.が変わっての4th。好き嫌いはともかく癖のあった前任Vo.とは違い、ストレートで力強い歌唱力のあるオーセンティックなメタル・ヴォーカリスト。それに合わせてかどうかは知りませんが、楽曲の方も前作までのアクが抜けたようで、洗練され、かつメタリックになってます。一皮剥けた感じ。メロは相変わらず素晴らしい。
SILOAM「SWEET DESTINY」カナダのクリスチャン・メロハー1st。明るくキャッチーなLAメタルスタイル。ちょいレアですが、これといった曲はありませんねえ・・・。悪くは無いですが。2ndの「DYING TO LIVE」では哀愁メロハーに化けて、なかなかに素晴らしい楽曲を聴かせてくれます。
SILVER「S.T」GARY BARDEN、BERNIE TORME、DON AIREY、MICHAEL VOSSという、ちょっとしたスーパープロジェクト。華やかさは欠けるものの、渋い哀感を発する落ち着いたメロハーで、かなり良い感じ。ゲイバーの歌唱は相変わらずですが、流石に歌メロのセンスはグッドです。
SNAKES IN PARADISE「DANGEROUS LOVE」1作ごとにレーベルを変わりつつも細々と佳作をリリースする愛すべきメロハーバンド。デヴィカバ風の渋い歌い回しのVo.が唄う、時折渋さを感じさせるメロディは今作でもなかなかの出来。多分、いや絶対ブレイクはしないと思うけど頑張って欲しいですね・・・。
STEELER「STRIKE BACK」AXEL RUDI PELL在籍バンドの3rd。ザクザクとリフを刻む多少荒削りなヨーロピアン正統派HM。次作で結実する彼らのスタイルが固まりつつある感じで、キャッチーでタイトにまとまった雄々しい楽曲が見受けられます。格好良い!
TESTAMENT「FIRST STRIKE STILL DEADLY」彼らが一番輝いていた初期2作をセルフカバーしたアルバム。いやあ、判ってるバンドはやる事がツボを突くねえ。しかし改めて聴くに、ホンット素晴らしい楽曲揃い。帰宅途中に聴いてたんですが、思わずヘッドバンギングしてしまいそうになる衝動を抑えるのに大変でした。1曲目の"FIRST STRIKE IS DEADLY"なんてまるでARCH ENEMY。ARCH ENEMYファンでTESTAMENTを聴いた事の無い人がいたらこのアルバムは必聴でしょうね。
U.D.O.「MAN AND MACHINE」ウド御大の新作。ジャケが「OBJECTION OVERRULED」みたいなのはさておき、このアルバムでも硬質感と心を熱くさせるメロディを備えた円熟のスタイルは健在。

今日の入手CD
■ヤフオク/BLACK 'N BLUE「NASTY NASTY」/CLOUSEAU「ADRENALINE」/DREAMTIDE「HERE COMES THE FLOOD」/浜田麻里「LUNATIC DOLL」「RAINBOW DREAM」「PROMISE IN THE HISTRY」■社販/DWAYNE FORD「NEEDLESS FREAKING」/TESTAMENT「FIRST STRIKE STILL DEADLY」■KINGDOM OF MADNESS/MANNERHEIM「S.T」/PEOPLE「HIGHER」■通販M/48 CRASH「SOME LIKE IT HOT」/LEE AARON「S.T」/本城未沙子「VISUALIZE II」/MICHAEL SEMBELLO「BOSSA NOVA HOTEL」/MICHAEL W. SMITH「I 2」/TANDYM「CITY OUT OF TIME」■関内DISK UNION/ANATHEMA「ALTERNATIVE 4」/BATTLEZONE「CHILDREN OF MADNESS」/DC WORLD「S.T」/EVA「THE ONE」/GASKIN「END OF THE WORLD/NO WAY OUT」/KERRY LIVGREN'S AD「ART OF THE STATE」/MADRIGAL「I DIE,YOU SOAR」/THE TUBES「S.T」■横浜DISK WAVE/BLACKMORE'S NIGHT「FIRES AT MIDNIGHT」/BLINDMAN「TURNING BACK」/DEMON DRIVE「HEROES」/陰陽座「煌神羅刹」


2002.7.11(thu)

TWISTED SISTER「COME OUT AND PLAY」ナリは馬鹿馬鹿しくても実はキャッチーでメロディアスなHRをやってるというバンド。なんかこのアルバムでは良く言えば整合感のある、悪く言えばちょい地味な印象の楽曲が多いような。出来は良いですが。ただ、1曲目の"COME OUT AND PLAY"の勢いは最高に気持ち良いです。
MICHAEL W.SMITH「I'LL LEAD YOU HOME」大物CCMアーティストの95年作。アコースティックなアレンジのハートウォーミングで落ち着いたメロディック・ロック。

今日の入手CD
■ヤフオク/BROKE[N]BLUE「NORTHERN LIGHT」


2002.7.08 - 10(mon - wed)

BRONZ「TAKEN BY STORM」マックス・ベーコンがVo.の英国産メロハー。適度に哀愁を含んだ"SEND DOWN AN ANGEL"、"HARDER THAN DIAMOND"等が良い感じ。
PARADISE「LIGHT THE FIRE」LOVERBOYのkeyとKICK AXEのVo.のバンドという事で。分厚いアレンジのメロハーで、楽曲はかなりハイレベル。Gtのセンスが良く、リフもソロも印象的なフレーズが随所に聴かれます。
PRECIOUS「TO GLORY WE STEER」ジョー・リンに見い出されてブレイクしそうな梶山章率いる様式美ジャパメタ。かなりキャッチーな楽曲が多く、メロハー的にも良い感じかと。構築美が冴えまくったGtソロは流石に素晴らしいです。
TALISMAN「TRUTH」ブリブリの骨太ベースがグルーヴを生む、シンプルなアレンジのオーソドックスなHR。完全に彼らのスタイルを築いたって感じがします。
THRONE OF CHAOS「MENACE AND PRAYER」モロCOBフォロワーの衝撃デビュ−作。最初聴いた時は「ここまでパクッてええんか!」なんて思いましたが、今聴くとそうでも無いか、と。むしろハイクオリティなメロとアレンジを素直に楽しめました。ええわコレ。かっちょ良い。
THE TUBES「T.R.A.S.H.」FEE WAYBILL在籍のアメリカンロック・バンドのベスト。思ったよりハードな楽曲が多く、"DRIVIN' ALL NIGHT"、"TURN ME ON"なんかはHRといって良い位で非常に格好良いです。

今日の入手CD
■ヤフオク/LEGS DIAMOND/DIAMOND「FIREPOWER/S.T」■横浜DISK WAVE/ETERNAL TEARS OF SORROW「A VIRGIN AND A WHORE」/GOLDEN FARM「ANGEL'S TEARS」/IONA「S.T」/IONA「THE BOOK OF KELLS」/MIDNIGHT BLUE「TAKE THE MONEY AND RUN」/SILVER「S.T」/SNAKES IN PARADISE「DANGEROUS LOVE」/STEELER「STRIKE BACK」/U.D.O.「MAN AND MACHINE」


2002.7.03 - 7(wed - sun)

THE BIG EASY「S.T」ジャケだけ見るとメロコア系かと思ってしまう北欧AORの94年作。終始落ち着いて耳触りの良い楽曲でなかなか良い感じなんですが、起伏が少なくグッとくるメロもあんまし無いのですーっと流れていってしまうという感もありますね。
SAY「HEART STILL BEATS」ロング・アイランドだったんですね。知らなかった。2ndの雰囲気とはかなり違う洗練されたAORハードな音で、これはかなり良いです。特に哀愁ロマハーなタイトルトラックはモロ僕好み。確かにこの路線を2ndに求めると「ん?」ってなるような気がします。
JOHN WARREN「TAKE ME BACK」6曲入りミニ。keyバリバリのハードポップ。スーパードライのCMに使われたそうですが、なる程アレ系の楽曲です。他の曲もなかなか良いです。

3日の夜から4日の朝まで徹夜で仕事して、そのまま急遽四国に出張決定。2時間椅子で寝て、バカでかい荷物を抱えて羽田までタクシーを飛ばす。フライトの2分前にギリギリで搭乗手続を済ませて出発。新店のオープンヘルプでその日も結局朝まで。1時間程床で気絶して5日の夕方まで仕事。ヘロヘロになって妻の実家の広島へ。無茶苦茶なスケジュールで仕事した甲斐があったというか、神様は見ていてくれたというか、嬉しいご褒美がありました。6日の朝、目が覚めたら家に誰もいない。陣痛が始まったというので病院へ行くとのメモ。タクシーを呼んで急ぎ病院へ。着いて10分位で産まれました。僕の息子が。いやあ、まるで僕に合わせてくれたかのような誕生でした。悠々自適に生きて欲しいという事で「悠」と名付けました。しかし「親バカ」って言いますが、そりゃそうなるっつの。ちょっと驚きの可愛さですね。まいった。という訳で今回は猟盤も控えめに。大したモノも無く。一応目玉はSILOAM「SWEET DESTINY」ってトコでしょうか。CROSSECTIONのIMAGE 7レーベルです。

今週の入手CD
■広島キングコング/JOHN WARREN「TAKE ME BACK」■広島TKサウンド/BBMAK「SOONER OR LATER(US VER.)」/BLIZARD「BLIZARD OF WIZARD」/JUDE COLE「A VIEW FROM 3RD STREET」/SHEELA「CHANGES」/ZAPPACOSTA「INNOCENCE BALLET」■広島GLOOVIN'袋町店/浜田麻里「IN THE PRECIOUS AGE」■広島BOOK OFF/LEE RITENOUR「EARTH RUN」/REACTION「TRUE IMITATION」/TIM MINER「S.T」■広島GLOOVIN'本店/THE BABYS「UNION JACKS」「ON THE EDGE」/FAR CORPORATION「SOLITUDE」/GACKT「MARS」■広島GLOOVIN'広島駅前店/BLACK ROSE「S.T」/BYRNE & BARNES「AN EYE FOR AN EYE」/DARK WIZARD「REIGN OF EVIL」/FIREFALL「GREATEST HITS」/SERAIAH「S.T」/SILOAM「SWEET DESTINY」/VAN ZANT「II」

どこが控えめやねん、とか言わないように。


2002.7.02(tue)

MAGNUM「NO SECRETS」アメリカのMAGNUM。key入り哀愁メロハー。楽曲的にはかなりハイレベルかと。"2 SIDES OF LOVE""ANGELA"等が良い感じの哀愁アップテンポでお気に入り。カヴァーでHUGHES/THRALLの"I'VE GOT YOUR NUMBER"を取り上げるセンスが素晴らしい。
OPUS「WALKIN' ON AIR」爽快な楽曲と綺麗なコーラスが目立った「MAGICAL TOUCH」と比べると、どことなくフォーキーで郷愁を誘うメロになった感じ。これはこれで良いです。


2002.7.01(mon)

HALFORD「CRUCIBLE」誰しもが感じるように、前作では「メタル・ゴッド復活」を意図的に強調したような作風で、個人的には何か窮屈さを感じたような。で、新作ではモダンな影響を存分に取り入れながら、今彼が「メタル」だと思っている音をやってみた・・・という感じでしょうか。それが僕にとっては余計に退屈に聴こえたりするんですが。もちろん"BETRAYAL""HANDING OUT BULLETS"等、格好良いメタル・ナンバーもあるんですが、ミドル、スローのヘヴィ・チューンはなあ・・・。好きな曲とそうでない曲がハッキリ別れてしまったという印象です。
VOW WOW「V」た〜さん言うトコロの「メロハー的にも名盤」やっとこさ入手。1曲目の重厚なロック・チューンで「ん?」となったものの、スリリングなKeyのイントロが格好良い"SOMEWHERE IN THE NIGHT"で一転ガッツポーズ。スケールのでかい叙情バラード"CRY NO MORE"、勇壮なKeyリフがたまらないアップテンポ"WAITED FOR A LIFETIME"等、聴き所満載。ゴージャスさとブルーズテイストの渋さの調和がとれたメロハー具合は、87年頃のWHITESNAKEを連想したり。グッド!


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