2007年は新譜中心に聴いていたので、最近のBEST10で挙げていたアルバムと殆ど同じ順位です。この順位がそのままリピート率とほぼイコールになっているような気がします。 HIM
は最近のマンネリ化傾向を打破する気合の入ったアルバムで、久々の会心作。AMORPHISは前作に続き素晴らしいアルバムでしたが、静と動のコントラス
トがより鮮明になり、「TUONELA」のムードも併せ持つ今作の方が好みでした。NOCTURNAL
RITESも2作続けて強力なアルバムをリリースして来ましたが、こちらは前作と甲乙付け難い。THE 69
EYESも外れの無いバンドですが、哀愁アップテンポの増量によって過去最高の満足度でした。STAN
BUSHは紛れも無い最高傑作で、今年一番のサプライズな収穫。本当に素晴らしいメロハーアルバムでした。 GOTTHARDは、良いバンド
だとは思っていましたが、正直アルバム全体で楽しめたのは今作が初めて。全く隙の無いアルバムで、ライヴもまた最高でした。PRIDE OF
LIONSも彼等の最高傑作と呼べるクオリティで、天才JIM PETERIK健在をアピールする充実作でした。DARK
TRANQUILLITYも、近年の充実振りを継承する素晴らしいアルバムでした。王道メロデス最強のバンドでしょう。SYMPHONY
Xは、最近は全くノーマークだったんですが、デビュー時の衝撃を再び取り戻したかのようなアルバムでした。僕の贔屓のSHAKRAは、いつも通り手堅く出
来の良いアルバムで満足。ちょっと下駄を履かせている感はありますが、彼等には頑張って欲しいので。次点のPORCUPINE
TREEは、初めて聴いたんですが、静かで淡々としつつも、どこか狂気を孕んだようなダーク・プログレな世界が非常に印象的なアルバムでした。 まだまだ色々聴けていないアルバムもあるんですが、まあ今年はこんな感じです。裏BESTは、全く発掘できていないんで今年は無しで・・・。 |