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2003年7月後半

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03.07.31 (thu)
KNIGHT CRAWLER「WORLD OF MAKE BELIEVE」アメリカのメロハー01年作。まるで80年代前半の古き良きアメリカン・プログレハード系のサウンドで、ホントに現在活動中のバンドか?と疑ってしまうくらい懐かしい感じの音。特にKeyの音色がそんな感じ。快活で抜けの良い楽曲に時折哀愁メロが絡むのが非常に良い感じ。好き。
STEEL BREEZE「PEACE OF MIND」アメリカの産業ロック94年作。初期の躍動感は無く、渋い哀愁の感じられる落ち着いたAOR調の楽曲がメイン。味わいはあるものの、ちょっとマッタリし過ぎかな・・・

03.07.30 (wed)
SILVER MOUNTAIN「BREAKIN' CHAINS」スウェーデンの様式美HRの再結成(?)01年3rd。再結成というよりは昔のデモを録音してみました、みたいなノリのようなので当然楽曲は往年の雰囲気のまま。イナたさ満点の翳りのある独特のメロにクラシカルなGtとKeyのソロが絡むという、当時のファンなら間違いなく楽しめるアルバム。JONAS HANSSONフレーズセンスも冴えてます。逆に言えばそれ以外のニーズがあるんだろうかという気もしますが・・・
STREETS「CRIMES IN MIND」元KANSASのSTEVE WALSHと元CITY BOYのMIKE SLAMERが組んだアメリカンHRの85年2nd。リリカルなKeyのフィーチュア度がアップし、哀愁産業ロック調になった感じ。かといって柔和な雰囲気でも無く、当時からキレのあるプレイを聴かせるMIKE SLAMERのGtが楽曲をタイトにしている感じ。1stより好き。

03.07.29 (tue)
CRYSTAL BALL「HARD IMPACT」スイスのメロハー01年2nd。1stはもっとキラキラした印象だったような気がしますが、今作はGt中心の音造りでハードな感じ。どことなく北欧テイスト、というかSTRATOVARIUSっぽさも感じられるフックのあるメロがなかなか良い感じ。Voの音域がちょっとヤバいのがやや聞き苦しいかな・・・
WILD FRONTIER「STICK YOUR NECK OUT」ドイツのメロハー03年3rd。WHITE LION臭さ満点だった過去のアルバムから大きく化けた印象のある好盤。適度にキャッチーなメロのドライヴ感のある楽曲が心地良く、特に中盤の哀愁メロ連発はかなり良い感じ。

03.07.28 (mon)
AFFAIR「NO SUBSTITUTE」ベルギーの正統派メロディアスハード02年2nd。PETER DE WINTのパワフルな熱唱が映えるストロングスタイルのHRで、前作よりもリフのヘヴィ度がアップした感じ。しかしサビでは濃密な憂いを帯びた歌メロを聴かせてくれる好盤。前作もパッと聴きではピンとこないんものの、何度か聴くうちに良さが染み出てくるアルバムでしたが、今作もそんな予感のする作品。地味に良いよ!
またCHESNEY HAWKES発見。あんなに探して見つからなかったのに一度見つかるとポンポンと出てくる・・・。猟盤ってそんなモンよね・・・
今日の入手CD
SWEET-MUSICARLEN SALTE「HERE I STAND」$19.97「GREAT BIG NOISE」$15.98/■五反田BOOK OFF/CHESNEY HAWKES「THE ONE AND ONLY」\750/IN VITRO「S.T」\750

03.07.27 (sun)
THE RASMUS「DEAD LETTERS」フィンランドのメロディックロック03年作。キャッチーかつメランコリックなメロにダークで冷ややかなアレンジの楽曲は、まるでMIKAEL EARANDSSONが売れ線に走って流行のメランコリック・ゴスをやったような印象。その暗くもの悲しいメロはもう胸を掻きむしらんばかりの哀愁に満ちあふれてます。ほぼ全曲素晴らしいんですが、中でもヘヴィなリフと切ないヴァースメロとの対比が印象的な"FIRST DAY OF MY LIFE"、冷ややかなバックのKeyアレンジが寂寥感を掻き立てる"IN THE SHADOWS"、絶望感漂うGtリフのメランコリック・ヘヴィバラード"TIME TO BURN"、爆発力のあるサビメロのノリノリゴシック調"GUILTY"、全編哀愁のこのアルバムの中でも最強の悲哀を発する激烈泣き系バラード"NOT LIKE THE OTHER GIRLS"といった所が超々強力。唯一と言って良い爽快で勢いのある佳曲"BACK IN THE PICTURE"さえ無ければEVANESCENCE超えてたな。惜しい!全然悪くない曲ですが、このアルバムの中では僕的に邪魔。ラストをクラシカルで荘厳な"FUNERAL SONG"で締めるセンスも良いねえ。そういや1曲目は"FIRST DAY OF MY LIFE"か。マジで良いわ、コレ。最高ッ!ジャケの雰囲気見ただけだと、こんな曲調になったのはこのアルバムからなのかな?
SEVEN AND THE SUN「BACK TO THE INNOCENCE」王道アメリカンロック02年1st。アコースティックをベースにした爽やかでポップ感覚溢れるシンプルなロック。コーラスも美しく、昨日聴いたLIFEHOUSEとTAXIRIDEの中間のような音楽性。ほんとアメリカってこういう若手がどんどん出てくるから凄いね。
今日は救急車に初めて載っちゃいました。部屋の扉を閉めたと思ったら息子が急に泣き出して、何事かと思って見てみたら、小指がグチャグチャになってるやん!パニクッって思わず119にTELして救急車を呼んでしまったんですが、落ち着いて良く見てみるとどうやら肉を挟んだだけのようで骨には影響無い様子。次第に泣きやんで、救急隊員が来た時には笑いながらお菓子食ってやがる・・・。大事をとって病院行ってみましたが、やっぱ異常無し。救急隊員の皆様、お騒がせして申し訳ありませんでした・・・

03.07.26 (sat)
FRONTLINE「AGAINST THE WORLD」ドイツのメロハー(何作目になるんだ?)の02年作。いつも良いアルバムを出しつつも不安定なアルバムリリース状況のせいか話題にならない可哀想なバンド。今作は特に力作じゃないでしょうか。JOURNEY系の伸びのあるメロディアスな楽曲に程良く哀愁テイストとGtのエッジを加えた楽曲。
LIFEHOUSE「STANLEY CLIMBFALL」王道アメリカンロック02年2nd。渋く枯れた歌声にギミックの無いシンプルなアレンジのロック。勢いでグイグイ押してくる感じでは無く、情感を込めてじっくり聴かせるタイプ。ちょっと気怠げな哀愁が漂うメロが良い感じで"AM I EVER GONNA FIND OUT"なんかは超渋くて格好良い。
今日は子供繋がりでご近所さんと飲み会。若くてカワイイママさんが・・・。なかなかに楽しい一時でした。
今日の入手CD
AOR HEAVENLEE AARON「S.T」10EUR/THE RASMUS「DEAD LETTERS」14.5EUR/THE RAVYNS「RAMNANTS」7EUR/SURGIN'「WHEN MIDNIGHT COMES」6EUR/■関内DISK UNION/APRIL WINE「FIRST GLANCE」\600/DIAMOND HEAD「LIGHTNING TO THE NATIONS」\600/KISS「CHIKARA」\2600/LION「TROUBLE IN ANGEL CITY」\500

03.07.25 (fri)
PRIDE「FAR FROM THE EDGE」BALANCE OF POWERを追い出されたIVAN GUNN率いるイギリスのメロハー01年1st。Key奏者としてよりはソングライターとしてアルバムを作ったようで、予想以上にGtのエッジが効いたダイナミックな楽曲になってます。伸びやかでメロディックなフレーズをビシバシと決めるGtのセンスが素晴らしい。爽快でキャッチーなメロにフックのあるGtソロが聴ける"HANDS OF A HEALER"、哀愁の効いた重厚なドラマティックナンバー"HOLD ON"が続く中盤が聴き所かな。良い!今のBOPより全然好きだな。

03.07.24 (thu)
AOR「NEXT STOP:L.A.」フランスのAORアーティストFREDERIC SLAMAのプロジェクト01年2nd。全くこの人はニクいばかりにツボを心得てるね。柔和でウェットな哀愁メロが僕の琴線に触れまくり。甘いテイストのメロに絡むメランコリックなGtの感触も最高。素晴らしい。ボーナストラックで前作からの楽曲が収録されてるんですが、これがまた凄まじい出来の哀愁ハードで、前作も欲しくて欲しくてたまらん。
今日の入手CD
■ヤフオク/DANCE WITH A STRANGER「ATMOSPHERE」\500

03.07.23 (wed)
DEPARTURE「CORPORATE WHEEL」アメリカのメロハー最新作3rd。新シンガーの歌唱のせいか、妙にJOURNEYっぽく感じてしまう。舞い上がるような爽快感のある"LISTEN TO WHAT I SAY"、プログレハードタッチのKeyアレンジが映える"DOWN ON MY KNEES"、哀愁のフックが効いた"EVERY MAN"等、クオリティの高い楽曲揃い。前作は前半の勢いが中盤で衰えるのが珠に瑕でしたが、今作は強烈な1曲は無い代わりに平均点の高いアルバムという印象。
MIKAEL ERLANDSSON「THE GIFT」スウェーデンの天才メロディメイカー久々の02年4th。メロの水準は軽く並のアーティストを凌駕していたものの、どうしても1st>2nd>3rdという印象は拭えず、このままフェードアウトしちゃうのかな・・・と思わせましたが、また強力なアルバムを引っさげて帰ってきました。雰囲気としては2nd以降のアコースティックなポップロック調なんですが、BEATLESライクなコンパクトにまとまったキャッチーなメロに仄かな哀愁をまぶした甘酸っぱ系の魅力的なメロが次々に飛び出してきます。良い!流石。中でもベストチューンは1stに通じる強烈な泣きを発する"STAY"かな。
今日の入手CD
■サンプル/KELLY CLARKSON「THANKFUL」

03.07.22 (tue)
TIM FEEHAN「TRACKS I FORGOT ABOUT」アメリカのAORアーティストの最新作。というか「FULL CONTACT」制作時の未発表曲集のようです。前作ではすっかり落ち着いた楽曲中心になってましたが、時代柄ハードなアレンジの楽曲が多く、BRIAN MCDONALDの作品っぽい雰囲気。メロの方はアウトテイクながらどれもなかなかの出来で、ファットでエッジの効いた爽快なメロの楽曲が楽しめるアルバムになってます。「FULL CONTACT」本編収録曲よりも良いな、と思える曲も結構ありますね。
MARK SPIRO「KING OF THE CROWS」AOR系ソングライターのソロ6th、かな?完全に自らの楽曲スタイルを確立してるだけあって、1曲目のイントロ数秒で彼独特の味わいが感じられます。今回は全体的に落ち着いた楽曲中心にまとめられていて、その淡い色彩感とどこか気怠げで仄かな哀感の漂い方はSTINGを彷彿とさせる一面も。まったりし過ぎという感もありますが、むしろこの作風の方が彼の良さが出るような気がします。彼のベスト作3rdのメロディの幅を広げたような雰囲気があるかな。

03.07.21 (mon)
ROXETTE「PEARLS OF PASSION」スウェーデンの男女ハードポップデュオの86年1st。メジャーデビューする前のアルバムですが、既に北欧ハードポップとしての魅力を凝縮して完成されたクオリティ。むしろ僕はこのアルバムが一番好き。煌びやかなKeyアレンジ、躍動するポップ感に透明感と憂いのある歌メロと文句無く素晴らしい出来。

03.07.19 - 20 (sat - sun)
H.E.A.L「THERE CAN BE ONLY ONE」メロハーだと思って買ったら、SABBATHのようなリフのヘヴィロックだったというスウェーデンのバンド6曲入ミニ。何で買ったか覚えてないですが、多分HEATと間違えたんだな・・・。こういうのストーナーっていうのかな?よく分からないですが。
今日はBBSにカキコしていただいたPREVIEWさんUnknown RoadAzさん とで横浜猟盤。事前に横浜は何も無いよ、とは言ってたんですが、本当に何も無くてお二人ともあんまし買ってなかったようで。何も無いとは言いつつも結局僕は何かしら買っちゃうんですが・・・今日の収穫はCHESNEY HAWKESの帯付きBOX入り。これは最近探してたアルバムなんでこの値段は嬉しい!タイトルトラックが名曲と聞いてたんですが、本当にコレは良い!
今日の入手CD
■横浜DISK WAVE/ANDRE ANDERSEN「CHANGING SKIN」\400/BELINDA CARLISLE「LIVE YOUR LIFE BE FREE」\100/BILLIE MYERS「VERTIGO」\500/THE CHURCH「OF SKINS AND HEART」\480/DANNY WILDE+THE REMBRANDTS「SPIN THIS」\300/KIM KYUNG HO「5TH」\1150/SILVER MOUNTAIN「BREAKIN' CHAINS」\700/■横浜レコファン/CHESNEY HAWKES「THE ONE AND ONLY」\250/CHER「BELIEVE」\250/■関内DISK UNION/AOR「NEXT STOP:L.A.」\400/BAI BANG「ATTITUDE」\600/LACRIMAS PROFUNDERE「BURNING:A WISH」\1000/THIRD EYE BLIND「BLUE」\600/■石川町バナナレコード/PRIDE「FAR FROM THE EDGE」\1200/SHANNON CURFMAN「LOUD GUITARS,BIG SUSPICIONS」\300/STABBING WESTWARD「WITHER BLISTER BURN+PEEL」\100/TONIO K.「NOTES FROM THE LOST CIVILIZATION」\200

03.07.17 - 18 (thu - fri)
PHANTOM'S OPERA「ACT IV」TERRY BROCK加入というマニアックな話題を振りまいたメンバーチェンジを敢行したものの、日本盤が出ないせいか、イマイチ忘れられてしまったような感のあるアメリカのメロハー4th。甘いメロ満載だった前作に比べ、今作ではかなりGtの比重が高くなったハードエッジなアレンジになってます。もちろんQUEEN譲りの大仰なKeyアレンジは健在ですが、どっちかというとHR的な格好良さが目立つ作風。これもTERRY BROCK効果かな?Voの方は、あまり歌唱力を活かすようなパートが無いのが残念ながら、それなりにハマってます。
KEY WEST「ONE」スウェーデンのCCM94年作。バックVoでTOMMY NILSSON参加。軽やかで爽やかな透明感のある典型的北欧AOR。ハスキーなVoの音程がちょっと怪しいのが珠に瑕。
CHASTAIN「RULER OF THE WASTELAND」何やら相当なレア盤らしいDAVID T. CHASTAINのバンド名義86年2nd。強烈なパワーと歌唱力を合わせ持つ女性Voを擁するドラマティックな様式美パワメタ。スリリングなGtプレイが切り込んでくる重量感のある楽曲も格好良いんですが、何よりも女DIOと呼ばれたLEATEHR嬢の歌唱があまりにも凄い。これぞHMの醍醐味というアルバム。DIO在籍時のBLACK SABBATHにテクニカルなギタリストが加入してパワメタ寄りになったような感じ?
RAMSES「FAITH IN REBIRTH」ベルギーの正統派HR93年作。現AFFAIRのPETER DE WINTプロデュース。頭2曲が異様に弱いんですが、それ以降結構メロディアスなHRナンバーが続いて印象アップ。なんであの曲順なんだろう・・・。まあ全体的にはそれなりの出来といった所。

03.07.16 (wed)
SACRIFICE「APOCALYPSE INSIDE」カナダのスラッシュ93年の4thにしてラスト作。緩急自在のダイナミックなリズムに乗せてキレのある硬質なリフをビシバシと決めつつ、要所で扇情的でメロディアスなリードGtプレイを絡ませるというオーセンティックなスラッシュなんですが、これが実に格好良い。同じく名盤であるDEATHの「INDIVISUAL THOUGHT PATTARNS」を彷彿とさせる切れ味。
GRAND PRIX「TEARS & SOUL」日本のハードポップ88年作。大仰なKeyアレンジが産業ロック的。メロは熱くクサい歌謡ロック風で、HOUND DOGなんかを連想させる。まあまあ良い感じ。

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