25)愛宕山 924m : 2015年11月22日 2015年山の記録に戻る、日本三百名山に戻る、関西百名山に戻る 愛宕山(あたごやま、あたごさん)は、京都市左京区北西部、山城国と丹波国の国境にあり、京都市街を取り巻く山の中で、東の比叡山と並びよく目立っており、信仰の山としても知られる。山頂に、愛宕神社があり、古来より、火伏せの神様として京都の住民の信仰を集め、全国各地にも広がっている。正月には、その年の平安と火除けを念願に多くの人出がある。三等三角点(890m)は、山頂から更に400m進んだところにある。神社より低い。 11月の例会、愛宕山の山行である。穏やかな日和で、汗をかくほどだった。登りは表参道からで、下りは7合目の水尾別れから少し下がった分岐から水尾西尾根を保津峡駅に出た。 京都駅(8:30)−(京都バス)−清滝口(9:35、9:40出発)−表参道鳥居前登山口(9:50、10:05出発)−3合目休憩所(10:30)−沢への分岐点(496m)(10:55〜11:00)−5合目休憩所(30丁−大杉、大杉大神(549m)−7合目休憩所(11:25)−水尾分れ660m(11:30)−総門840m(11:50)−社務所、広場(12:00)−愛宕神社本殿・山頂(12:10)−社務所、広場(12:20〜13:00、昼食)−愛宕神社本殿・山頂(13:10)−総門(13:25)−水尾分れ(13:40)−7合目660m(13:45)−水尾尾根分岐475m(14:00〜14:05)〜(水尾南尾根)〜府道50号(14:50)−JR保津峡駅(14:55、15:02JR乗車)−京都駅(15:22) 歩行時間4時間5分 (休憩時間1時間10分含まず)、歩行距離:11.76q 累積登高:1155m 京都駅の京都バス、清滝行に乗車した。駅前は紅葉の行楽シーズンとあって人ひとで賑わっていた。バス乗り場は長い列だったが、列の前の人で清滝行は少なく、難なく座れた。発車する頃にはさすがに満員になった。1時間の乗車になった。今年は何時までも冷え込まず、紅葉は例年に比べお粗末である。途中のバス道のイチョウも黄色くなっていない木が多かった。大覚寺を過ぎ、しばらくで終点の清滝に着く。登山口まで歩き、表参道を10:05に出発する。最初は、つづら折に歩く。老若、小さな子供の家族ずれ、身近な山だけにいろいろな人で賑わっている。少し歩くと暑くなってウインドウヤッケや上着を脱ぐ。7合目で見晴らしが良いところに来る。桂川嵐山が見られる。所々で紅葉があって、癒される。表山道は、階段(状)の道が続き、所々で石の階段になる。段差の大きなところもあって、見た目以上に足に負担がかかる。山門では直線上に道が伸び、ここまで来ればあと少しとなる。7合目の水尾の別れで右折して行けば、石灯篭がたくさんの境内に入る。神社まで、階段をもうひと登り(100段以上はありそう)すれば山頂神社だ。周辺には、休む小屋もある。今日のように穏やかな日は、ベンチや草地の上など様々なところでゆっくりと食事ができる。お湯を沸かしてもらって、カップ麺を作り、パン、コーヒと温かいもの中心に口に入れる。おしゃべりをしながらたっぷりの昼食タイムを取って、出発する。山頂の石の表示があるのではと少し探してみたが、三角点の記憶間違いで、神社が山頂というわけだった。下りは、保津峡に出る。7合目の水尾分岐まで同じ道を戻り、更に少し下った枝分かれの分岐(表示はなく、踏み跡がある)から、水尾尾根(南尾根)を下る。道には踏み跡、テープもあり、迷うことはない。前半と最後に急坂が何箇所かあるが、気をつければ大丈夫である。途中からは、愛宕山も見ることができる。最初は杉林で暗かった道も広葉樹に代わり、葉は散ってしまったおかげで明るい道に変わった。足元はシダ類の緑が敷き詰められるようになる。最後に急坂をつづら折りに下る。保津川、保津峡にかかる赤い橋、JRの列車などを見ながら道路に出る。少し戻るような形で、橋を渡り、5分ほどでJR保津峡駅に出る。屋台風のお店があって、おでんが売ってある。登山客の何人かが美味しそうに食べている。同行者が柚子を買う。すぐに電車が来たため、慌ただしく乗り込んだ。京都に出て、大阪方面、滋賀県方面と、6人が分かれ、帰宅した。
(国土地理院の地図を引用) 2015年山の記録に戻る、日本三百名山に戻る、関西百名山に戻る 作成日: 2015年11月22日 |