43)飯盛山 314m : 2019年10月15日 大東市、2019年山の記録に戻る 、2019年花・鳥・その他に戻る | |||
飯盛山(いいもりやま)は、大阪府生駒山地北西枝にある山。大東市と四条畷市にまたがっており、山頂は大東市にある。標高は314.3m。河内飯盛山と表記する文献もある。山頂一帯には三好長慶の居城であった飯盛山城の跡があり、現在でもその曲輪跡が多く残る。楠木正行と高師直が戦った四條畷の戦いの古戦場でもあったため、山頂には楠木正行の銅像が建っている。付近一帯はハイキングコースとして整備されており、「野崎観音
- 野崎城跡 - 飯盛山城跡 - 山頂 - 四條畷神社」のコースが良く利用されるほか、複数のコースがある。山頂やや南の稜線に在阪FM放送局の送信所があり、大阪府の広範囲に電波を発射している。 (ウイキペディアより) 少し前に、山麓でアケボノシュスランが咲いているとの情報を入手していた。10月の連休前には行きたいと思っていたが、機会が得られず、その後19号の台風もあって行けなかった。連休明けの15日は天気も良いとあって急遽登ることにした。ずいぶん前にも野崎観音から野外活動センター、むろいけ園地周辺を歩いた記憶がある。飯盛山に登ったかどうかは記憶にない。目的のアケボノシュスランはまさに適期で満開の花を楽しむことができた。群生地で、しばらくの間撮影に没頭した。飯盛山では景色と会話を楽しんだ。 守山駅(902)−JR大阪(9:58、10:02)−JR京橋(10:09、10:16出発)−JR野崎(10:31、10:33出発)−野崎観音(10:44〜49)−七曲・竹林コース分岐(11:04)−辻ノ新池(11:20)−野外活動センター分岐(11:26)−桜池分岐(11:27)−桜池(11:30)−飯盛山分岐:谷筋(11:32)−飯盛山尾根筋(11:51)−飯盛山山頂(12:05〜12:50)−分岐(13:13)−四條畷神社(13:20)−四條畷駅(13:31、13:35出発)−放出(13:43、13:44)−新大阪(14:00、14:05)−守山駅(14:55) 行動時間:2時間58分 歩行時間: 2時間10分、歩行距離:3.5q、累積登高:396m 大阪で環状線に乗り換え、京橋から野崎駅で下車した。左にある道を山手に向かって直進する。10分強で階段を上った先に野崎観音がある。16羅漢像を見て、表示に従い本堂横より飯盛山に向かって階段を登る。 野崎観音16羅漢 休憩所や建造物がある階段を登り、やっと登山道らしくなったところで、南尾根筋コースが分岐する。七曲コースは一旦は下りになり、谷を渡る。舗装道に出てしばらく詰めると竹林コースの分岐が出てくる。 七曲り・竹林コース分岐 谷そばの急な道を登っていくとやがて、辻ノ新池に出る。クロヒカゲやコジャノメが現れる。この辻ノ新池はダム湖のような池になっている。しばらく急坂を上ると、野外センターと飯盛山への分岐に出る。飯盛山方向の少し先に表示があり、確認すると、桜池に出るとある。南池から野外センターに出て、南池と桜池の間から桜池の西側を通るのでなく、直接、桜池に出る道である。下っていくとすぐに池が見え、浮島が見えた。さらに下ると池を周回する道に出て、聞いてきたコースに出ることができた。西側をしばらく北に歩くと踏み跡があり、こちら方向に進む。右が山腹側、左手が谷筋といったところである。しばらく進み、辺りをよく見るとアケボノシュスランの群生地が見つかった。道からは見えにくい位置ではあるが、複数個所群生地があることが確認できた。あらかじめ聞いていた様子の通りだった。行き来をして、撮影をした。結構な広さの群生地で、今が満開の時期だった。絨毯のように広がった緑の上に、かわいい花がびっしりと咲いている。十分すぎるほどの数を撮影し、下ってきた方に確認すると、この道を登り切ると飯盛山への尾根に出るとのことだった。桜池の分岐から10分くらいで尾根に出る距離である。 アケボノシュスラン 尾根には表示があって、10分ほどで飯盛山山頂に出るとある。気持ちの良い歩きに変わる。 途中の開けたところに地元の方の造形が の FM放送所を過ぎ、楠木正行像前に出る。飯守城跡の石柱の先に展望所があって、その屋根の下には腰を下ろせるベンチがある。お昼にはうってつけである。展望台からは大阪平野が一望でき、あべのハルカスがひときわ存在感を示している。 楠木正行像 大阪平野が一望 眺望とお昼を楽しむ。また、地元のチョウ愛好家がおられ、チョウ談義も楽しかった。ここで見られるチョウの話に聞き入った。アサギマダラがよく見られるとのことであったが、風が強く、昼時には見られなかった。 長めの昼休みを楽しみ、尾根筋を四條畷神社に向かって下山する。途中、いくつかの脇道もあって、それぞれ楽しめつようだったが、もっともポピュラーなコースに沿って下山した。急で長い階段が続き、足には負担になるが、慎重に足を運んだ。途中、紅葉の木が1本あって、目を引いた。四條畷神社まで30分、さらに駅まで11分、遠くに見えた駅だったが、思いのほか近かった。帰りは、放出から大阪ひがし線で新大阪に出た。一見便利そうであるが、本数が少なく、ぴったりの時間でなければ、京橋回りが早いようである。新大阪からも乗り継ぎが良く、15:00までに守山に帰ることができた。 行程マップ (国土地理院の地図を引用) 2019年山の記録に戻る 、2019年花・鳥・その他に戻る 作成日:2019年10月17日 |