33)笹ヶ岳 739m :2020年5月28日 2020年山の記録に戻る 、2020年チョウのページへ戻る2020年花・鳥・その他に戻る
 三重県境近くにある笹ヶ岳は、信楽町内最高峰の山で、山頂付近には寺院跡の岩や雨乞いの神事をしたと言われる古井戸の遺跡があります。笹ヶ岳は、その名前のとおりクマササに覆われた山ですが、登山道は刈り込まれ、道に迷うことなく山頂まで歩けます。その登山口は、南新田地区の集落内にて、僅か0.3kmしか離れていない所に2箇所あり、同じ道を往復するのでは無く、行きと帰りのコースを変えることで行程に変化を持たすことができます。登山道は、直登に近い形でつけられ、頂上直下は急勾配で一気に山頂まで進みます。山頂の北側には、阿星山や飯道山の山並みが展望でき、東方向の樹間からは南鈴鹿の峰々が垣間見えます。国道422号沿いに登山口はあり、登山者用の駐車場はありません。「民地に車を止めないように」との看板が立てられていて、登山者の多い日には駐車場探しで苦労することになる。(甲賀市の観光案内より引用)

 自宅(8:00)−南新田バス停横の駐車場所(9:10、9:20出発)−猿飛岩(9:47)−笹ヶ岳(10:29〜10:39)−稜線分岐(10:48)−古井戸遺跡(10:53)−分岐(11:03)−笹ヶ岳(11:11)−西コース分岐(11:25)−昼食場所(11:35)−南新田バス停横の駐車場所(12:48、12:55出発)−自宅

 南新田のバス停を目指す。バス停横には5〜6台は駐車できるスペースがあり、すでに2台が止まっていた。
南新田のバス停
東コースの登り口になる。民家の横から登山道に入る。6月には麓からササユリが見られるはずであるが、開花前のササユリは確認できなかった。新緑の広葉樹林帯の中を登ってゆく。見通しのきかない、湿っぽい中を進む。スギの植林が左手に広がる。27分で猿飛岩に着く。言われはあるのだろうが、撮影をしてすぐに進む。
猿飛岩

直登の急な道が続き、クマザサに覆われてきて山頂に着く。ほとんど見通しのきかない急登で、汗が噴き出た。出発して1時間9分で到着する。信楽の最高峰だけあって、タヌキの焼き物が山頂表示の前で鎮座している。
山頂

後から西コースで登ってきた2人が撮影の後、南に向けて進んでいく。しばらくいた後、後を追って、古井戸遺跡を目指して進む。
クマザサの道で、大きな岩を過ぎ、分岐の表示に従って、古井戸に向かう。
背丈ほどのクマザサ、モチツツジ

結構な下りが続き、行きついた先が明るくなった場所で、黄金の鶏伝説の説明表示が出ている。雨乞をしたところであるらしい。寺院跡らしき区画や薬師堂跡に「宝篋印塔」の絵が刻まれた岩もあり、古い昔を偲ばせる。
  古井戸と薬師堂跡に「宝篋印塔」の絵

元来た道を引き返し、稜線に戻る。先ほどの2人はさらに南にある眺望のきく岩に行ったと思われるが、暑さもあり、そちらはあきらめて山頂に戻る。山頂で、東コースから来た登山客にあいさつをして、西コースで下山する。昼には少々時間もあり、西コースの途中で昼食を取ることにした。鞍部に下り、さらに右手に谷筋を見て下る。風の通る場所を見つけ、昼食を取った青、こちらも直線的に下る。途中、チョウや花を見つけ、ゆっくりと下った。

下山した先は太陽が照り付け、とても暑かった。前にも複数回登っているが、いつのことか思い出せず、山の様子や山頂の雰囲気も始めて登ったようだった。
チョウ
コミスジ
クロヒカゲ

コースマップ(YAMAPより引用)

(国土地理院の地図を引用)

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作成日: 2020年6月6日