山と蝶と自然
山の記録詳細ページ (2020年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1.2020年 記録的に雪の少ない冬になった。各地のスキー場は例年の3分の以下、福井などは数日しか開けないところも出た。琵琶湖バレイも全面滑走は2日のみ、3ゲレンデが長く続いた。6年間毎年シーズン券を買ってきた私もとうとう途切れてしまった。そのおかげで、山に行く機会が増えた。今年1年も安全で楽しい登山を心がけたい。 |
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1)三上山:1月3日 詳細ページへ 年初を三上山でスタートするのは2013年以来であり、正月3ヶ日に登るのは2007年以来になる。年初めにあたり、2019年度を無事に終えることができたことを感謝し、2020年も安全で楽しい登山ができるように祈願した。 2)愛宕山 924m :1月10日 詳細ページへ 5年ぶりの愛宕山の山行になった。年明けでの訪問は2008年以来になる。今日の愛宕山は目まぐるしく変わる天気で、晴れ、曇り、小雨、雪が入れ替わる1日になった。雨具を使うこともなく幸いだった上、11月の格好で1日を通した。表参道を登り、下りは、7合目付近から水尾南尾根に分け、JR保津峡駅にでた。 3)五月山〜六個山〜箕面山:1月13日 詳細ページへ 新年総会を兼ねた年初の登山になった。池田にある五月山をスタートに、六個山から箕面山を歩いた。全コース13q程度のコースで、後半は総会の時間もあって急ぎ足になった。 4)長命寺山〜津田山:1月16日 詳細ページへ 長命寺山は、それほど知られておらず、樹林帯の中の平凡な山頂である。最近の台風の影響で、倒木があって荒れ果てた雰囲気がある。津田山(奥島山)は稜線上を進んだ先にあり、山頂は眺望に乏しいが、その先の大岩からは、琵琶湖や比良山系が楽しめる。 5)京都一周トレイル・東山トレイル(伏見稲荷〜稲荷山233m〜大岩山184m):1月25日 詳細ページへ 東山トレイルを歩いた。伏見稲荷は、たくさんの人で賑わっていた。外人の人気度が抜群で、パワースポットになっている。参拝のあと、千本鳥居の下を、稲荷山に登り、その後大岩山を目指した。山頂付近で出会った2人のハイカーのすすめで、大岩神社から参道を下り、下の由緒ある大鳥居を見た後、また戻って、トレイルの展望所から大阪市内と京都市内を眺めた後、桃山城を通過してJR桃山駅に出た。 6)綿向山:2月2日 霧氷 詳細ページへ 暖冬で、雪も霧氷もない日が続いたが、ズバリ計画が的中し素晴らしい霧氷に出会えた。ここ10年で1,2を争う素晴らしい霧氷体験になった。 7)比叡山(大尾山〜水井山〜横高山):2月4日 詳細ページへ 大原バス停を起点に、三千院の横から、沢筋を登り、大尾山に登頂後、稜線を水井山から横高山に縦走し、下った峠から、バス停の登山口に下った。穏やかな日和の好天に恵まれたが、思いのほか長い歩きになった。 8)箕作山・太郎坊山:2月5日 詳細ページへ 新西国88個所と称し、短い岩戸山までの参道に次から次と石の地蔵さんが現れる。里山ではあるが、アップダウンはあり、縦走気分が味わえる。最後は、太郎坊によってお参りした。冬の好日だった。 9)京都一周トレイル・東山トレイル(稲荷〜蹴上):2月11日 詳細ページへ 1月の下旬に伏見稲荷から伏見桃山城を歩いた。今回は、稲荷駅から地下鉄蹴上までの東山を歩いた。途中、泉湧寺、近今野観音寺、将軍塚青龍殿などの名所を通る。祝日とあって、たくさんのハイカーで賑わっていた。トレイルの展望所からは、先日降った雪で、比叡山や愛宕山にかかるの雪景色を楽しんだ。 10)比良山系堂満岳:2月15日 詳細ページへ 2008年の秋以来になった。堂満への途中の、ノタノホリには池がある。かっては趣があったが、最近では荒れ果てて、見る影もない。堂満東稜道は今朝は誰も通った後がなく、あちこちで膝の植えまで突き抜けた。それでも今年は雪が本当に少ない。壺足で通した。 11)皆子山:2月23日 詳細ページへ 3年連続、同じ時期の登山になった。昨年は積雪が多く、雪質も良かった。今年は昨年に比べやや少なかった。北陸では記録的な大雪だったが、このあたりまでは影響がなかった。ここ3週間は雪も少なく、雪面は締まりっていた。特に今週は温かくなり、山頂一帯はべったりとした雪で、尻スキーもままならなかった。登山中、ツボ足で通した。 12)京都一周トレイル・北山トレイル西(二ノ瀬〜高雄):2月24日 詳細ページへ 1月、2月の2回、伏見稲荷から伏見桃山城、伏見稲荷から地下鉄蹴上までの東山を歩いた。人気のコースでたくさんの人とすれ違ったり、追い抜いた。今回は、二ノ瀬から高雄までのロングコースに加え、アップダウンもあって静かな山行きになった。 13)鏡山・希望ヶ丘コース :2月28日 詳細ページへ 鏡山に至る最長コースを歩いた。久しぶりということで、最端にある吉祥寺山もコースに入れた。低山歩きではあるが、全コース、11.3q、6時間弱の長い歩きになった。小刻みにアップダウンがあり、結構歩きごたえがあった。随所で展望が楽しめた。 14)播磨アルプス(高御位山):3月1日 詳細ページへ バスを降りた北池登山口から出発し、高御位山で昼食を取った後、鹿島神社に下った。山頂からは加古川市や高砂市が眺望でき、また鷹の巣山周辺の尾根筋からは姫路城の姿を見ることができた。低山ではあるが、岩の岩稜線歩き、素晴らしい眺望など、播磨アルプスと呼ばれるだけのことはある。山頂は子供を連れた家族も多く、たくさんの人で一杯だった。 15)飯道山;3月6日 詳細ページへ 何年振りかの訪問になった。その前は、いつだったかは思い出せない。ただ、クモガタヒョウモンを初めて撮影したところであることは覚えている。いつでも見られると思っていたが、その後は機会に恵まれていない。今回は、飯道神社駐車場から神社を見た後、山頂に着いた。その後は、稜線上をアセボ峠まで歩き、峠から53号線を歩いて駐車場まで戻った。 16)京都一周トレイル・北山トレイル西(瓜生山・比叡山):3月7日 詳細ページへ 大文字山から銀閣寺に出る道は何度も経験済みであり、また雲母坂から比叡山までのコースもお馴染みである。東山トレイルのこの未踏の部分を歩いたいと思っていたが、今回機会を得た。山の会の例会に特別に参加させてもらった。穏やかな好天の中の歩きだった。 17)藤原岳・孫太尾根:3月12日 詳細ページへ 今年は暖冬で、フクジュソウの便りも早くからあり、3月12日の訪問になった。花が楽しめる孫太尾根に初挑戦した。登山口は墓地駐車場で、ウィークデイにもかかわらずたくさんの車だった。尾根筋歩きは眺望も楽しめ、フクジュソウ、セツブンソウ、ヒロハノアマナ他の花が楽しめた。下山は大貝戸に下り、一部鉄道も利用して、駐車場所に戻った。長い歩きになった。 18)鈴鹿那須ヶ原山:3月15日 詳細ページへ コースは、参詣橋からの周回コースを取った。今冬は暖冬で、稜線から見える鈴鹿の山々には雪が見られなかった。晴天に恵まれ楽しい山行になった。縦走路はアセビが続く道であり、日当たりの良いところでは花も楽しめた。 19)和気アルプス:3月20日 詳細ページへ 青春18きっぷの第二弾。片道3時間の長い電車に乗って、岡山の和気アルプスに挑戦した。和気駅〜和気富士〜前ノ峰から穂高山〜奥ノ峰〜神ノ上山〜白岩様〜馬ノ背経由で和気中学校〜和気駅とめぐるコースを楽しんだ。 この一周コースは起伏に富み、 展望も良く、素晴らしい山行を満喫できる。 20)猪背山:3月24日 詳細ページへ 昨年の山の雑誌に猪の付く山として特集され、猪鼻ヶ岳とともに滋賀県の山が取り上げられていた。その本には、特にこの山が詳しく取り上げられていて、これにそって登った。大石富川の富川会館に車を止め、422号線の橋の袂から、山頂に登り、納所に下る周回コースを取った。 21)御池岳:3月29日 詳細ページへ フクジュソウは、鈴北岳から鈴ヶ岳に行く途中の斜面と鈴ヶ岳に群生地がある。花の密度は一級品で、見事である。彦根城の桜の時期に合わせるのが良いのだそうだが、今年は花が早く、この時期でも少し遅かった。しかし、鈴ヶ岳ではぴったしになった。肌寒いうえ、ガスがかかり、一段と冷え込んだ昼過ぎには霧氷が現れ、地衣類の氷の胞子や、アセビの氷の花を楽しむことができた。 22)藤倉山・鍋倉山:4月3日 詳細ページへ 藤倉山と鍋倉山は今庄の里山である。この時期には、新羅神社や湯尾峠のカタクリ、山麓・尾根・稜線のギフチョウが楽しめる。登山道には、コブシ、スミレ、イワウチワが咲き、芽吹き始めたブナ林の緑が映える。山頂からは白山、荒島岳、能郷白山が展望できる。 23)霊仙山:4月6日 詳細ページへ 霊仙山は花百名山で知られた山である。4月上旬にはフクジュソウが咲き、その後、花百名山の由来となったヒロハノアマナが咲く。これから鈴鹿の山に咲く花として良く知られている。4月の霊仙山は、8年ぶりになった。フクジュソウの群落がすごいとの情報を得ていたが、なるほど期待通りの花を楽しむことができた。お虎が池では大きな蛙、3匹の歓待を受け、また初めて草原を駆けるシカを撮影した。落合を目指した車道では、サルの家族を目撃した。スミレ、ミヤマカタバミ他の花も多く、晴天に恵まれた充実の山行だった。 24)武奈ヶ岳:4月11日 詳細ページへ 曇り空に時々日が差す天気になった。晴れ間がのぞくと汗ばみ、曇りに変わると肌寒さ感じる天気だった。稜線は風が強く、山頂では風を避けての昼になった。帰りはコヤマノ岳に周り、中峠からワサビ峠に出た。夏道と冬道も利用した。イワナシのピンクの花、山頂付近の霧氷も楽しめた。 25)雪野山:4月16日 詳細ページへ 久しぶりの訪問になった。里山過ぎて、面白みの少ない山の印象があった。今回はできるだけ歩くをモットーに、縦走路を歩いた。コバノミツバツツジが大変に多くて最盛期にあたり、ヒメハギ、ショウジョバカマも見られた。随所にある展望台からは琵琶湖をはじめ、周りの低山や鈴鹿の山々を眺望することができた。魅力たっぷりで、見直しの雪野山だった。 26)金勝アルプス:4月25日 詳細ページへ コロナ禍で公共機関の利用や、お店などの買い物が憚られる中で、山は多少は安全なところとして、気分転換の場として訪れる人もいる。私も、その一人として、できるだけ人の通らないコースを選んで、ストレス解消を図った。とはいうものの、家族連れ高校生らしき、日ごろ見かけない人たちも多く、戸惑いながらの歩きになった。 27)御池岳・土倉岳:5月7日 詳細ページへ 昨年の9月にT字尾根からテーブルランドに行った。その尾根筋で、シャクナゲとイワカガミの多いことが分かった。花の時期を迎え、訪問した。今回は同じ君ヶ畑の駐車場からT字尾根を登り、テーブルランドから、ボタンブチ〜御池岳〜奥の院〜土倉岳の周回コースを取った。期待通り、満開のシャクナゲを見ることができた。イワカガミの群落、ニリンソウの群生も楽しめた。ヤマガラも撮影できた。テーブルランドではスジグロシロチョウに出会えた。 28)天狗堂・サンヤリ:5月13日 詳細ページへ 以前、このコースを歩いた。その時に、稜線途中のシャクナゲとイワカガミの群生が気になっていた。花の時期を迎え、訪問した。シャクナゲはやや色落ちしたものもあったが、十分満足するものだった。ブナをはじめとした新緑がまぶしかった。 29)御池岳:5月14日 詳細ページへ 久しぶりにコグルミ谷を歩いた。この時期に見られるある花を目当ての山行だった。山仲間のTさんから教わり急遽訪問した。花だけ撮影したら変えるつもりであったが、折角北のだからということで、山頂まで登った。イチリンソウ、ニリンソウ、ヤマブキソウ、シロヤシオも加えることができた。 30)岩尾山:5月18日 詳細ページへ 3月の飯道山登山の機会に、甲賀三霊山としてこの飯道山以外に岩尾山、康申山があることを知った。時期を見計らっていたが機会を得た。岩尾山山頂は、息障寺の西国88ヶ所めぐりの途中から10分ほどで山頂に着く。山頂は見晴らしがないが、この息障寺は霊山と言われるだけあって、至る所に山岳宗教の遺跡があり、とりわけ、巨岩・奇石には驚かされた。 31)菩提寺山:5月21日 詳細ページへ いつも三上山から見るだけだった菩提寺山に登った。山頂へは南桜側からと菩提寺側からのアプローチがあるが、展望が楽しめる菩提寺公園をスタートした。湖南市菩提寺まちつくりセンターに車を駐車し、公園内から山頂を目指した。山頂手前に、展望の良い大きな岩がいくつかあり、その上からいろいろな方角を見られる。下山後は、西應寺に立ち寄り庭園を見学した。四季咲きの雲南ハギががまだ楽しめた。白のタツナミソウ、チリアヤメ、クチベニシランも綺麗だった。 32)竜ヶ岳:5月24日 詳細ページへ シロヤシオの時期が来た。昨年は俗にいう裏年だった。今年は期待度が高く、山の報告をチェックしていた。どの報告も芳しいものでなく、特に山頂から見る羊は数が少ないらしい。我が目で確かめる昨年と同じコースで挑戦した。直近の天気予報もころころ変わり、快晴のはずが午前中は曇り空に変わった。石榑峠からの直登を変更し、谷筋から中道経由で竜ヶ岳山頂に行き、表道を下って峠に降りた。山頂はガスの中、下りの途中でやっと晴れ上がった。今年も何とか花が撮影できる程度だった。来年に期待。渓谷は水量も多く、滝や新緑を満喫することができた。 33)笹ヶ岳:5月28日 詳細ページへ 甲賀市最高の山に登った。山頂には信楽焼の里らしく大きなタヌキの焼き物が置かれている。山頂から先に少く下ったところにある古池まで足を伸ばした。山頂付近、その先の稜線はササがつくだけに、クマザサで覆われていた。 34)釈迦ヶ岳(八風谷)・三池岳:5月29日 詳細ページヘ 稜線傍に池を見つける。モリアオガエルの卵もあって、これから梅雨の時期を迎え一層大きく成長するだろう。コースは、仙香谷を詰め中峠から釈迦岳を往復した。その後、三池岳に足を伸ばし八風峠から八風谷を下った。まだ残っているシロヤシオ、シャクナゲを楽しんだ。ベニドウダンも咲き始め、足元にはイワカガミの群落が続いた。縦走路からは、今年になって登った御池岳、竜ヶ岳、天狗岳〜サンヤリを望むことができた。 35)鍋尻山:6月4日 詳細ページヘ 思いがけなくたくさんのウスバシロチョウに出会えた。鍋尻山は初めてではないが、河内の風穴がある権現谷からのアプローチは初めてだった。コースは短いながらも最初と最後の登りは急登の連続だった。特にコルからの登りは踏み跡もほとんどなく、地図ナビとテープを確認しながらの歩きになった。新緑と間地かに見える霊仙山は素晴らしかった。 36)御在所岳・鎌ヶ岳:6月7日 詳細ページヘ 日曜日とあって、武平トンネルの駐車場はほぼ満車、三重県側でやっと場所を確保した。御在所岳を往復後、鎌ヶ岳に向かった。登山道は、サラサドウダンやベニドウダンが見頃だった。鎌ヶ岳からは長石尾根を下り、分岐から三ッ口谷へ下った。途中、崩壊地があり、大滝経由で迂回し三ッ口谷に合流した。途中出合った人の話では、崩壊地を注意深く通過したとのことだった。快晴に恵まれ、暑い中ではあったが尾根筋では涼しい風も吹いた。 37)鏡山・山麓周辺;6月12日 詳細ページヘ 鏡山のカキランを観察した。 2年ぶりになるが、記憶があいまいで群生地を見過ごし、あきらめて戻ったところ、数名の観察グループに出会い、同行することができた。その後、カキランやササユリ観察にも同行させていただいた。他にも花が見られ、梅雨の合間の曇り空であったが、充実の1日だった。 38)鏡山・石部神社:6月17日 詳細ページヘ 5日前のカキランのその後は、時期はほぼ適期、十分に見ごたえがあった。その他には、やや時期が後期になってきたシライトソウ、ササユリ、ソクシンランも見られた。ノギランはこれから、モウセンゴケの花は最盛期で、付近でハッチョウトンボが舞っていた。鏡山の前に、石部神社付近のトキソウも再度訪れた。ヤマトキソウは、なんとか観察できた。今回は、1眼レフカメラ2台を持参、じっくりと撮影した。 39)赤坂山・三国山:6月21日 詳細ページヘ スタートのマキノ高原はテントで一杯だった。梅雨の合間の爽やかな風が吹く日和だった。赤坂山付近の草原では、エゴノキの白い花が残っていた。山頂からの縦走路の展望、琵琶湖の風景が楽しめた。三国山周辺の登山道はコアジサイが一杯に咲き、キンコウカも綺麗だった。花観察のグループに出会い、ヤマユリやイチヤクソウ、コバノギボウシを見ることができた。 40)庚申山・飯道山:6月23日 詳細ページヘ 甲賀3霊山で残っていた康申山に登った。当初、小野登山口から庚申山を経て庚申山登山口に下り、道徳時林道〜三大時林道から飯道山山頂に達し、飯道神社から堀越林道を下る予定であった。庚申山山頂で素晴らしい眺望を楽しんだ後、山頂から引き返し、堀越林道を往復することに切り替えた。林道ではササユリが綺麗だった。飯道山の山頂では大きなクリの木にたくさんのチョウが舞っていた。 41)京都北山(白倉岳・烏帽子岳):6月27日 詳細ページヘ 久しぶりの山の会になった。コロナの影響で中止が続いていたが他府県移動の自粛が解除されやっと再開できた。噴き出る汗を拭きながらの登山になった。登山者は多くない地味な山で、稜線に出ても展望が乏しく、樹間から安曇川を挟んだ東側に比良武奈ヶ岳〜釣瓶岳〜地蔵山の稜線が見えるくらいだった。 しかし白倉岳を過ぎ中岳から南岳へ向かう稜線は山の深みと心地よさを感じるブナの林が続く。 白倉岳や中岳の大杉も、京都北山の大杉(台杉)に決して引けを取らない立派な木だった。 42)太神山・矢筈ヶ岳:7月2日 詳細ページヘ 梅雨の合間を狙い、太神山から矢筈ヶ岳を歩いた。 19年ぶりで、殆ど記憶がなく、新鮮な歩きになった。林道で出会った人のすすめでまず鎧ダムまで寄り道した。何度も岩場の谷を渡渉し、ダムまで行った。戻る登山道でときにカキランを見つけ嬉しくなった。矢筈ヶ岳からの下りの沢歩きも面白かった。最後には青空になり、すがすがしい感じがした。太神山は、古を偲ぶに十分だった。 43)三上山:7月8日 詳細ページヘ つかの間の晴れ(曇り)を利用して、常連さんが何人か来ておられた。強い雨の後で、登山道は各所で小川になっていた。一方で枯草やゴミが一掃されすっきりとしたところも多かった。コクランは、ごく一部で開花、今年は花の状態が悪い。オオトンボソウは最盛期できれいだった。ノギランは中道の道ではまだ先であるが、北尾根の日当たりの良いところでは、見事に咲いていた。 44)小川城山(信楽):7月18日 詳細ページ 信楽五山の一つ、多羅尾氏の城跡が残っている。これだけでは、歩きたりないので、信楽駅の近くにある愛宕山とセットにして登った。梅雨の合間、意外にも天気は良い方にふれ、汗をかきながらの登山になった。飯道山、笹ヶ岳などを眺望できた。 45)愛宕山(信楽):7月18日 詳細ページ 小川城山を登った後、信楽高原鉄道の近くにある、町の公共駐車場に車を止め、愛宕権現と陶器神社を祀る山頂を目指した。カンカン照りの天気になったが、登山道や参道は日陰でましだった。神社前にはベンチがあり、少し遅いお昼を楽しむところだったが、やぶ蚊に悩まされ、早々に切り上げた。 46)三国岳・烏帽子岳(鈴鹿):7月22日 詳細ページ 梅雨が長引いているうえ、連日雨模様だった。そんな中でうまく登れる日が到来した。急な計画であったが、山仲間が2人合流してくれた。鞍掛峠を出発、焼尾山山頂から、三国岳〜烏帽子岳に続く稜線を確認した後、爽やかに吹く風に後を押され、急坂のアップダウンに挑戦した。高齢者には少々ハードであったが、尾根筋から見られる、藤原岳〜御池岳、霊仙山の眺望を楽しんだ。花の時期ではなかったが、苔類やシダ類の鮮やかな緑が印象的だった。 47)三上山:7月27日 詳細ページヘ 梅雨空、薄日が差す天気になり三上山に向かった。その後の花の様子が気になっていた。オオバノトンボソウやコクランはすでに時期を過ぎていたが、まだ咲いている株があった。花に詳しい方に出会い、追加で見ることができた。湖南の山々も良く見えた。表参道から登り、花緑公園に向け下山した。中段の道を北回りから南回り通る気、途中から下山した。噴き出る汗で思いのほか体力が消耗した。ヤブランが綺麗だった。 48)高旗山:7月31日 詳細ページヘ 信楽五山の最後になる高旗山に登った。今年の梅雨明けの日になった。山頂にはナンバンギセルが咲いていた。高度は、700mを越すが、駐車場所は500m以上の位置で、あっという間に踏破出来た。山頂からは青山高原も見られる。チョウとの出会いもあった。 49)大台ケ原(日出ヶ岳・西大台):8月4日 詳細ページヘ 20年ぶりの大台ケ原になった。今回は初めてになる西大台で、コケと原生樹林を楽しんだ。このコース唯一の展望台で昼食を取ったあとビジターセンターに戻り、日出ヶ岳を往復した。湧きあがる雲で熊野灘は見えなかったが、大峰山の稜線が続く大展望を満喫した。帰りには西大台利用で頂いた無料券で日帰り温泉に立ち寄り、汗を流した。 50)三国岳:8月7日 詳細ページヘ ここ数年、石榑峠からは竜ヶ岳に登るばかりだった。重ね岩から見た南方向の縦走路が気になっていた。今年、八風橋から釈迦岳〜三池岳を歩いたが、三池岳と石榑峠の間が残り、この部分を補完した。細尾根のアップダウンを繰り返す縦走路は変化に富んでいた。季節外れのイワカガミ一輪、シモツケソウのピンクが綺麗だった。 51)立木山・袴腰山:8月10日 詳細ページヘ 出来るだけ周回コースになるように、かつ、短い距離になるように歩いた。裏参道は上り下り、表参道(北参道)は上りになった。立木山から袴腰山はやせ尾根もあって、谷からの涼しい風も味方してくれた。眺望は途中の見晴台、表参道の途中から湖南アルプスが眺望できる。 52)三雲城山 :8月14日 詳細ページヘ 山頂は、NHK朝のドラマ「スカーレット」が撮影された場所として有名です。眺めは抜群で、西には比叡山〜比良山の山並が見られ、北には三上山、鏡山への縦走路、十ニ坊が展開する。この山のもうーっの魅力は、大岩で、八丈岩は見上げる程で、落ちそうで落ちないことから、合格のシンボルとなっている。ここから、東方向には鈴鹿山脈の山々が一望出来る。低山ながら魅力一杯である。古刹の妙感寺と磨崖仏もコースに入れた。途中、踏み跡を頼りに歩いたため、道を失いヤブこぎをした。 標識に従って歩く必要がある。 53)八ッ淵の滝(比良山系):8月19日 詳細ページヘ 2015年の10月以来、5年ぶりに体験した。5年前に比べ、身のこなし、注意力等で衰えは隠せないが時間をかけ、慎重を期して、このスリルを満喫した。余裕があれば、武奈ヶ岳山頂と甘い考えを持っていたが、噴き出る汗と日差しに体力・気力を奪われ、八雲ヶ原からはイブルギノコバから広谷を経由して大摺鉢に戻った。晴天続きだったが、水は多く、渡渉部分は結構濡れており、滑りやすくなっていた。岩に這いつくばりながら登った横手にイワタバコの可憐な花が印象的だった。この滝巡りでこの花に出会えるとは思いもしなかっただけに喜びを大きかった。 54)二の谷山(高島トレイル):8月24日 詳細ページヘ 今回は、2016年の12月以来、4年ぶり真夏の歩きになった。水坂峠の手前の高島トレイル表示付近の駐車スペースに車を止め、水坂峠〜2.6q〜二ノ谷山〜2.9q〜サクラ峠を歩いた。桜峠から駐車場所まで367号約3.3qと保坂から約700mを戻った。 真夏の歩きで噴き出る汗を気にしながらであったが、登山道のあちらこちらで見られるナツエビネの可憐な花を満喫した。最初と最後の登り下りは急坂だった。 55)大日ヶ岳(岐阜):8月29日 詳細ページヘ 2010年のスキーシーズンに高鷲スノーパークの最上部からスノーシューで往復した。桧峠からは16年ぶりになった。ゴンドラが動く時間まで待てず、峠から往復した。強い日差しの中で辛い登りになったが、稜線上ではマツムシソウや ツリガネニンジンなどの花が綺麗だった。登山口のヒノキ林にはツリフネソウが一杯だった。眺望も満喫した。 56)鷲ヶ岳:8月30日 詳細ページヘ 駐車場所が手前過ぎ、登山口まで林道を1時間歩くことになってしまった。慎重に運転すれば、林道最奥まで乗り入れ可能だった。とはいえ、林道ではいろいろな花やチョウに出会え、それなりに楽しかった。山頂への最後の木道階段は大変に急で、何回か足をとめた。山頂からの眺めは360度のパノラマだが、遠くの北アルプスや乗鞍岳は雲がかかって見えなかった。前日の大日ヶ岳に加え、白山や荒島岳は眺望できた。チョウの舞う山頂で楽しんだ。 57)雲洞谷山:9月5日 詳細ページヘ 6月に朽木にある白倉岳から烏帽子岳を歩いた。このコースは、例年FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニングinくつきの名で実施される、地元密着型のトレランコースになっている。今年は、コロナの影響で見送られた。今回は、その北部分にある、東山〜行者山〜雲洞谷山〜大彦峠を歩いた。静かな里山をトレランに選ぶのはどうかと思うが、暑い中ではあったが静かな山行になった。花のない時期であったが、最後にまだ残っていたナツエビネを楽しんだ。ただし、心配していた通り、明護坂の峠へ登る途中で3匹のヒルの来襲を受けた。吸血される前に何とか払うことができた。 58)十二坊(岩根山):9月8日 詳細ページヘ 山頂まで舗装道が通じていて、魅力に乏しいと誤解をしていた。舗装道を避け、周回出来るコースを選んで歩いた。あちらこちらで展望が楽しめた。登りはテープを頼りに八大竜王神山に達し、下りは登山道のみの歩きになった。最後の谷歩きは、渡渉もあって適当に緊張感があった。400mの山にしては歩きが長いが、お薦めコースである。 59)鏡山:9月12日 詳細ページヘ サギソウが気になり急に思い立って出かけた。時期的にはおそく、咲いていれば幸運と思いながら丹念に探した。やっとのことで、今年最後と思われるたったー輪の花に出会えた。花弁に水滴が乗っかった素敵な花になっていた。道の駅からの周回コースで、キノコもたくさんだった。昨年11月に歩いたコースの逆回りになった。ナミヒカゲやジャノメチョウにも出会った。 60)イブネ・クラシ・銚子:9月15日 詳細ページヘ 苔が美しい季節になった。1年ぶりの訪問で,昨年にも増して拡大する緑の絨毯を満喫した。眺望にも恵まれ、山頂散歩を楽しんだ。ただし、桜地蔵付近から杉峠への登山道ではヒルに悩まされた。2桁の数のヒルにまとわりつかれ、ヒル除けも効果は少なかった。昨年は全く見なかったのに、どうしたことかといぶかしく思った。 61) 十二坊(岩根山):9月19日 詳細ページヘ 11日前に登った際、忘れた帽子を探した。およその場所は見当がついていた。幸いなことに山頂三角点の上に置かれていた。親切な人に感謝しています。十ニ坊温泉の登山口からの周回コースを楽しんだ。湖南の山や鈴鹿の山を余裕で眺めた。 62)三上山:9月19日 詳細ページヘ 十ニ坊の帽子探しが早く終わり、帰り道に三上山を追加した。少し時期が遅かったが、ミヤマウズラとツルボの写真が撮れた。子供連れのファミリーで賑やかだった。 63)鍋尻山:9月22日 詳細ページヘ 6月の歩きでトリカブトの群落を確認していた。花を楽しむべく例会で実施した。花期はすっかり過ぎ去り、枯れ草状態であった。登山道や展望台から霊仙山、鈴鹿の主稜線を眺めた。急登のコースである。 64)日向山:9月26日 詳細ページヘ 湖南の山を楽しんでいる。山聲と言う名のHPには、県内の山の記録が詳しい。このHPには、 日向山と安養寺山をまとめて登っていて、同じ組み合わせとした。平坦な山頂からは、四方の山々が見渡せる。山頂へは721段の石階段が通じている。 65)安養寺山・栗東自然観察の森:9月26日 詳細ページヘ 栗東自然観察の森には四季を通じて訪れ、花や生物に親しんでいる。その裏山が安養寺山で、いっも気になっていた。何とか周遊コースにならないかと考えてトライした。安養寺への林道から踏み跡を頼りに樹林帯に入り、上手く歩けた。森にはスズムシバナ、カリガネソウやヒガンバナが綺麗だった。フユイチゴの花が咲いていた。 66)法師山〜大塔山(和歌山遠征):9月29日 詳細ページヘ 関西百名山をやっと完登した。長い時間がかかった。年齢のせいか辛い歩きの連続で、喜びもそれだけ大きかった。このニ 山急な登りと下リが続く。ロープにつかまりながら、慎重に足場を確認しながらの縦走だった。林道への最後の下りは少し遠回りのように見えるが、もう少し戻った分岐からのコースをお薦めする。時間もほとんど変わらず安全に思う。登山囗へのアプローチとなる 219号線は全く心配がいらない。リンドウの花、モチツツジの狂い咲きが楽しめた。肝心の山頂はニ山ともガスの中で、眺望がなくかえすがえすも残念だつた。 67)護摩壇山・龍神岳(和歌山遠征):9月30日 詳細ページヘ 護摩壇山には複数回登っているが、ここから先のニ山(龍神岳、耳取山)は、今回が初めてだった。龍神岳は、和歌山県の最高峰で、今回初めて知った。ブナやミズナラの明るく穏やかなな道は、のんびりと歩くのにふさわしい。龍神岳からの眺望は素晴らしい。 68)荒神山:10月6日 詳細ページヘ 歩きはじめは、マンジュシャゲとツルボを楽しんだ。荒神山の端から端迄歩き、琵琶湖越しに比良山から高島の山々を眺望した。低山ながら、眺望に優れ、緑豊かな植生におどろいた。秋空のもと、一日を過ごした。 69)百里ヶ岳:10月13日 詳細ページヘ 小入谷から百里新道を登り、おにゅう峠へは尾根筋を崖っぷちまでつめた。根来峠に戻った後は、鯖街道をくだった。登りの百里新道では大きなスズメバチの巣に背筋が寒くなった。ブナが少し色ずきはじめた尾根道は快適で、色々なキノコを確認した。クリの収獲も付録となった。 70)竜ヶ岳・静ヶ岳・銚子岳:10月15日 詳細ページヘ 石榑峠から、静ヶ岳と銚子岳を歩いた。縦走路では紅葉が始まり、本格的な秋の訪れが感じられた。一番の目的にした赤いヒッジの群は1週間ほど早い気がしたが、青空に映える姿は十分に満足出来るものだった。秋晴れの縦走路を堪能した。 71)古城山(水口岡山城):10月18日 詳細ページヘ 戦国時代、要所の地として築かれた城跡を巡った。東登山口から入り、曲輪、三の丸、二の丸、本丸(山頂)、西の丸と東から西まで歩き、最後にミニ西国三十三ヶ所巡りで締めくくった。最後の部分は倒木が重なり、下草が伸びてやっとのことで下ることができた。 72)岩間山:10月20日 詳細ページヘ 岩間山正法寺(西国第十二番)の駐車場に車を止め、舗装道を歩いた先が岩間山になる。山頂らしくない広場は無線中継アンテナがあり、展望がない。奥宮神社に下り、展望を楽しんだ後、山腹を回る格好で東海自然歩道に出て正法寺に戻った。かかった時間は45分ほど、下から歩いても舗装道歩きになり、こんな形もありかと。奥宮神社からの展望が楽しめる。正法寺の参拝客は多かった。 73)天ヶ岳:10月25日 詳細ページヘ 小出石からシャクナゲ尾根を登り、大原からのコースに合流した。山頂周辺は、作業用の林道がはしり、景観を損ねているが、秋の好日を楽しんだ。シャクナゲの花芽は乏しく、次年度は寂しいことになりそうだ。山道の上部では、紅葉が始まり出した。 コロナの影響で鞍馬駅発の電車はなく、バス利用になった。 74)白鹿背山・明神山・高野山:10月29日 詳細ページヘ 八風街道を進み、永源寺に入る左手に山並が見える。高圧電線の鉄塔が多く気になっていた。秋の好天気、北から南へ縦走した。最初の取り付きはやや注意がいるが、その後は巡視路を辿れば良い。明神山以降の稜線は踏み跡とテープをたどる。高野山からの下山コースは、テープを確認しながら尾根筋を下る。登山中、8ヶ所の鉄塔を通貨し、その都度展望が楽しめる、 途中から、神社へ直接下りが、地図ナビを確認しながら進んだ。倒木、藪こぎの連続でとてもお薦め出来ない。テープを辿って尾根筋を下るのがよい。神社にも参拝して欲しい。 75)釈迦岳・猫岳・羽鳥峰:11月1日 詳細ページヘ 駐車場は、出発前に車で一杯だった。人気のある山である。気持ちの良い尾根道を歩き、展望と紅葉を楽しみながら進んだ。切れ込んだ所や岩場もあるが、ロープが助けてくれる。山頂付近は、落葉していたが楽しい歩きになる。猫岳で昼食、羽鳥峰でコーヒータィム、紅葉を満喫しながらの1日だった。 76)綿向山・イハイガ岳:11月5日 詳細ページヘ ブナの紅葉を楽しみながら綿向山を目指した。山頂から、鈴鹿山脈のパノラマを楽しんだ後、イハイガ岳に向かった。風景は今までとはがらりと変わり、高原の登山道では、苔やススキ、更に色づいた木々が迎えてくれた。イハイガ岳は狭い山頂であったが、楽しい昼食になった。ますます冴えわたる青空を背景に、たっぷりと秋を味わった。 77)みたらい渓谷:11月9日 詳細ページヘ 稲村ヶ岳、弥山・八経ヶ岳の登山の前にみたらい渓谷を歩いた。宿の駐車場に車を預け、洞川温泉からバスで中越まで戻り、6qの渓谷歩きを楽しんだ。みたらいの滝付近が絶景ポイントだが、遊歩道のあちらこちらで見事な紅葉を満喫した。散歩後の温泉は最高だった。 78)稲村ヶ岳:11月10日 詳細ページヘ 曇り空でのスタートになったが、山ノ辻に着くころにはガスが一気に晴れ、青空を背景に霧氷が冴えわたった。稲村ヶ岳からの展望を楽しんだ後、大日山に立ち寄った。岩場のスリルを満喫した後、山荘の傍でゆっくりとランチタイムにした。日光であたためられた霧氷がばらばらと散るさまも見事だった。母公堂からの往復は穏やかな歩きだった。 79)弥山・八経ヶ岳:11月11日 詳細ページヘ 昨日の稲村ヶ岳は樹氷を堪能した。今日は、弥山への急登から目を見張るような銀色の世界になった。弥山でお参りし、八経ヶ岳に向かった。こちらも一面の霧氷が出迎えてくれた。山頂からの眺めは抜群、西は雲海、東は眼前に広がる山々を堪能した。奥掛け道へのつらい登りも吹っ飛んだ。下山後は、水曜日で洞川温泉センターは休みだったが、宿のS旅館では快く入浴を引き受けてくれた。早朝の食事も対応してくれ、満足の洞川温泉だった。 80)布施山(玉緒山・布施山城跡):11月15日 布施山城跡を訪問した。佐々木六角の家臣、布施氏に由来する名前である。前方後円墳を利用した山城で、古墳群も山腹にある。麓から350mで山頂にある城跡に着く。布施公園からは山並みが見えるが、尾根筋をテープと踏み跡を頼りにミニ縦走できる。最後の13号線の下りは踏み跡を失いがちになるが、地図ナビと尾根筋を下れば無事たどり着ける。この最後の区間は200m程度、公園に戻るときに13号線口に踏み跡があり、やや左手に進めばこちらに来られるのだろうと推察できる。コースの所々で視界が開け、綿向山を目印に鈴鹿山系、箕作山の眺望を楽しめる。 81)藤原岳(コグルミ谷):11月18日 季節外れの好天のなか、コグルミ谷から藤原岳を往復した。駐車場付近は紅葉真っ盛りだった。縦走路の歩きは快適で、頭蛇ヶ平からの眺望を楽しんだ。いつもの2倍の水分補給をする程の天気のためか、山頂からの遠望は霞がかかってしまった。下山時、コグルミ谷でやっとリスに出会えた。 82)入道ヶ岳:11月23日 詳細ページヘ 駐車場も充分、登山口へのアプローチも簡単で見晴らしがよい。好条件がそろい、3連休は登山客で一杯だった。子供ずれのファミリー、若い人たち、我々の様な老人組がそろった1日だった。北尾根から登り、二本松コースを下りた。登りは急坂が多く、結構てこずるコースだった。山頂付近に出れば一気に眺望が開け、大満足だった。準備のキノコ鍋で冷たい風を吹き飛ばした。 83)正楽寺山・本堂山・西明寺:11月27日 正楽寺山から本堂山を歩いた。湖東三山の1つ、西明寺の裏山に位置する。正楽寺山は、佐々木京極氏の勝楽寺城跡と知られているが、説明の表示がある程度で、昔をしのぶものは乏しい。正楽寺集落から登り、最後は高圧電線の巡視路から林道に下りたが、行く先は施錠され、フェンスの上にはサル除けに通電され通行不可となっている。幸い、個人の田地に作業に出ていた方の好意により個人フェンスをあけていただき無事難所を通過で来た。幸いだった。その先、湖東三山自然道を辿って西明寺に出られた。本堂山からは直進して下らなければならない。さもなくば、元に戻る必要がある。西明寺の紅葉はまだ見ごたえがあった。 84)阿星山:12月2日 爽やかな歩きを満喫した。コースは山道より、一般道と林道歩きが長いが、よく整備されている。今年はナメコに縁がなかったが、初収穫となった。 スタートの長寿寺、下山口の常楽寺では紅葉を楽しめる。 途中、派生する林道が多くあり、ナビ地図があればバリエーションを楽しめる。 85)きぬがさ山・観音正寺:12月5日 青空を背景に、まだ残っている紅葉を楽しみながら歩いた。 安土城考古博物館の山際から尾根筋に出て、直接山頂にでた。観音寺城跡、観音正寺周辺を散策したあと、見晴らしの良い稜線から眺望を楽しみ、不動の滝に下った。初めてになる不動 尊にお参りし、博物館の駐車場に戻った。人気の山らしく、大勢の人に出会った。山道もよく整備されている。 86)岳・黄和田城跡:12月9日 穏やかな気温も今しばらく、思い切って出かけた。道の駅に駐車し、日枝神社に寄った後スタートを切った。黄和田城跡は、石碑と石垣が往時を偲ばせる。杉林の急登を過ぎ、落葉のな道を進む。最後の急坂は、3ヶ所ロープが張られているが、滑りやすい足場を時々手をつきながら登ることを強いられた。下りも慎重さが必要で、ストックは必須となる。腰や膝に問題がある人にはお薦め出来ない。樹間からは、竜ヶ岳〜釈迦岳の稜線が望める。 87)金勝アルプス(龍王山・天狗岩):12月13日 地図ナビを頼りに、瀬戸ヶ滝に向かった。駐車場からすぐに支尾根を下る。乏しい踏み跡、頼りないテープのコースを、地理院の地図の破線を大きく外れることなく行きつ戻りつつ進んだ。茶仏線コースに出てやっと春に歩いた道に合流した。滝見物のあと、南谷林道、水晶谷線、天狗岩線と人の少ないコースを選んだが、最後の北峰縦走線コースは人また人で賑わっていた。天狗岩で大眺望を楽しんだ後、馬頭観音堂前に戻った。 88)高取山・八ッ尾山:12月18日 雪山気分を存分に味わった。麓は一面雪景色、登山口の高取山ふれあい公園までは除雪が行き届いている。入村料200円を払い、出発する。行程中、雪道ばかりになる。パノラマコースを登り、展望台で雄大な景色を楽しむ。登山客はなく、動物の足跡がずっと続く。山頂で白く輝く霊仙山を見た後、分岐から八ツ尾山に進む。一転して細い道、木々を抜けるように進むが、雪が積もり、枝が行く手を阻む。落雪に濡れながらの歩きである。動物の足跡、テープと地図ナビを確認しながら進む。30〜40pの積雪で、結構負担になる。八ッ尾山で温かい食べ物で元気を回復する。急な登り下りもあって、滑ってお尻をつくこともある。下山口の分岐からは、岩が目立つ。今冬初めてになる雪景色を楽しみながら駐車場に戻った。 89)油日岳・三国岳:12月22日 油日岳をスタートに、旗山まで時計回りに歩いた。ロープを頼りに急坂を登り下りし、前半の細尾根歩き、後半のゆったりとした広い尾根は変化に富んだものだった。切り立った崖を登った先の三国岳の霧氷、縦走路からの鈴鹿北部の山並は素晴らしかった。このコース、昼食場所に困るが、三国岳を少し下った先の地肌が露出し、南の展望が良い所でゆっくり出来た。 90)高畑山・溝干山:12月25日 東海自然歩道の休憩所横の駐車場に車を止め、曇り空のスタートになった。急坂とナイフブリッジの難所を過ぎ、稜線に出ると冷たい風が吹き付けた。高畑山で360のパノラマを楽しむも、体温は一気に下がった。溝干山へは20分程度で、南鈴鹿らしいアセビの群落と細尾根が続く。坂下峠への下りも強烈で、これから迎える積雪と凍結の季節には注意が必要となる。峠近くの良い場所で温かい昼食を取り、長い舗装道路を歩いた。 91)瓶割山・岩倉山:12月29日 雪野山を縦走するとすぐ目の前の山が気になる。岩倉山と瓶割山である。標高は220〜230mほどであるが、後者は山城跡で山頂付近には遺跡が多く残っている。登山口である大岩口ではいきなりの巨大な岩に圧倒される。YAMAPでは、赤い登山ルートが示されるが、多くのコースがあって、各所で詳細にわかるようになっている。山頂からは、付近の山に加え、綿向山の奥に鈴鹿の山並みが一望できる。岩倉山へは、両山の間を通る林道に下り、入口の赤テープを頼りに境界尾根筋を登って行けばよい。時間的には20分程度、倒木で一部迂回を余儀なくされるが、地図ナビで確認しながら登ればよい。名前のごとく、山頂は大きな岩が多い山である。眺望はほとんどなく、樹間に瓶割山が見える。フユイチゴ、マンリョウ、ユズリハが見られる。 山の記録トップページへ戻る 作成日 2020年12月31日 |
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