112)横高山・水井山・梶山: 2022年12月18日 、2022山の記録に戻る 2022年花・鳥・その他に戻る 2022年蝶のページ
 12月例会、最初の横高山には結構な積雪だった。そのごの縦走歩きも雪道で、溜まり場は20cmを越えるところもあった。冷たい風が吹き、昼食場所の水井山では風を避けて楽しんだ。そのあとはアップダウンは緩やかで、一部林道を歩いた。梶山から 大原への下りは、倒木で谷筋が塞がっていた。

自宅−国際会館前(8:40出発)−登山口バス停(8:55、9:00出発)−主稜線コル680m(10:45)−横高山767m(11:05〜10:10)−水井山793m(11:30〜12:15 、昼食)−仰木峠573m(12:55)−小野山670m(13:35)−梶山681m(14:15〜14:30)−梶山の肩(14:35)−音無滝(15:30)−大原バス停(16:00、16:30)− 国際会館前(16:54)−自宅
   行動時間:7時間 (休憩:1:25)  歩行距離:9.7q  累積登高:1083m
 
集合は京都の国際会館。京都バス
840分発「19番 大原」行きに参加者5名が乗り込む。バス案内で「次は登山口」とアナウンス。
車道を渡り直ぐの登山道が始まる。真っ白な鹿の頭蓋骨2つを尻目に進め進め。左折を間違え、スギ林を登るが、きずいて分岐に戻る。案内板「横高山1」から谷へ降りて左側の尾根方面へ登る。落葉と小石が入り交じり歩きにくい。途中、うっすら雪化粧の愛宕山が見える。主稜線に出て標識「横高山16」へすすむ。急登で周りのアセビには雪が積もって見ごたえがある。
横高山767m
 頂上は一面の雪景色に見とれる。写真を撮って早々に水井山へ向かう。雪道が続く。最後に雪の急登で山頂へ。植林地なで眺望は望めない。昼前になり、、皆が琵琶湖方面に顔を向けてランチタイムとする。あたりは雪で、カップ麺やスープで温まる。それぞれ持参のおやつを交換する。
水井山
集合写真を撮り、先に進む。滑りやすい道があり、慎重に歩く。しばらくすると雪も少なくなり、ようやく仰木峠に着く。大原の里(京都)と仰木の里(滋賀)を結ぶ峠になる。 むかしは花嫁さんが越えたとか、また比叡山への信仰の道、義経伝説の道でもあるそうだ。 峠から少し登った先は素晴らしい展望が広がっている。琵琶湖のエメラルドグリーンの奥に、鈴鹿山系、油日方面から伊吹方面の主稜線の眺望に一同感嘆の声を挙げる。山を指さしながら、『あれが前回の高畑山。御池山。雨乞山。・・。』としばし休憩になった。

次の小野山(大原山)へは緩やかな稜線を登る。眺望無しでさっと過ぎ去る。これより東側に降りて行くと林道に合流し。そのまま林道を北に向かって終点まで歩く。ここには高圧線鉄塔があり、琵琶湖と雪をかぶった蓬莱山そして手前には昨年歩いたホッケ山〜権現山がよく見える。ここから踏み跡を直登すると直ぐに梶山に到着する。


 
大きな山名板には「大尾山(ダイビサン)、また童髯山とあり、その間に小さな「梶山」の名板がある。欲張りな山だが、国道地理院の正式名称は梶山だそうだ。おやつ休憩の後、いよいよ谷迫川へ下山開始する。急坂の谷筋は沢山の倒木があって、跨いだり、くぐったり、渡渉、不明瞭な道もあって、、ちょっと難しいルートになる。この谷筋、滝は三つあり、最初の「三の滝」では鎖、、「ニノ滝」は高低差があるもののよく見えない、最後の音無滝が「一の滝」でこれは見事だ。滝壺まで近づける。音無滝以降も荒れた沢で、鎖場が待っている。
音無滝

 三千院まではもう一息、バス停までの30分を頑張る。古刹が多いが、道から眺めるのみ、皆さん無事に下山できた。
 
今回のコースは落ち葉サクサクに、雪景色、稜線からの京都、滋賀方面の展望そして最後の谷歩き等、変化にとんだ山歩きだった。
ルートマップ(YAMAPより引用)

(国土地理院の地図を引用)

2022山の記録に戻る 

作成日: 2023年2月20日