31)金剛山 : 2022年4月11日   2022年山の記録に戻る 2022年花・鳥・その他に戻る 
、金剛山(こんごうさん、こんごうざん)は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境目にある山。かつては高間山・高天山(たかまやま)や葛城嶺(かづらきのみね)といわれていた。金剛山地の主峰である。標高1,125m。最高地点は葛木岳といい、御所市の葛木神社の本殿の裏にあるが、神域となっており立ち入ることはできないため、国見城跡の広場が山頂扱いされている。国見城跡(山頂の広場)からは大阪湾が一望できる。天気がよければ明石海峡大橋がはっきり見える事もある。(ウイキペディアより)

白いショウジョバカマに始まり、シロバナネコノメソウ、サイゴクサバノオ、トウゴクサバノオが続く。3年振りの谷筋は花が多かった。トカラ谷のニリンソウは、緑の絨毯に一輪で開花は遅くなっている。他には、ヤマルリソウ、いろんなスミレなど色とりどりでした。ライブカメラは細身に写ります。

金剛登山口駐車場(9:31出発)−マツマサ・山のとうふ屋・分岐(9:36)−黒栂林道出合(9:50)−タカハタ道登山口(9:53)−腰折滝(10:20)−ツツジオ谷分岐(10:25)〜ツツジオ谷〜
第3堰堤付近(11:38、写真撮影)−タカハタ道への分岐(11:59)−合流点(12:14)−六地蔵(12:20)−トカラ谷入口()−お花畑(撮影)−トカラ谷入口(13:43〜13:46)−山頂広場・国見城跡(12:25〜13:14、昼食)−葛木城神社(金剛山最高点)−千早本道口()〜分岐(13:55)−本道下山分岐()−本道合流点(14:57)−黒栂林道出合・登山口(15:17)−金剛登山ロ駐車場(15:26、15:50出発)〜高速道〜守山

   行動時間: 5時間45分(休憩時間1時間10分)、歩行距離:9.06q、累積登高660m

3年ぶりの訪問になる。今回は車で110qを走る。2時間余り、1時間の時間短縮になる。目的はサイゴクサバノオで時期はぴったりだった。花が前回とは比べ物にならないくらい多かった。さて、トイレ横の有料駐車場に車を止め、4人が出発する。3年前から大雨や台風の影響で谷の崩壊や観察地の荒廃を心配したが杞憂だった。まず千早本道をわけ、ツツジオ谷を目指す。サクラはほとんど散っていた。黒栂林道出合で、入ってすぐに車止めが現れ、右手にタカハタ道登山口になる。ツツジオ谷と表示がある
 ロープの張った崖そばを歩き、右手にいよいよ登山道が始まる。しばらくで左手の斜面にショウジョバカマの群落が現れる。白が多い。花先に薄くピンクの入ったもの、ややベージュ掛ったもの、真っ白のもの、金剛山特徴の白いショウジョウバカマの群落が現れる。白い色のショウジョウバカマの群落、ピンクも見られる。ミヤマカタバミ、シロバナネコノメソウが出てくるy。この後もあちらこちらで出てくる。25分ちょっとで腰折滝に出る。
滝そばの岩場は滑りやすい。滑りやすいロープの張った岩場を慎重に通過し、5分ほどでツツジオ谷分岐に出る。丸太橋を渡り、いよいよツツジオ谷の谷筋を進む。すぐに第1堰堤が現れ、シロバナネコノメソウ、ミヤコカンアオイの地味な花、本命のトウゴクバノオ、サイゴクサバノオが出てくる。白い花に黄色のおしべが可憐で清楚ある。堰堤2,3と続くが花数は多くなる。3年前とは随分違う。時間を取って撮影する。

サイゴクサバノオ

トウゴクサバノオとシロバナネコノメソウ

なめ滝のような一枚岩のtころに出て、左の急な崖を回り込む。根っこや枝につかまりながら滝の上に出る。最後のタカハタ道への分岐から谷筋を離れる。先に行くグループは一気に展望広場(山頂)に向かうらしい。出た先が六地蔵になる。
尾根筋は傾斜もゆるくなり、しばらくでロープがあり、ここから下に階段があって、トカラ谷のお花畑に通じている。トカラ谷を下り、200mほど下った先にはニリンソウの大群生地がある。時期には早く、わずかに花をつけている程度だった。ユキザサ、ヤマシャクヤク、エンレイソウ、キジムシロなどを見ることができる。元に戻り、数分で下の広場に着く。広場を横切り、その先が山頂広場、国見城跡に着く。ライブカメラは30分間隔、荷物を降ろし昼食とする。時間になった時点で金剛山表示の前で並ぶ。少数、皆は常連なのか並ぼうとしない。4人が並び切り上げる。

ライブカメラ

食事後はお参りをしてから最高峰に向かう。三角点は神域、入れない。神社でお参りし、戻る。下りは千早本道を下るが、階段がずっと続く。膝に悪いり。途中、派生する尾根筋に出て、地図に従い急坂を下る。コバノミツバツツジ、シハイスミレもあってそれなりに良かった。また本道に出て駐車場に戻った。花の金剛山を満喫した1日だった。

花々
   
サイゴクサバノオ コガネネコノメソウ シロバナネコノメソウ  ネコノメソウ   シロバナショウジョウバカマ
 ミコアオイ ヤマネコノメソウ   ミヤマシキミ   チャルメルソウ 
 
 シハイスミレ ニリンソウ タチツボスミレ   イチゴ タムシバ 
   
スミレサイシン  ミツバツツジ  ミヤマキケマン エンレイソウ 

 
 
 キジムシロ  タネツケバナ(ややピンク)  ややムラサキのショウジョウバカマ   ムラサキケマン  
   
 ヨゴレネコノメソウ  マルバコンロンソウ  ヤマルリソウ    
 
注:ウイキペディアより
@現在の金剛山には、他の山ではあまりみられない珍しい登山回数の記録システムがある。回数カードを購入すれ
ば、登山毎に山頂で回数スタンプを捺印してもらえる。登山回数100回以上の金剛錬成会員(金剛山を敬仰して登拝
を励行し、健全なる精神と身体を錬成する会)には毎年5月3日に表彰式が行われる。2005年(平成17年)4月現在で
最高記録者は1万回の金剛登山回数が記録されている。毎日登山しても25年以上の年月が必要となる計算である。
以前は一日に複数回捺印してもらえ、1日(24時間)で17回往復の記録がある[7]。現在は一日一回である。大阪市内
からでも車で60分程度の距離にある為、健康登山、回数登山の山としても有名。朝の出勤前や、夕方仕事が終わっ
てから毎日登山に来る人も数多い。
A楠木正成との関係:金剛山周辺には太平記の英雄楠木正成の城であった千早城、上赤坂城、下赤坂城の城跡や
楠公誕生地など、正成ゆかりの史跡が点在している。楠木正成の菩提寺であった観心寺には、正成が少年期に学問
を修めた記録が残っている。また古来より金剛山鎮守と称された、建水分神社は楠木氏の氏神であり、本殿(重要文
化財)は正成が再建したもので、境内にある摂社の南木神社は正成を祀る最古の神社である。

行程MAP

(YAMAP、国土地理院の地図より引用)

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作成日: 2022年4月14日