39)雨乞岳1238m・清水頭1095m:2022年5月6日 2022山の記録に戻る 2022年花・鳥・その他に戻る 、2022年蝶のページ 甲津畑から周回コースを選んだ。大峠へは渡渉が何回かある。大峠からは急登だが、上部でシャクナゲが待っていて、その後の細尾根はシャクナゲ(裏年?)トンネルとイワカガミの道になる。広葉樹林帯の広い尾根ではスミレが続き、一転、高原状の道が清水頭に続く。眺望を楽しみながらの歩きになる。南雨乞岳付近ではササは膝まで位、雨乞岳の山頂近くでは背丈以上のササをかき分け登る。山頂で御在所岳〜鎌ヶ岳の眺めを楽しみ杉峠に下る。ここからもはコケと花が楽しめる。沢山の花が楽しめる秀逸な山行コースだ。 綿向山から雨乞岳のコース、残すはイハイガ岳から大峠になった。 甲津畑奥の駐車場所(7:19出発)−千草街道(舗装林道)−分岐(8:23)−谷筋取付き(8:30)−大峠(9:17)−清水ノ頭1095m(11:04)−昼食(11:21〜11:48)−南雨乞岳(12:06)−雨乞岳(12:17^12:23)−杉峠(13:08〜13:13)−蓮如ゆかりの地(14:25)−駐車場所(15:27) 行動時間:8時間8分、 歩行距離:15.4q 累積登高:1195m ![]() 大峠からは急登がしばらく続く。枝や幹に掴りながら高度を上げる。上部はシャクナゲに時期だった。今年はどこでも裏年だが、これほどたくさんあれば結構咲いている木も多く、楽しめる。 ![]() 細尾根の木が入り組んだ歩きにくい道を進む。左手の斜面はシャクナゲが楽しめる。岩場も出てきて、足元はイワカガミが多い。しばらくでゆったりとした尾根になる。落葉樹林で気持ちがよい。フモトスミレ、シハイスミレが見られる。樹林が切れると高原状の稜線になる。先には清水ノ頭、その奥が雨乞岳だ。大きな山塊がドシンと構える。天気も良く、展望が広がり気持ちの良い歩きだ。 ![]() ![]() 風が強いため、登りに差しかかる手前の岩場の陰で昼食にする。約半分、まだ先は長い。 お腹も十分になり、登りにかかる。足元はササ藪になる。次第に深くなりかき分けて進む。結構な障害だ。やっと南雨乞岳に着く。この山頂を踏むのは初めてだ。ここからの下り、さらに登りも深いササ藪だ。ササ藪とも離れ、しばらくで雨乞岳に到着する。山頂で大休止。 東雨乞岳の奥に鈴鹿山系の主稜線が広がる。 ![]() ![]() しばらくでササの道を抜ければ杉峠への下りになる。鈴鹿北部の稜線、杉峠からイブネの平坦な山容など眺望を楽しみながら、足元には一層注意しながら下る。花も多い。フデリンドウ、スミレなど。 ![]() 杉峠で一服、幻想的な谷を下る。シデの大木、コケ、蓮如ゆかりのあたりではヤマシャクも見られる。しばらくで朝の大峠への分岐に戻る。周回コースはここで終わる。後は同じ道を駐車場所まで戻った。 行動時間8時間、15qを越す歩きはさすがにタフだった。 YAMAP公開文書: 甲津畑から周回コースを選びました。花と眺望に恵まれた歩きになりました。大峠への谷筋は渡渉が何回かあります。最初の渡渉はやや難関、ここをしのげは後は200mごとのポイント小表示に導かれ歩きます。足元に咲く花を確認しながらゆっくりと登ります。チャルメルソウがたくさんあります。タニギキョウも見られます。大峠からの激登は上部でシャクナゲが待っています。その後の細尾根はシャクナゲ(裏年?)トンネルとイワカガミの道ですが、木の枝が邪魔をします。シャクナゲの花が気持ちを和らげます。ここを過ぎると広葉樹林帯の広い尾根でスミレが続きます。ホッとします。ここを抜けると一転、高原状の道が清水頭に続きます。絶好の眺望を楽しみながらの歩きです。いよいよ樹林の中の登りになりますが、ササが歩きの妨げになります。南雨乞岳付近では一旦膝まで位になりますが、雨乞岳の山頂近くでは背丈以上のササをかき分けかき分け登ることになります。山頂で御在所岳〜鎌ヶ岳の眺めを楽しみ杉峠に下ります。杉峠ノ頭から右手にイブネ、その奥に釈迦ヶ岳、左手はタイジョウからカクレグラの稜線です。ハルリンドウがたくさん咲いています。杉峠からの下りは、緑とコケが待っています。花も楽しめます。ヤマシャクが最後に待っています。行程は15qと長いですが、林道歩きが長く感ぜられます。花を見つけながら歩くと良いと思います。渋川の谷も緑がいっぱいです。 綿向山から雨乞岳のコース、残すはイハイガ岳から大峠になりました。 花
コースマップ(YAMAPを引用) ![]() (国土地理院の地図を引用) 2022山の記録に戻る 2022年花・鳥・その他に戻る 2022年蝶のページ 作成日: 2022年5月10日 |