74)ベンケイ691m・舟石690m : 2022年8月24日 、2022山の記録に戻る 2022年花・鳥・その他に戻る 2022年蝶のページ
 甲賀ふるさと30山の最後になる。土山町黒滝から登った。当初は船石までの往復のつもりだった。稜線は涼しい風が吹き、大岩まで足を伸ばした。帰りに林道への表示が出ていたのでそちらを選んだ。下った先の林道は、元林道といった表現がぴったりで、マツカゼソウで覆われていた。つづら折りで、2股のところを目的方向に進んだ。大きな谷筋で道はなく、急な下りを滑りながら辛くも下ることができた。ミヤマママコナ、ミヤマウズラに出会った。  

自宅−土山町黒岩惣王神社駐車場(8:50、8:58出発)−P637(0948)−ベンケイ791m(1028〜10:33)−稜線(10:42)−船石790m(10:45)−大岩(10:51〜10:56)−船石(11:04〜11:45、昼食)−ベンケイ(12:05〜12:10)−林道への分岐(12:24)−林道出合(12:30)−林道2股−林道終点(12:48)−林道下山地点(13:11)−惣王神社駐車場(13:25)−自宅
   行動時間:4時間27分   歩行距離:6q  累積登高:619m
 途中でパラパラとしたが、神社に着くまでには明るい空になった。神社の階段の登り切ったところから急登が始まる。ベンケイと小さな表示がある。
登山口
 スギ林の暗い急な坂を登る。踏み跡がある。途中、やや平坦なところもあるがシダが覆いかぶさり適当に歩くところもある。ピンクの表示が助けになる。猪除けのフェンスにそって歩く。窮屈な部分もある。踏み跡はしっかりとなり大丈夫だ。ベンケイまでは樹林帯の見晴らしのない暗い道dが続く。細尾根、フェンスとアセビの木の間の歩きにくいところも出てくる。平坦にありしばらくでP637、そのあとはまた急な坂になる。滑りやすいところもあって、ストックに助けられる。ベンケイは目立たない山頂で、薄暗い。小休止を取る。
ベンケイ 

ベンケイを過ぎると、広葉樹林が増え、明るく変わる。20分ほどで最後に杉林を登り切れば稜線に出る。すぐに船石の山頂だ。

船石 仙ヶ岳
時間も早く大岩まで先に進む。大岩から御所平まではさらに50分かかる。涼しい風が吹いて負担が少なくなったがしばらくで船石に戻る。仙ヶ岳やその先の山並みは雲に隠れていたが戻ってきたときには晴れてきた。日差しも強くなり木陰で昼食を取った。終わっていよいよ下山というときに黒滝から登って御所平から戻ってきた人に会う。少し話をするが、軽快な足取りで下って行った。
下りは急で滑りやすい。ベンケイまで戻り、ここから15分ほどの林道表示から左折する。乏しい踏み跡をしばらく下った先に林道(林道があった?)に出る。一面マツカゼソウに覆われている。歩かれた様子はない。つづら折りに道がある。高度は稼げない、山肌にそって緩やかな道だ。最初の分岐は戻る方向に登っていく。ここは下り方向に進む。しばらくでまた二股になる。ほぼ平坦で、帰る方向に進む。あまり下らない。倒木、落石で歩きにくい。結構進んだところで急な谷筋が見え、道が途絶えてしまった。地図を確認すると川沿いの林道まではかなり下る必要がある。谷に入るがとても歩ける状態ではない。谷を渡り、その先で谷沿いに下る。急坂で滑りやすい。また、壁になっていて山側へ離れる。滑ったり、枝につかまりながら悪戦苦闘する。30分も歩いていないが長く感じた。急な下りの先に舗装された林道が見えホッとした。
やっと林道へ

川は大きく、見ごたえがあった。神社に戻り汗を拭いた。
 稜線では、ミヤマママコナの群生、大岩あたりではミヤマウズラに出会えた。キノコは大小、色とりどりだった。


         
 ミヤマママコナ  ミヤマウズラ      
         
         

ルートマップ(YAMAPより引用)

(国土地理院の地図を引用)
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作成日: 2022年8月26日