95)弥十郎ヶ嶽715m: 2022年10月22日 、2022山の記録に戻る 2022年花・鳥・その他に戻る 2022年蝶のページ
弥十郎ヶ嶽(やじゅうろうがたけ)は、兵庫県丹波篠山市にある標高715.1mの山である。丹波篠山市では御嶽・小金ヶ嶽に次ぐ高山。篠山盆地南部の山としては最高の標高を誇る。篠山の南東に位置し、北の多紀アルプス、南には三国ヶ岳、愛宕山とともに篠山盆地を形成する主要な山である。人名の付された山としては兵庫県内では三田の甚五郎山と弥十郎ヶ岳だけである。頂上には二等三角点があり、比較的広い。南方側は樹木のため眺望は望めないが、北方には約180度の視野が開け、篠山の町をはじめ、御嶽(793m)で西ヶ嶽(727m)、小金ヶ嶽(725m)などの多紀アルプスの全容が眼前に望めるほか、西光寺山、白髪岳、松尾山、夏栗山、黒頭峰、大野山など篠山盆地を囲む山々が一望できる。かつて植林が盛んであったため山頂までスギ、ヒノキなど針葉樹が多い(ウイキペディアより)
自宅−丹波篠山ローソン安田店(8:50、9:00出発)−大仙寺駐車場(09:05、9:25出発)−ベンケイ691m(9:35)−舟石690m(10:05〜10:10)−大岩(10:42)−舟石(11:15〜 、昼食)−ベンケイ(11:22)−林道への分岐(11:40)−林道出合(12:11)−林道2股(12:21)−林道終点(12:28)−林道下山地点(13:00)− 神社駐車場()−自宅
行動時間:5時間48分 歩行距離:8.8q 累積登高:732m
173号と372号の狭間にあるのローソン安田店にほぼ同じ時間に集合する。4km先の大仙寺へ向かう。大仙寺は弥十郎ヶ嶽の北麓に位置し、広い駐車場と綺麗なトイレがある。まずは、室町時代の豪族波々伯部(ははかべ))氏の支城、南山城跡へ向かう。周辺には城跡跡が残ってる。参道を下まで下り、田んぼ脇にある城跡への入口から登る。ここには城址の説明板が設置されている。
廓の跡、竪堀、さらに進んで本廓後に着く。ここからはほぼ直登の格好で南へ稜線を進。雑木林の中の登山道で、古い踏み跡がある。国土地理院の地図にも、YAMAPにも手がかりがない。途中、小休止する。弥十郎のピークと薬師原・畑市方面から来る路が合流する。ここから植林帯を抜けると山頂に出る。西方向が開け、篠山盆地と多紀アルプス3山(西岳、三岳、小金ヶ岳)が望める。手前には、八上富士と呼ばれる高城山(462m)が望める。昼食タイムに入る。時間はたっぷり、話こんでのんびりとする。
西岳、三岳、小金ヶ岳
記念写真を撮ってから下山にかかる。元来た道を戻るが、そのまま行きすぎ元の分岐に戻る。コルから左に取って山腹を下る。谷筋の道で、しばらくで大きな洞窟のまえに出る苔むした大きなものだ。

道はつづら折りで下っていく。途中、谷筋と巻道の分岐に出るが、左方向に巻道を下る。巻道も結構注意が必要だ。その後、植林のゆるやかになり、吹越峠まで続く。風吹峠からは、しばらくで林道になり、やがて貯水池に着く。さらに進むと畑や田んぼに出る。あぜには、ツリフネソウ、ススキ、ツリガネニンジン、アキノタムラソウ、ヒヨドリバナなどが咲いていた。池から約35分で大仙寺に戻った。
このあたりには巨木が多く、日本一のモミ、杉、カツラ、ハダカガヤなどが点在している。弥十郎ヶ嶽麓の辻には大きな四本杉がある。奈良時代創建の波々伯部(ほうかべ、氏族名稱はははかべ)神社が古く、7月の八坂祭りには、豪華に飾られた8台の山車が出る。
弥十郎ヶ嶽下山後、篠山旧街道の住吉神社へ行き、近代の代表的作庭家、重森三玲(みれい)の庭、「住之江の庭」を鑑賞した。新しい感覚の枯山水庭園に感嘆することしきりだった。

住吉神社 住之江の庭(重森三玲作)
花
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センブリ |
ツリガネソウ |
アキチョウジ |
アキノタムラソウ |
ダイコンソウ |
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ツリガネニンジン |
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オオウラギンスジヒョウモン
亀岡のコスモス畑
ルートマップ(YAMAPより引用)

(国土地理院の地図を引用)
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作成日: 2022年11月3日 |