53)大御影山 950m : 2023年4月28日 2023年山の記録に戻る 、2023年チョウのページヘ戻る、2023年花・鳥・その他の戻る 例会を5月連休前に1日早めた。好天気に加え、ブナの新緑が青空に映え、気持ち良く歩けた。来るたびに花の数増えている。お目当てのシャクナゲは少し時期が進んでいたが十分に楽しむことができた。今年は季節が早く、咲き残りのバイカオウレンもあった。オオバキスミレ、 イワウチワ、カタクリは旬、イワカガミはいよいよこれからだ。サンインシロカネソウは数が増えている。花の山を堪能した1日だった。 自宅−近江今津駅(8:30、9:10ピックアップ)−ビラデスト今津(8:55、9:06出発)−登山口(7:57)−沢−分岐(8:19)−近江坂−展望台(8:53)−滝谷山分岐(9:43)−展望広場(10:21)−林道出合(10:35)−高島トレイル分岐(10:46)−山頂(11:22〜11:28)−反射板下(11:35〜12:15、昼食)−山頂(12:32)−林道出合(13:23)−滝谷山分岐(13:56)−展望所・分岐(14:27)−近江坂(バイパス)−合流点(14:45)−登山口(15:00)−駐車場(15:10) 行動時間 6時間23分、 歩行距離14.3km、累積登高814m 週日で、車はそれほど込み合う心配はない。ピックアップの近江今津駅には30分以上も前に着いた。大阪からの2人と合流し、ビラデスト今津に向かう。駐車場に入り、環境協力金300円/1人を支払う。準備を整え、平池方面に下る。平池の水面からは、カキツバタの葉が伸びてきている。1ヶ月もすれば開花を迎える。林道に入り、しばらくで大御影山登山口の表示が出てくる。標柱に書かれた「古道近江坂」は、高島市今津町と福井県若狭町を結ぶ峠道である。まずは沢筋のサンインシロカネソウを確認した。今年もたくさんの花が咲いていた。花は小さい。 小さな沢を渡り、スギ林から離れる。つづら折りの切り通しの道であるが、しばらくするとイワカガミの群生が現れる。エンレイソウ、スミレも見られる。 イワカガミは、薄いピンク、ピンク、赤が次々と現れる。近江坂の分岐に出る、行きは尾根筋、帰りはバイパスにする。皆撮影に忙しい。同行者が白いイワカガミを見つけてくれる。ヨウラクツツジも咲いている。尾根筋は新緑で気持ちよく歩ける。バイパスとの合流点に近ずくとイワウチワが増えてくる。 やがてバイパス道が合流する。琵琶湖が眺望できる見晴らしの良いところだ。トキワイカリソウが咲いている。眺めは良く、海津大崎の右手に竹生島が見える。今日はとりわけ青空が綺麗だ。 海津大崎の右手に竹生島、その奥に伊吹山が見える。 竹生島、その奥に伊吹山 近江坂をさらに進む。イワウチワに混じって、バイカオウレンが見られる。切り通しはいよいよ深く、はるか頭の上に崖がある。所々でシハイスミレやタチツボスミレも現れる。また、イワウチワが多く、こちらは花も綺麗だ。 バイパスの合流点から花を楽しみながら20分ほど歩くと、スギ林が左手になり、下ってゆく。先には小さな池がある。このあたりからシャクナゲが見られるが、花芽は少ない。 登り返してすすむ。10分ほどでシャクナゲが右手に現れる。その右奥に更にシャクナゲの木が続いている。花の具合は、色変わりをしているもの、蕾のものなど様々だが、ほとんどは今が旬である。断続的であったシャクナゲが、次第に数も多くなり、生け垣のように続く。、綺麗なピンクの花が見事だ。もっとも咲いている花が多いところで居合わせた方に記念撮影を依頼する。 その後もシャクナゲの道が続く。展望広場になったところで昼にする。北東方向に大谷山から北の高島トレイルが見渡せる。琵琶湖も見られる。おやつの交換で楽しいひと時を過ごす。今日は長場、帰りの電車もあって早めに切り上げる。 山)、後方(乗鞍岳がある高島トレイル最北端稜線) その先で軽い登りがあり、下りにはイワウチワの群落がありった先が河内林道だ。キンキマメザクラが迎えてくれる。ここからは比較的アップダウンの少ないブナ林が主体となる。抜土に出る分岐があり、高島トレイルになる。ブナの新緑、曲がった幹、足元はキスミレ、カタクリなども楽しめる。山頂を目指す。約 分の歩きで山頂に着く。まずは先の若狭湾の見えるところまで行って記念撮影をする。あたりは感じの良いところだ。バイケイソウが大きく伸びていて、この春の速さに驚かされる。山頂にはイワナシの群生があるが、花は貧弱だった。 山頂から少し先の若狭湾が見えるところで あまり長くいることもできず、電車の時間を心配しながらもと来た道を頑張った。分岐からはバイパスの道を選んだ。励ましあって順調に歩き、15:15には駐車場に戻った。予定通り、近江今津駅で2人と別れた。帰りの道も順調だった。 春の花
行程MAP(同行の清水さんから拝借) (国土地理院の地図を引用) 2023年山の記録に戻る 、2023年チョウのページヘ戻る、2023年花・鳥・その他の戻る 作成日:2023年5月9日 |