76)ポンポン山 678m: 2023年8月10日 、2023年山の記録に戻る 2023年チョウのページヘ戻る花・鳥・その他の戻る
 オオキツネノカミソリ、ツチアケビはこの時期、この山の売りになる。やや時期外れと心配していたが、色鮮やかな株も多かった。谷筋でミヤマカラスアゲハに出会い一気に盛り上がった。台風の影響で涼しい風が吹き、快適に歩けた。大原野ICから登山口の大原野森林公園森の案内所に向かったが、くねくねの細い道で緊張した。帰りは北に抜ける道を選んだが、こちらが正解だった。

自宅(7:00)−森の案内所駐車場(8:26、8:42出発)−森の案内所(8:45〜8:50)−谷筋コースへ−渡渉地点(谷筋入口)(8:57)-キツネノカミソリ・ツチアケビ鑑賞地−谷筋離れ(10:00)−西尾根合流点(10:20)−休憩所(10:37)−山頂(11:00〜11:40)−東峰分岐点(11:57)−分岐点(12:29)−P619(高圧電線鉄塔(12:37〜12:43)−駐車場(13:44)
 行動時間:52時間2分、歩行距離6.8q、  累積登校:472m

 駐車場目に8:26に着く。駐車場には鎖の車止めがあり、近くの空き地に止め身支度をする。さあ出発となったとき、案内所の係の方が来てくれて、あらためて車を移動した。案内所に立ち寄り、帰りの道を確認し、谷筋コースの道に進む。白い花の木、ルリタテハの撮影をしながら谷そばを歩く。左手の川向に鉄梯子が見え、渡渉して進む。しばらくすそ野を歩くが、谷筋に出る。まずはミヤマカラスアゲハを発見、給水で谷を行ったり来たりでとまってくれる。そこそこの写真が撮れ大満足する。いろいろな花も出てくるが、いよいよオオキツネノカミソリになる。先月25日くらいからYAMAP 記録に出ていて、心配していたが、鮮やかな花も多い。もちろん盛期は過ぎているが撮影には十分である。断続的ではあるが群生地がいくつか出てくる。撮影にも忙しい。次に、ツチアケビの株が出てくる。一か所に6株程、赤い実が鈴なりの結構大きな株に感心する。
谷筋を詰め、西峰を目指す。急な登りで、途中、フクジュソウの群生地の入口表示に出会う。監視のテント小屋が設置されている。約20分の登りだったが結構急な階段があった。西尾根からは最後に登りがあるが涼しい風が吹いて快適だった。途中、小休止を入れる。
 山頂にはすでに2人がいて食事中だった。木陰の良いところだったが、離れたところで昼休みにする。京都タワー、あべのハルカス、音羽山、比叡山、生駒方向、眺めは上々だった。冷たい飲み物でホッと一息つく。長めの40分休憩の後、東尾根を目指す。釈迦岳分岐を過ぎ、メインルートから尾根に入る。両尾根とも樹林帯の道で、こちらも眺望はあまり楽しめない。この山域、木々の種類が多く、密集している。尾根に入り、40分で鉄塔のあるピークに着く。ツマグロヒョウモンのオスが5匹飛び交っている。フェンスで囲われた中にツチアケビが印象的だ。やや単調な尾根筋歩きが続くが、松が多い。なおも1時間程度の歩きで最後に急坂を降れば森の案内所に出る。休憩所で一休みし、帰りは北に抜けた。広い道で安心して車を走らせた。

あべのハルカス
京都タワー

オオキツネノカミソリ

         
         

ミヤマカラスアゲハ、久しぶり

         
 ルリタテハ ツマグロヒョウモン(メス)   ツマグロヒョウモン(オス)   ヤマトシジミ  

ルートマップ(YAMAPより引用)

(国土地理院の地図を引用)

2023年山の記録に戻る、2023年チョウのページヘ戻る花・鳥・その他の戻る

作成日: 2023年8月10日