14) 東北遠征 チョウ撮影 :2015年山の記録に戻る2015年チョウのページに戻る2015年花・鳥・その他に戻る記録元に戻る
チョウは目的のチョウセンアカシジミの観察することができた。時期的に遅く心配したが無事に撮影できた。他にもオジロシジミやミズイロオナガシジミのメス、岩手山登山道ではオオミドリシジミに出会えた。早池峰山では、今が旬のハヤチネウスユキソウや固有種のナンブトラノオを見ることができた。レンタカーでの総移動距離は1300qであった。泊まった民宿ではご馳走を堪能し、温かいもてなしを受けた。17〜20日はグループで行動し、14〜16日、21日は単独での行動になった。

7月14日 雫町、滝沢市、盛岡市 チョウセンアカシジミ(新)、オナガシジミ(新)、ウラギンスジヒョウモン 
2 7月15日 田野畑村、岩泉付近 チョウセンアカシジミ、ミズイロミドリシジミ(メス)、メスアカミドリシジミ
ウラゴマダラシジミ
7月16日 岩泉付近、龍泉洞、安家洞、野鳥観察ネーチャーセンター  
4  7月17日〜21日   山(姫神山、岩手山、神室山) オオミドリシジミ、クジャクチョウ、ヒオドシチョウ 

1.7月14日
雫町、滝沢市、盛岡市
1)雫町
雫石町(しずくいしちょう)は、岩手県の中部に位置する岩手郡に属する町。西側は秋田県(仙北市)と接している。温泉やスキー場、小岩井農場を擁するなど、観光に力を注いでいる町である。1993年には、雫石スキー場にてアルペンスキー世界選手権雫石大会が行われた。(ウイキペディアより)
十和田八幡平国立公園が一部を占めている。岩手山の南山麓にあたる。私は八幡平を縦走、網張温泉に下山、宿泊、小岩井農場を見学したことがあり、久しぶりの訪問であった。。町の公式HPには観光案内があり、イラストマップを見ることができる。チョウセンアカシジミも保護の対象で、発生地には注意書きの掲示板が立っている。発生地は数か所あって、町役場で場所を書いたパンフレットを入手することができる。今回は町の担当者の方の親切な配慮があって、町役場から近い個人のお宅で撮影できた。町の担当の方の案内で、庭に代々住んでいるチョウセンアカシジミを目と鼻の先で撮影できた。本当にありがたいことである。花巻空港から車を使えば、1時間以内に着くことができ交通も便利である。
2)滝沢市
滝沢市(たきざわし)は、岩手県の中部に位置する市。2014年(平成26年)1月1日付で市制施行する以前は、10年以上の期間、人口5万人を超える村だった。市の北西に岩手山があり、広く山麓を市域内に抱える。市域の東端は北上川、南端は雫石川に沿っている。盛岡市と隣接する地域をはじめとして、滝沢駅の周辺などに住宅密集地が分散している。(ウイキペディアより)
観察会などの企画はなく、市の担当の方の配慮があって、発生地の情報を教えていただいた。こちらも個人の所有地で、担当者の方から許可を取っていただいた。時期的には6月下旬ころで、何とか1頭を撮影できた。林の中のトネリコでない葉の上でとまってくれた。同じ橋で、オナガシジミの撮影ができたことは幸運だった、
     
 チョウセンアカシジミ(雫町)  チョウセンアカシジミ(雫町)  幹に産み付けられた卵(雫町)
     
 オナガシジミ(滝沢市)  ウラギンスジヒョウモン(盛岡市野鳥観察センター)  

その他のチョウ
         
 イチモンジチョウ  キマダラセセリ  ウラギンヒョウモン  ホシミスジ  ツマグロヒョウモン
         
 キバネセセリ  ルリシジミ      
2.7月15日:田野畑村、岩泉付近
1)田野畑村
田野畑村(たのはたむら)は、岩手県下閉伊郡にある、太平洋に面した村である。また、村のホームページの紹介には、岩手県沿岸北部に位置し、南と西側は岩泉町に、北側は普代村に接し、東は太平洋に面している。東西に約17km、南北に14kmほどあり、面積は156km2余りです。東経141度53分、北緯39度56分と記載されている。北上山系のなだらかな起伏が、海岸に近づくに従い変化が激しくなります。名勝の北山崎や鵜の巣断崖は200m前後の絶壁となって海に落ち込み、太平洋に向かって東西に延びる谷々が大地を深く切り刻んでいる。平地は16%足らずで、ほとんどが山林と記載されている。北山崎の海岸がとりわけ有名で、ネイチャートレッキングやクルーズを楽しむことができる。のどかな村の様子ではあるが、北日本震災ではかなりの被害を出している。傷跡は癒えていない。
 チョウセンアカシジミの発生地としても知られているが、個人の方の活動に頼っているところが大である。今回も紹介を頂いたOさんに連絡を取り、撮影の機会を与えていただいた。また、渓流沿いの道を案内していただき、メスアカミドリシジミを撮影することができた。チョウセンアカシジミもまだ健在だった、ミズイロオナガシジミのメスの写真を初めて撮影することができた。アカシジミかカシワシジミか判別不能の化固体を撮影したが、アカシジミであろうか。
2)岩泉町

岩泉町(いわいずみちょう)は、岩手県の中央部から東部に位置し、本州一面積の広い町である。水の透明度が高いことで有名な龍泉洞(鍾乳洞)の町として知られ、観光地としてはもとより、その水がミネラルウォーターとして販売されている。 町内における中心地区の水道水は龍泉洞の水であり、大川や釜津田の集落では近くの湧水が利用されている。岩泉町は、町営のバスに「水と緑のシンフォニー」と謳われるとおり各地で水が涌いており、水に恵まれた町である。1978年、町内の茂師(もし)で日本で初めてとなる恐竜化石「モシリュウ」が発見された。(ウイキペディアより)
 今回、龍泉洞の後、訪問した安家洞も岩泉町にある。田野畑村に行く前に、龍泉洞から先にある高須賀に寄ってみた、アカジミミが飛び出たが、写真には撮れず、カシワ林をたたいてもいずれもダメだった。近くで、ウラゴマダラシジミを撮影できた。

     
 チョウセンアカシジミ(田野畑村)  チョウセンアカシジミ(田野畑村)  メスアカミドリシジミ(田野畑村)
     
 メスアカミドリシジミ(田野畑村)  ウラゴマダラシジミ(岩泉町)  
     
 ミズイロオナガシジミ(メス)  アカシジミ/カシワアカシジミ(?)  

         
ツバメシジミ   シータテハ  スジグロシロチョウ ヤマキマダラヒカゲ   ヒメキマダラセセリ

3.山で出会ったチョウ
姫神山、岩手山、神室山でチョウの写真を撮った。オオミドリシジミは綺麗だった。
     
 クジャクチョウ(姫神山山頂)  オオミドリシジミ(岩手山)  オオミドリシジミ(岩手山)

         
 ウラギンヒョウモン(姫神山登山口) ヒオドシチョウ(神室山9合目)   ミドリヒョウモン(神室山7合目)     

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作成日: 2015年7月28日