5)沖縄 : 2007年4月30日〜5月3日日 2007年山の記録に戻る2007年チョウのページ2007年花・鳥・その他に戻る

 沖縄を飛び越して、石垣島や西表島の先島諸島が先行していたが、世界遺産の観光も目的に加え、訪問した。初めての沖縄だった。ちゅら水族館はあまりにも有名で、島の北には自然が多く残っている。山も結構たくさんあり、盛りだくさんにした。もちろんチョウがお目当てには変わりがないが、先島諸島には遠く及ばない。ただし、石垣島よりはかなり北にあり、チョウの時期には少々早いかもしれなかった。山は、名護岳、八重岳、与那覇岳が候補を挙げた。いずれも本格登山には程遠い。あっという間に山頂に着く。
@2007年4月30日:八重岳、名護岳、やんばる亜熱帯園、オキナワフルーツランド
A2007年5月1日:美ら水族館、海洋博公園、備瀬のフクギ並木、今帰仁城跡
B2007年5月2日:比地大滝、与那覇岳、辺戸岬
C2007年5月3日:首里城、金城石だたみ、識名園、玉陵、水鳥湿地センター

@八重岳、名護岳、亜熱帯園、沖縄フルーツランド:2007年4月30日
那覇空港に着き、レンタカーを借り早々に北を目指す。高速道路があり、那覇ICから終点の許田ICでおり、名護市へ向かう。最初の目的地、八重山岳は2時間弱で、八重岳は、山頂の近くまで立派な道路があり難なく行ける。少し歩けばアンテナがあるそばの山頂に着く。ジャコウアゲハがいる。さっそく写真に撮り、しばらく時間を使った後、やんばる亜熱帯園やフルーツランドに立ち寄る。やんばる亜熱帯園では、ヘゴの原生林や自然ラン、アンスリウムなどさまざまな亜熱帯植物を観賞できる。園内にはヘゴとランのゾーン、アンスリウムゾーン、バナナ園などがあり、亜熱帯の花々や南国の果物をゆっくり見てまわることができる。オキナワフルーツランドにはフルーツゾーン、チョウゾーン、バードゾーン、その他ショッピングゾーンがあり、文字通り南国を満喫できる。チョウゾーンでは、オオゴマダラが優雅に舞い、ゆったりとした気分を味わえる。名護市のホテルに入る前に、名護岳に登る。一帯は公園になっていて、20分余りですぐに山頂だ。時間が16;30頃で、チョウもあまり見かけなかった。

     
 海岸の風景  八重岳周辺の風景  名護市風景
チョウ
     
 ジャコウアゲハ  オオゴダラ  リュウキュウヒメジャノメ
その他
     
   オシドリ  

A美ら水族館、海洋博公園、備瀬のフクギ並木、今帰仁城跡:2007年5月1日
この日は、終日観光にあてた。南国ゆえ、チョウもそこそこに見ることができるが、固有種や珍しいチョウはなかなかいなかった。美ら水族館の規模の大きさや、今帰仁城跡には印象深かった。
     
 美ら水族館   海洋博公園
     
備瀬のフクギ並木   今帰仁城跡  
その他
     
   やんばる亜熱帯園 イソヒヨドリ
     
 リュウキュウシジュウカラ  フルーツランド  フルーツランド
B比地大滝、与那覇岳、辺戸岬:2007年5月2日
今日は、沖縄北部、いわゆるヤンバルと言われる自然が残った地域だ。ヤンバルクイナが保護の対象となっている。手始めに、入り口にある比地大滝に行った。結構な距離で、亜熱帯の中を興味深く進んだ。いろいろな花や、チョウにも出会える。入口は、公園になっていて、イシガケチョウの集団に出会い、最初は何かわからなかった。その後、同じところにある与那覇岳に登った。与那覇岳、沖縄県国頭郡国頭村字奥間・字比地に位置する。沖縄海岸国定公園内にある沖縄本島最高峰で、503m(最高峰は石垣島の於茂登岳の526m)。ただし、その隣の498メートルのピークに三角点があり、こちらを山頂のように見なす向きもある。外見はなだらかな山であるが、山頂付近までいくつもの谷が入り込む複雑な地形である。いわゆる山原の森の中心にあたり、イタジイが優占する照葉樹林に覆われ、谷間を中心にシダ類やランの種類が多い。多くの貴重な動植物の生育・生息地でもある。最後には、
北の辺戸岬に行き、あたりをたっぷり楽しんだ。チョウも多く、オキナワカラスアゲハが亜種として、固有となっている。
     
 比地大滝  見通しのきかない与那覇岳山頂  ヤンバルのスダジイ
     
 辺戸岬  辺戸岬  
チョウ
     
 イシガケチョウの集団  オキナワカラスアゲハ   オキナワカラスアゲハ
     
 アサギマダラ(オス)  アマミウラナミジャノメ  
その他
     
 ルリカケス  リュウキュウメジロ  
C首里城、金城石だたみ、識名園、玉陵、水鳥湿地センター:2007年5月3日
最終日は、南方面、那覇市を中心とした各名所を駆け足で訪問した。水鳥湿地センターは季節はずれで成果が乏しかったが、学芸員の方が、滋賀県出身で楽しく会話ができた。イソヒヨドリは、南の島ではよく見ることができる。リュウキュウメジロもそうだ。カニは何という種類だろうか。首里城は、一度は訪れる必要があるだろうが、あまり印象に残りそうもない。市内の玉陵、識名園も観光名所だ。
     
 首里門  赤いディゴが印象的だった  
     
 リュウキュウヒヨドリ    

2007年山の記録に戻る、
2007年チョウのページ
 
2007年花・鳥・その他に戻る

作成日: 2014年8月23日