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2003年2月前半

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2003.02.12 - 15 (wed - sat)

STONEWALL/WEEKEND「HUNGRY FOR MORE」USメロハーの95年作で、ロングアイランドからのリリース。「S.T」では結構哀愁系の曲があったような気がするんですが、このアルバムではかなりアメリカンでカラッとした楽曲がメインになってます。それなりのクオリティですが、「S.T」の方が好みかな。
RICK PRICE「TAMBORINE MOUNTAIN」オーストラリアのシンガーソングライターの96年2nd。かなりアコースティック寄りのバラードが中心で、まったりしすぎの感もありますが、渋さが上手くハマった"SINCE I MET YOU"なんかは良い感じ。ファルセットを多用したVoは今作でも絶品。
SANNE「LANGUAGE OF THE HEART」デンマークの女性シンガー94年作。しっとりとした渋さのある普遍的なロックという感じ。一番良い曲はSTAGE DOLLSのカヴァー"LOVE DON'T BOTHER ME"だったりして。RICK SPRINGFIELD/JIM VALLANCEが1曲提供してますが、コレは大した事無い曲。
VIXEN「S.T」アメリカの女性HRバンドの89年1st。エッジのあるキャッチーでコンパクトにまとまった楽曲。外部ライターを結構起用してて、RICHARD MARX、JEFF PARISあたりが楽曲提供してます。自作曲も悪くないです。
VINNIE VINCENT「INVASION」元KISSのGtのソロ・プロジェクト1st。ROBERT FLEISCHMANの伸びのある超ハイトーンVoを活かした爽快で豪華なHR。ソロでは弾きまくりですが、それ以外では無闇にGtを前面に出さず楽曲主体のアレンジに徹してます。高品質。
AFTERWORLD「DARK SIDE OF MIND」フィンランドのメロパワ99年1st。最近のこのテのバンドは大仰になりがちなんですが、このバンドはかなりストレートなアレンジで硬派な印象。メロもまるで北欧メロデスのような哀愁が効いてて良い感じ。
DMZ「S.T」詳細は全く不明のバンドの78年作。ジャケを見てKey中心プログレハード系だと見当をつけて買ったものの、単調なHRでガッカリ。

タダ券をもらったので「戦場のピアニスト」初日を観に行く。久々の映画。物凄く期待していたんですが、まあそれ程でもなかったかな、と。良い映画でしたが。その後バナナレコードにちょっと寄ってから渋谷公会堂へHALFORD with COBを観に。セットリストを変えてくれるかな、と思ってたんですが、結局全く同じ。会場の音は良く、ロブの声も初日に比べれば格段に調子良く、きっちり歌う気があったようです。90年以降JUDAS PRIEST〜FIGHT〜HALFORDと全て観に行ってますが、セットリスト的には今回は最悪だったかと。どんなにアルバムがショボくても、こんなに退屈な時間が長いライヴは今まで無かったのになあ・・・

今週の入手CD
■ヤフオク/STAGE DOLLS「SOLDIER'S GUN」\5,000/HYBRID ICE「NO RULES」\3,800/DocRockShopIZABELLA「IZA」8.99eur/S.A.D.O.「DIRTY FANTASY」12.99eur/STRANGE ADVANCE「THE DISTANCE BETWEEN」10.99eur/TONY CAREY「BEDTIME STORY」13.99eur/■渋谷バナナレコード/DMZ「S.T」\800/■ヤフオク/PANTERA「COWBOYS FROM HELL」\350


2003.02.11 (tue)

DESERT RAIN「BANG BANG」スウェーデンのメロハー91年作。ブルージーでアーシーなアメリカンテイストがあるHR。何曲かリリカルなKeyを配した哀愁曲あり。

HALFORD with COB行ってきました。前座のCOBを見るのは2回目(そういえば2回とも前座だ)ですが、かなりライヴ慣れしてるような。前座とは思えない位受けてましたし。ガニ股でソロを引くALEXI格好良いです。で、HALFORD。いきなりの"PAINKILLER"〜"JAWBREAKER"で超盛り上がるんですが、その後のHALFORDの曲が・・・。後ろ向きなのは重々承知ですが、やっぱ僕はJUDAS PRIESTの曲を観に行ってるんで正直辛いものがあります。しかも今回は新譜の曲がかなり多め。当たり前だとは思いますが、海外のセットリストを見て、"FREEWHEEL BURNING"や"SCREAMING FOR VENGEANCE"なんてのを期待しちゃってたんで結構ガッカリ。特にアンコール1曲目で"CRUCIBLE"やった時は「何でやねん!」と思っちゃいましたね。どうせなら"BETRAYAL"やってくれよ。FIGHTの2曲は好きな曲なんで大歓迎。アンコール2曲目の"BREAKING THE LAW"からはお約束の大盛り上がり大会で溜飲を下げ。15日はちょっとセットリスト変えて欲しいなあ・・・。昔の曲多めで(苦笑)。


2003.02.10 (mon)

RALPH VAN MANEN「LANGUAGE OF LOVE」オランダ(?)のCCMアーティストの96年作。深みのある優し気なVoに、落ち着いた柔和なアレンジの暖かく包まれるような楽曲。BAD HABITの「ADLUT ORIENTATION」に似た雰囲気かな。特に前半が素晴らしい。バックVoにCHRIS EATON参加。
SIC VIKKI「KISS ME IN FRENCH」元AUTOGRAPHのSTEVE PLUNKETが全面参加したアメリカのメロディアスHRの93年デビュー作。AUTOGRAPHの名前にかかる期待を全く裏切る事のない、高品質でコマーシャルなアメリカンハード。良い。


2003.02.09 (sun)

INVERTIGO「FORUM」元PSEUDO ECHOのLEIGH兄弟率いるオーストラリアのハードポップバンドの01年デビュー作。SAVAGE GARDENのようなダンサブルなデジ・ポップ風味がありつつも結構ハードなアレンジでロックのダイナミズムも合わせ持った楽曲。超爽快な1曲目"DESENSITIZED"でリスナーの心を掴んだらもう最後までその手を緩める事無く極上のメロ連発。多分この爽快さがこのバンドの魅力のメインなんでしょうが、僕的にはデジタリィでヘヴィでメロウな"WHAT IF IT'S ME?"がベスト・チューンで、同系統の9,10曲目あたりもヒット。どこを取っても美味しい素晴らしいアルバムでした。最高。
STREETS「1ST」KANSASのSTEVE WALSHとCITY BOYのMIKE SLAMERが組んだアメリカンHRの83年の1st。MIKE SLAMERらしいソリッドなGtに仄かな哀愁も感じさせるキャッチーなメロ。適度なKeyの味付けはあるものの、贅肉を落としたようなタイトにまとまったサウンドが格好良い。
MARC HUNTER「TALK TO STRANGERS」元DRAGON〜HUNTERのVoの94年ソロ。プログレから始まって段々とポップに音楽性を変えてきた彼ですが、ここでは完全に柔和なAOR路線に。1曲目こそポップな躍動感を少し感じるものの、後はアダルト&ムーディーな楽曲がメイン。
STARZ「ATTENTION SHOPPERS!」アメリカのHRバンドの78年3rd。セルフ・プロデュースをした結果、ポップになり過ぎて非難されたアルバムとの事。1曲目は元気のあるHRですが、それ以降はサウンドもグッと軽くなり、ポップな楽曲が続きます。まあ悪くないですが、どうという事もない軽い楽曲。いにしえ系メロディック・ロックの趣きがありますね。

神保町のとある店でオール100円セールをやってると聞き、一応見に行く。もう全て狩り尽くしたはずだったんですが、まあそれなりの収穫。ワケ分からないのもちょっと入ってますが、まあ100円なんで。

今日の入手CD
■神保町のとある店/BIG THING「FALLEN NATION」\100/COCK ROBIN「AFTER HERE THROUGH MIDLAND」\100/HEROES DEL SILENCIO「AVALANCHA」\100/INXS「WELCOME TO WHEREVER YOU ARE」\100/MEDICINE WHEEL「IMMORAL FABRIC」\100/MORATTI「DESOLATION」\100/QUILL「PRIVILEGED」\100/SILK TOXIK「DOIN' THE NASTY」\100/SWEET SISTER「FLORA & FAUNA」\100/TAYLOR DAYNE「CAN'T FIGHT FATE」\100「SOUL DANCING」\100/WARRIOR SOUL「CHILL PILL」\100/JUDE COLE「A VIEW FROM 3RD STREET」\100/KAMPAI「PHANTASMAGORIA」\100/TUESDAY GIRLS「WHEN YOU'RE A TUESDAY GIRL」\100/ZOTL「S.T」\100「S.T」\100


2003.02.08 (sat)

TINDRUM「HOW 'BOUT THIS?!」元TNTのDr、DIESEL DAHL率いる北欧メロハー2nd。Voも元TNT。TNT程の透明感は無いですが、仄かなKeyアレンジを施したLAメタル調のミドルテンポの楽曲がメイン。そのメロには北欧らしい哀愁が存分に感じられてかなり良い感じ。
JEFF WATSON「AROUND THE SUN」元NIGHT RANGERのGtの2ndソロ。アコースティックで落ち着いた歌モノの楽曲で、あまりギタリストのソロという印象は感じられないです。叙情的な美しいメロが聴ける好盤で、特にタイトルトラックは秀逸。VoにKANSASのSTEVE WALSHが参加。
WARLOCK「TRIUMPH AND AGONY」ドイツの正統派HMの4thにしてラスト作。満を持してアメリカ進出を狙ったという事で、非常に完成度が高い格好良いアルバムに仕上がってます。どの曲も堂々とした欧州メタルの風格とワールドワイドで通用するキャッチーさの両方を備えてます。1曲目の"ALL WE ARE"はACCEPTの"BALLS TO THE WALL"に匹敵する独産メタルアンセム。


2003.02.06 - 07 (thu - fri)

CHILDREN OF BODOM「HATE CREW DEATHROLL」メジャーに移籍しての4th。1st〜3rdと高いレベルを維持しつつも割と同じような楽曲ばかりだったという印象が無きにしもあらずのバンドでしたが、このアルバムは一皮剥けて更なる高みに迫ろうかという意欲作にして傑作。Gtリフが今まで以上にタフでスラッシーになり、楽曲のタイトさがグンとアップしてます。楽曲の内容も幅を広げ、デジタル風味のアレンジ、メロウなミドルテンポ、メタリックなリフを畳み掛ける超ソリッドな楽曲と多彩。もちろんCOB節満載のジェットコースターのような展開を見せる楽曲も従来通りの魅力を放ってます。GtとKeyのインタープレイは相変わらずスリリング。

久々のライヴであるHALFORD with COBに向け、予習開始。しかし物凄いカップリングだな、と。ある意味ダブルヘッドライナーですな。むしろこのアルバムの内容だと、タイミング的にもCOBはHALFORDを食っちゃいそうな勢いがありそう。楽しみ。

今日の入手CD
■ヤフオク/STREETS「1ST」\1200/■トレード/RALPH VAN MANEN「LANGUAGE OF LOVE」


2003.02.03 - 05 (mon - wed)

STINGRAY「OPERATION STINGRAY」南アフリカのAORハードの81年作。骨太のGt.サウンドと、朗々と歌い上げるちょっとJOHN LAWTON似のVoからLUCIFER'S FRIENDを連想するような。全曲押し並べてレベルの高いキャッチーなメロが楽しめるんですが、特に1曲目のタイトルトラックとラストの"SMOOTH TALKIN'"は哀愁の激名曲!これは名盤ですね。
DEGARMO & KEY「THE PLEDGE」クリスチャンAORハードの89年作。キラキラした産業色は影を潜めて、渋めのメロのアメリカン・ロックっぽくなった感じ。別にレイドバックした感じになった訳ではなく、まだ躍動感のあるハードテイストの楽曲が聴けるので、これはこれで素晴らしいです。
HARLEQUIN「S.T」アメリカのメロディアスHMの91年作。カナダのプログレ・ハードとは同名異バンド。Keyやコーラスアレンジに手をかけてドラマティックで重厚感のある楽曲を目指してると思うんですが、歌メロが今一つ物足りない。
SECRET MISSION「STRANGE AFTERNOON」ノルウェーの男女デュオの91年作。女性Vo.のハスキーで切な気な歌声がTRANSVISION VAMPのWENDY JAMESを思い出させるなあ。サウンド自体は、どことなくはかなく浮遊感のあるロック。ハイテクAORとかって説明してあったけど、そんな感じじゃないなあ。

今日の入手CD
■ヤフオク/SIC VIKKI「KISS ME IN FRENCH」\10/revibe.com.auDRAGON「GREATEST HITS VOL.1」$12(AU)/ICEHOUSE「BIG WHEEL」$14(AU)/INVERTIGO「FORUM」$18(AU)/MARC HUNTER「TALK TO STRANGERS」$12(AU)/■横浜レコファン/CHILDREN OF BODOM「HATE CREW DEATHROLL」\2293/VAGABOND ROAD「S.T」\450


2003.02.02 (sun)

TAD CAMPBELL & IDLE EYES「LAND OF THE MIDNIGHT SUN」カナダのAORハードの93年リリースのベスト盤。レゲエ風のアレンジを多用した陽気な楽曲が印象的。レゲエ調の曲は性に合いませんが、普通のAORハードな楽曲は良い感じ。質は高いです。
SANNE「WHERE BLUE BEGINS」デンマークの女性シンガーの91年作。ビター&アダルトなムードのブルーズテイストのあるAOR。基本的にブルーズ風の楽曲は苦手なんですが、このアルバムはしっとりとしたメロが良いので楽しめます。

ちょっと待てよ、DANISHってデンマークやん・・・と、今頃DUTCHと勘違いしていた事に気付く。この前買ったBLUE DESERT RECORDSがオランダのショップだと思い込んでたんで、そこで買ったTHE MEGAPHONES、MEASURE、SKO/TORPをオランダの〜って書いてましたが、デンマークの間違いでした・・・。過去ログ訂正しときました。

今日の入手CD
■横浜レコファン/KYLIE MINOGUE「S.T」\250/SCANNER「TERMINAL EARTH」\250/■横浜DISK WAVE/THE CHANCE「6 SONG EP」\580/DISHWALLA「PET YOUR FRIENDS」\200/ROYAL HUNT「INTERVENTION」\250/VALENSIA「KOSMOS」\200


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