03.08.17 (sun)
CHESNEY HAWKES「THE ONE AND ONLY」イギリスのポップ・アイドルのデビュー作91年作。タイトルトラックがヒットしたらしいですが、これは確かに軽快でポップな中にも独特の哀愁が漂う佳曲でNIK
KERSHAW作曲。あと同じくNIK KERSHAWの"ONE WORLD"とSTEINBERG/KELLYの"A
CRAZY WORLD LIKE THIS"あたりがグッド。その他まずまずのポップソングが揃ってますが、メインのブレーンはJOHN
WESLEY HARDINGのようです。
CHESNEY HAWKES「GET THE PICTURE」で、93年の2nd。風貌も大人びて、楽曲も深みを増した気がします。ブレーンはNIK
KERSHAWに、あとRANDY GOODRUM、PAUL JANZなんかが楽曲提供してます。爽快なポップ感が多少減じて、落ち着いたアダルトな雰囲気が出てきた感じ。PAUL
JANZの楽曲は彼のソロ作にも収録されてる爽快な佳曲"EVERY LITTLE TEAR"。
SPIDER「S.T/BETWEEN THE LINES」あのHOLLY
KNIGHTがKeyとして在籍していたアメリカのハードポップ80年1stと81年2ndの2in1。Keyが前面にフィーチュアされた古臭い音ながらも躍動感のある、往年のアメリカン・プログレハード的な雰囲気も感じられる楽曲。2作とも大体同じような感じなんですが、2ndの方が多少ポップになってるかな。VoはHOLLY
KNIGHTではない別の女性シンガーなんですが、なかなかの実力者。
ARCH ENEMY「ANTHEMS OF REBELLION」ANGELA
GOSSOWを迎えての2作目になる通算5th。結構否定的な感想が目に付いてたんですが、僕の感想も概ね同意見。何が問題って、やっぱ決め曲が無いんですよね。"SILENT
WARS"とか"DESPICABLE HEROES"みたいな突進力のあるデスラッシュ・チューンはそりゃ格好良いんですが、決め曲じゃないんだよなあ。Gtソロのカタルシスを排除するんであれば、今後はもうちょい歌メロでアクセントを付けて行くしかないんじゃないか?そういう意味では"INSTINCT"とか"END
OF THE LINE"あたりの曲調を発展させていく、とか・・・。今思いついたけど、このアルバムって、偶然かどうか同じANDY
SNEAPプロデュースのTESTAMENT「THE GATHERING」に雰囲気が似てるような気が。Voの表現力もリフの切れ味も楽曲の練りもTESTAMENTの方が上だけどね・・・。あ、ARCH
ENEMYもTESTAMENTみたいに今のメンツとサウンドで、初期のアルバムのセルフカヴァーやってくれんかな。という事で、何か不完全燃焼。過渡期のアルバムって事かね。 |
結局盆休みは毎日雨だったな・・・。空港に妻子を迎えに行くついでにまた猟盤。 |
今日の入手CD
■川崎ヨドバシカメラ/ARCH ENEMY「ANTHEMS
OF REBELLION」■川崎BOOK OFF/GERARD「EMPTY
LIE,EMPTY DREAM」\750/MAMA'S BOYS「LIVE TONITE」\950/SPIDER「S.T/BETWEEN
THE LINES」\950/WARRANT「BELLY TO BELLY VOL.1」\250/BABYLON A.D.「S.T」\100/JAG「THE ONLY WORLD IN
TOWN」\750 |