32)中央アルプス(木曽駒ヶ岳〜宝剣岳〜三ノ沢岳):8月6日〜8月7日、 2019年山の記録に戻る、2019年チョウのページに戻る 、2019年花・鳥・その他に戻る 木曽駒ヶ岳から空木岳の縦走路を歩いて以来、19年ぶりの中央アルプスへの訪問になった。今回は初めてになる三ノ沢岳を歩いた。記憶はほとんどなく、初めてと同じ気分だった。気心の知れた4人の登山で、快晴に恵まれた。木曽駒ヶ岳山頂からの展望、ご来光、たくさんの花々を楽しんだ。各山はいずれも百名山、花百名山と実りの多い山行だった。 行程 @8月6日 菅の台バスセンター〜(バス)〜しらび平ロープウエイ駅〜千畳敷駅〜千畳敷〜中岳〜木曽駒ヶ岳〜駒ヶ岳山頂小屋(泊) A8月7日 駒ヶ岳山頂小屋〜木曽駒ヶ岳〜駒ヶ岳山頂小屋〜宝剣岳〜三ノ沢岳〜千畳敷駅〜仙流荘へ移動 次の8日は、仙丈ヶ岳の登山となった。 全体の行動時間: 、行動距離 、累積登高: 1)8月6日 JR守山駅(8月6日、5:55出発)−菅の台バスセンター(9:35、9:50バス)−しらび平ロープウエイ駅(10:20)−千畳敷駅(10:30、10:35出発)−浄土乗越(10:32)−宝剣小屋(11:40〜12:10、昼食)−中岳(12:20〜12:25)−木曽駒ヶ岳(13:10〜13:50)−駒ヶ岳山頂小屋(14:15着、泊) 集合時間の6:00前に4人が揃い、長野県駒ヶ根市に向け出発する。途中の多賀SAで昼食や追加の食料を購入する。長い道のりのため、コーヒーはお預けにする。滋賀県は曇り空だったが、名古屋を過ぎるあたりから快晴になり、期待が高まる。予定の時間内に駒ヶ根ICを離れ、3.5q程すすんだ菅の台バスセンターに到着する。快晴でよいのだが、暑さも相当のものだ。待つこともなくバスでしらび平駅に到着する。駐車場の車も多かったが、いろいろなお客さんでいっぱいである。ロープウエイも臨時で対応し、次の折り返しで千畳敷駅に向かう。駅は人でごった返しであるが、人の列に従って、登山開始となる。千畳敷はお花畑である。次々と現れる高山植物を眺めながら、撮影に忙しい。ミヤマキンポウゲ、クルマユリ、チシマギキョウ、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、コバイケイソウ、タカネグンナイフウロ、ミヤマリンドウ、ウサギギクなどたくさんの花が見られる。振り返れば南アルプスが素晴らしい山容を見せる。 4時を過ぎ、小屋の点灯、ご夫婦の会話で朝が始まった。4時15分頃に小屋を出て赤く染まった東の空を撮影した。 |
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チョウ ![]() ![]() 花・鳥
コースMAP ![]() (国土地理院の地図を引用) 2019年山の記録に戻る、2019年チョウのページに戻る 、2019年花・鳥・その他に戻る 注: @木曽駒ヶ岳 木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)は長野県上松町・木曽町・宮田村の境界にそびえる標高2,956mの山で、木曽山脈(中央アルプス)の最高峰。日本百名山[3]、新日本百名山、花の百名山に選定されている。木曾駒ヶ岳とも表記され、また略して木曽駒と呼ばれる事もある。駒ヶ岳の名を冠する山は日本の全国に多数あり、その最高峰である南アルプスの甲斐駒ヶ岳とこの木曽駒ヶ岳に挟まれる伊那谷では、この山を西駒ヶ岳または西駒、甲斐駒ヶ岳を東駒ヶ岳または東駒と呼ぶこともある。木曽前岳 (2,826m)、中岳 (2,925m)、伊那前岳 (2,883m)、宝剣岳 (2,931m) を含めて木曽駒ヶ岳と総称する場合もある。木曽駒ヶ岳には、雪解けの時期にはいくつかの雪形が見られ、昔から農業の目安にされてきた。中岳には山名の元にもなった駒(馬)、極楽平の南には島田娘と種蒔き爺などが現れる。 動植物であるが、標高1,700から2,600mは、コメツガやシラビソなどの針葉樹林帯が広がっており、2,600m付近にはダケカンバ、さらに上部は森林限界でハイマツ帯となっている。千畳敷カール、濃ガ池カールには、高山植物の花畑が広がっている。山頂付近には、セイヨウウスユキソウ(別名エーデルワイス)の仲間で木曽駒ヶ岳の固有種であるキク科ヒメウスユキソウ(別名がコマウスユキソウ)が自生している。宮田村の特別シンボルに指定されている。環境省と長野県のレッドリストの絶滅危惧I A類 (CR) の種に指定されている。また中岳付近では、イワギキョウ、チングルマ、ミヤマキンバイなどが自生している。天狗山荘近くには、コマクサ園がある。亜高山帯から高山帯にかけては、ニホンカモシカ、ノウサギ、キツネ、イワヒバリなどが生息している。1961年(昭和36年)頃まで、南側の檜尾岳、空木岳などで見られたライチョウは、その後確認されていない。 登山では、標高2,650mの千畳敷カールまでは、駒ヶ岳ロープウェイで簡単に上がることができる。山頂からは、御嶽山、乗鞍岳、穂高岳、八ヶ岳、南アルプスなどの360度の展望が得られる。南アルプスの稜線の上に富士山の上部だけを望むことができる。 登山道であるが、各方面から多数の登山道があり、千畳敷駅からのルートが最短で利用者が多い。 A)千畳敷駅からのコース ・千畳敷駅 - 千畳敷カール - 乗越浄土 - 宝剣山荘・天狗山荘 - 中岳 - 木曽駒ヶ岳 ・木曽山脈縦走コース ・上松A コース上松駅 - 2合目(アルプス山荘) - 3合目(敬神ノ滝山荘) - 5合目(金懸小屋) - ラクダの背 - 8合目(遠見場の小屋跡) - 木曽前岳 - 9合目(玉ノ窪山荘) - 頂上木曽小屋 - 木曽駒ヶ岳 A宝剣岳 宝剣岳の登山道は過去に多くの滑落事故が発生しており、多くの人命が失われている。頂上を目指す為には岩場を登るための知識及び登攀技術(「三点支持法」など)、標高の高い山の登山に適した服装や装備が必要となる。また、ロープウェイを利用しすぐに頂上を目指す場合、体が低酸素の環境に慣れていないことから、高山病にかかりやすくなっていることも留意する。 千畳敷から乗越浄土経由で宝剣岳へ向かうルートは急勾配であり、乗越浄土から宝剣岳山頂までは岩場や鎖場が続く難路となっている。千畳敷から極楽平を周回するルートは、極楽平から宝剣岳山頂までやはり急峻な岩場や鎖場が長く続く難路である。他に千畳敷から岩場を登り山頂を直接目指すルート等があるが、ロッククライミングの高度な技術を持つ者以外は登攀不可能である。山頂には高さ5m程の先端が尖った巨石があり、巨石の頂上部は一人が立つことのできる程度の広さがある。360度の展望が得られるが、登下降の際に注意が必要であり、岩登りの技術の低い者は事故防止のため登らない方が無難である。 周辺の植物[編集]山頂周辺は、森林限界のハイマツ帯である。コバイケイソウ、コマウスユキソウ、チシマギキョウ、イワツメクサ、イワベンケイ、シャクナゲ、トウヤクリンドウ、アキノキリンソウ、ミヤマキンバイなどの高山植物が登山道で見られる。天狗山荘近くには、コマクサ園がある[5]。 B三ノ沢岳 三ノ沢岳(三沢岳)(さんのさわだけ)は、木曽山脈(中央アルプス)の主稜線上にある宝剣岳から南西方向に延びた尾根上にある標高2,847 mの山[3][注釈 1][注釈 2][1]。山体すべてが長野県に属し、木曽郡上松町と大桑村にまたがる[4]。地形図では「三沢岳」と表記されているが、三ノ沢岳が用いられることが多い。概要[編集] 作成日: 2019年8月15日 |