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2002年3月後半

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2002.3.31(sun)

JON GIBSON「BODY & SOUL」STEVIE WONDERが1曲提供している89年のアルバム。「CHANGE OF HEART」のようなファットなアレンジは無く、ゴスペルっぽいコーラスの入った軽いアレンジのバラードとソウル/ファンク風味のダンサブルな楽曲がメイン。Vo.はむっちゃソウルフルで黒い感じ。
CONNIE DOVER「THE WISHING WELL」ケルティック・トラッドの名盤とされてるらしい2nd。透き通ったVo.が静謐な叙情を湛えたメロを歌い上げます。僕には単調に聴こえる曲もあるんですが、脳髄が蕩けそうになる場面も。参加メンツも凄いらしいですが、僕にはさっぱり分かりません(笑)
STAN BUSH「LANGUAGE OF THE HEART」特に目新しさは何も無いものの、相変わらず熱くハートウォーミングな楽曲は健在。あまりKeyは使わずに生っぽいサウンドで、アコギの音を活かした感じになってます。プロデューサー&共作がCURT CUOMOって事ですが、そう言われてみればEDDIE MONEYっぽい印象がありますね。
SHAKIRA「LAUNDRY SERVICE」試聴して1曲目の"OBJECTION(TANGO)"に完全KOされてしまったアルバム。路線としてはブリトニー・スピアーズ系のセクシーで踊れる女性ポップスアイドルってトコなんですが、ラテンの哀愁を取り入れた楽曲がかなりツボ。特に先述の1曲目はたまらん!3曲目の"WHENEVER,WHEREVER"も良いですが、これはどっかで聴いた事あるなあ。CMかな?他の曲も普通に良く出来てると思います。歌い方がエロいのも良いですねえ。クレジット見てみると、作詞作曲プロデュースまでやってるみたいですね。

図書館へ。芦辺拓「怪人対名探偵」を借りる。その後関内のDISK UNIONへ。HM/HR棚の在庫が増えてたんで期待しながら見るも何も無し。まあめぼしいのはTONY MARTINのソロくらいか。ROCK/POPS棚でCONNIE DOVER発見。こういうのはあんまし繰り返し聴かないのは分かっていながらも買ってしまう。更に近所のBOOK OFFへ。300円OFFチケットの有効期限が今日までなんで、無理矢理何か買おうと思ってたんですが、レジが混んでたんでやめ。妻と横浜に買い物に出かけたついでに寄ったDISK WAVEで、この前試聴したSHAKIRAが安く売ってたので購入。

霧舎巧「ドッペルゲンガー宮」良くも悪くも新本格。最近はこういうテイストが何か鼻に付くようになってしまった。トリックはまあそれなりかなあ。読み終わってから思えばソレしか無いやろっていう感じではあるけど。

今日の入手CD
■関内DISK UNION/CONNIE DOVER「THE WISHING WELL」■横浜DISK WAVE/SHAKIRA「LAUNDRY SERVICE」


2002.3.30(sat)

SHOOTING STAR「THREE WISHES」3rd。ヴァイオリンが大活躍するアップテンポの1曲目はモロにKANSAS風。こうやって遡って聴いていくと、一作ごとに洗練の度合いが増していくのが分かります。割とストレートで爽快なアップテンポナンバーとドラマティックなバラードという構成は「BURNING」と似たような感じ。
LA FASE「S.T」AOR HEAVENの煽り文句にそそられて良く分からないまま買ってしまったスペインのハードポップ。1曲目からキラキラしたKeyが飛び出してきていきなりガッツポーズもの。スパニッシュな哀愁がちょっぴり効いてるのも嬉しいポイントです。
JOE PASQUALE「RICCOCHET」元BOYS CLUBのソロ2作目。R&Bやファンクをベースにしたアダルトで渋いAOR。サックスが渋い哀愁を奏でる1曲目の"TIME WILL NEVER KNOW"はとても良い。

図らずも土曜出勤するハメになってしまったので、ついでに(という程会社に近くないけど)また神保町の店に行ってしまいました。まあ1週間前に見たばっかなんで適当に流して何枚か購入。ヤマ勘で買ったWINTER HOURSなるバンドはカントリーでした・・・。そのかわりHAND OF FATEはまあまあ良さげな軽いGtアレンジのロック。仕事が終わった後にも五反田のBOOK OFFにてブラブラと寄り道。疲れてたんで適当に見つつも2枚ほど。最近は750円でも高く感じてしまうなあ・・・。

今日の入手CD
■神保町のとある店/HAND OF FATE「S.T」/服部祐民子「RIVER」/REDD KROSS「THIRD EYE」/WINTER HOURS「S.T」■BOOK OFF五反田/JOE PASQUALE「RICCOCHET」/MICHAEL LEARNS TO ROCK「COLOURS」


2002.3.29(fri)

SHOOTING STAR「BURNING」ヴァイオリン奏者をふくむプログレハード4th。とは言えヴァイオリンはほんの味付け程度。ハードなGtにKeyが絡むドラマティックな楽曲。結構産業っぽく洗練された印象はありますが、Gtのエッジを効かせた無骨な楽曲も。バラードは昔から良いモノを持ってましたが、相変わらず美しいメロです。
SHOOTING STAR「SILENT SCREAM」プロデューサーにRON NEVISONを迎えたからなのか、一気に垢抜けて産業ロック化した感じのある5th。前作以上に活躍する美しいKeyフレーズや、希望に満ちたポジティヴな歌メロにSURVIVORの影がちらほらと。楽曲粒揃いですが、中でも1曲目の"SUMMER SUN"はズバ抜けて素晴らしいです。


2002.3.28(thu)

WHITE HEART「DON'T WAIT FOR THE MOVIE」これは一体何枚目のアルバムなんでしょうか?とりあえず86年リリースのアルバム。タイトに引き締まったアレンジと美しいメロディのAORハード。Gtも結構エッジがあって、TOTOの「ISOLATION」をメロウにした感じというか。このバンド結構好きなんですがまだ1stと2ndを持ってないんですよね・・・。中古狙いで2〜3年放置してるんですけど、そろそろ買おうかなあ。
HEAD EAST「A DIFFERENT KIND OF CRAZY」これも何枚目か良く知らない79年リリース作。まだJOHN SCHLITTがVo.です。プロデュースはJEFF GLIXMAN。1stのような軽快な印象は少なく、楽曲に重厚感が出てきたような気がします。プログレハード的なドラマティックな展開も顔を出してきて、スペーシーなインストの"GOT TO BE REAL"なんかはモロそんな感じです。しかしジャケはなんでまたパンケーキなんだ?ものすごくシュールなジャケです・・・


2002.3.27(wed)

CZAKAN「STATE OF CONFUSION」ヨーロピアンなメロディアスHM。ややヒステリック気味なVo.がややB級臭さを醸し出しつつも、ハードなGtにKeyが程よく絡む楽曲はなかなかにメロディアスで良い感じです。
I-TEN「TAKING A COLD LOOK」HEAVENで買ったインチキブートしか持ってなかったんで正規盤を購入。しっとり湿った哀愁メロ満載の産業ロックで、やっぱ最高に良いです。


2002.3.26(tue)

JON GIBSON「CHANGE OF HEART」STEVIE WONDER絡みのクリスチャンAORシンガー。そう言われて聞いてみると確かに歌い回しにSTEVIE WONDERの影響が出ているような気も。ブ厚くボトムの効いたKeyアレンジのAORナンバーをソウルフルに歌い上げます。何故か2曲目にはMCハマーのラップが・・・。BILL BAUMGARTプロデュースで、1曲珠玉のバラードを提供してます。
TIME GALLERY「KALEIDOSCOPE」北欧ハードポップ2nd。透明感のあるKeyアレンジと洗練されたコーラスワークが良い感じ。Vo.もクリアでスムースな歌唱が楽曲に良く合ってます。爽快なアップテンポ・チューンの"THE FEELING IS GONE"が好き。

忙しすぎるっちゅうねん!なんてブーたれながら残業。深夜の郵便局に不在通知持ってCDを受け取りに。流石にCROSSING MUSICSchmankerl Recordsは早いです。眠い・・・。

今日の入手CD
Schmankerl RecordsCZAKAN「STATE OF CONFUSION」/HEAD EAST「A DIFFERENT KIND OF CRAZY」/I-TEN「TAKING A COLD LOOK」


2002.3.25(mon)

THE QUESTIONNAIRES「WINDOW TO THE WORLD」アメリカのハード・ポップ。Keyは控えめで全体的に軽いタッチのアレンジ。なんか頼りなげなVo.といい、ちょっとクールで投げやりな感じの歌メロといいアメリカのバンドというよりイギリスぽい雰囲気があるかも?
PETE SANDBERG'S JADE「ORIGIN」今頃になってようやく聴いたんですが、むっちゃ良いです!これも去年聴いてたらBESTに入れてたなあ。Mr.北欧哀愁ハードポップの持ち味を遺憾無く発揮した極上メロ満載。彼の声が映えるのはやっぱこういうスタイルやねえ。彼の歌ったアルバムの中でもベスト級と言えるくらい珠玉の出来じゃないでしょうか。

今日の入手CD
CROSSING MUSICBRETT WILLIAMS & IN REACH「POWER & PROMISE」/JON GIBSON「CHANGE OF HEART」「BODY & SOUL」


2002.3.24(sun)

BLACK 'N BLUE「IN HEAT」なんかメロの魅力が薄れたなあ・・・。AC/DCばりにリフでグイグイ押してくる感じのアメリカンハード。うーん、もひとつ。
SHAKRA「POWER RIDE」今贔屓にしているバンドの一つ、SHAKRAの最新作。ホント期待通りの好盤で、心地良いグルーヴ感はそのままに一層メロに磨きがかかったタフでガッツィーなメロハーになってます。哀愁系の歌メロやGtソロが多いのも嬉しい。これ2001年リリースなんですねえ。もし去年に買ってたら絶対BEST10に入れてたな。
AMBEON「FATE OF A DREAMER」前々からネット上で評判になってたんでAOR HEAVENにオーダーしたついでに買ってみたんですが、良い感じのアルバム。ゴシック・タッチのアンビエントな楽曲の上にトラッド調の可憐な歌声が浮遊します。こういうの好きなんです。
SILVER SERAPH「S.T」ピート・サンドベリmeetsリチャード・アンダーソンという面子から予想される通りのサウンドじゃないでしょうか。ちょっと古い感じの北欧メタル的な楽曲にネオクラ色をまぶした感じというか。新鮮さは無いですが、別にそんなものは求めてないんで王道万歳といったところ。
YEAR ZERO「CREATION」完全に誤爆。ダークでヘヴィなC級HM。カス。
KIM KYUNG HO「...LOVE U」前作は和んだ路線の曲が多いし、バラードもまるでムード歌謡のようなまったりとしたアレンジであんまし好きになれなかったんですが、このアルバムはかなり良い感じ。バラードが多いのは確かなんですが、谷村新司的な悲哀のメロディはそのままにダイナミックなアレンジが全編を覆っていて胸にひしひしと迫ってきます。Vo.は相変わらず素晴らしいです。

会社のKさんにCD全品250円という店を教えてもらったんで、早速行ってみました。しょぼい品揃えかと思ってたんですが、これがなかなかどうして。漁り甲斐のある在庫量。そんなに凄いブツは無かったんですが、安かったんで結構買っちゃいました。HR系もちょろちょろあります。まだレコードマップに載ってないんでココは穴場かも。昨日買ったA.S.A.P.を発見してしまいちょっとショック。

有栖川有栖「ジュリエットの悲鳴」ショート・ショートを含む短編集。内容は本当にバラバラで寄せ集め感はあるけど、それぞれ味があって楽しめる。東野圭吾の「毒笑小説」に入ってそうな「登竜門が多すぎる」が面白い。

今日の入手CD
■神保町のとある店/ASPHALT BALLET「S.T」/FELIX CAVALIERE「DREAMS IN MOTION」/KREYSON「CRUSADERS」/NO SHAME「GOOD GIRLS DON'T LOST」/PAUL CARRACK「ONE GOOD REASON」/THE QUESTIONNAIRES「WINDOW TO THE WORLD」/REO SPEEDWAGON「THE EARTH,A SMALL MAN,HIS DOG AND A CHICKEN」/SOLSTICE「NEW LIFE」/THE TUESDAYS「S.T」/YEAR ZERO「CREATION」■レコ−ド社本店/ALCATRAZZ「DISTURBING THE PEACE」■タクト/DOUBLE D「S.T」


2002.3.23(sat)

SNOWBLIND「S.T」MAUSOLEUM CLASSIXシリーズの再発盤。線の細いキラキラしたKeyをふんだんにフィーチュアした哀愁メロハー。1曲目のイントロKeyだけで「おおっ!」って感じですが、その後も期待を裏切らず、SHY型と言っても良いくらいメロディが充実してます。ただVo.がちょっと音痴気味なのが・・・
DEADLOCK「A JOURNEY INTO THE UNKNOWN」ドイツのKey入りメロハー。キャッチーな曲は少なく、粘っこい展開のドラマティックな楽曲を目指してるような気がします。哀愁メロもあってメロ自体はまあまあ。如何せんVo.も含めたメンバーの力量不足で説得力があまり無いですが。
SINGSING「S.T」良く知りませんがマイナーなKey入りアメリカン・ハードかと。キャッチーなメロディを配した溌溂としたHRはなかなかの掘出しモノかも。Vo.もしっかりしてます。

図書館にて鯨統一郎「北京原人の日」/倉阪鬼一郎「赤い額縁」を借りる。ベビー用品を見るため戸塚の「アカチャンホンポ」なる店へ。ついでに猟盤。気になるのが何枚かあったものの、とりあえずA.S.A.Pだけ。CD屋で試聴したシャキーラってのとダレン・ヘイズってのが良かった。その内買おうっと。AOR HEAVENからCD到着。

今日の入手CD
■AOR HEAVEN/AMBEON「FATE OF A DREAMER」/LA FASE「S.T」/SHAKRA「POWER RIDE」/SHOOTING STAR「THREE WISHES」「BURNING」「SILENT SCREAM」/WHITE HEART「DON'T WAIT FOR THE MOVIE」■戸塚TACHIBANA/A.S.A.P.「SILVER AND GOLD」


2002.3.22(fri)

DAVID & THE GIANTS「DISTANT JOURNEY」90年リリース。R&B/カントリーテイストのあるギターオリエンテッドなロックと美しいメロのバラードがメイン。このアルバムでは前者の色が割と強く出てる感じでハードな印象を受けます。メロの出来はまずまずといったところで必殺曲と言える程のものは無いかなあ。
HEAD EAST「FLAT AS A PANCAKE」PETRAのJOHN SCHLITTが在籍していたバンドの1st。古いサウンドのキャッチーなR&RをドラマティックなKeyアレンジで演出したプログレハード。。いかにも70年代な音で正直好みのサウンドでは無いんですが、メロ・アレンジ共にかなり良い出来。

今日の入手CD
■ヤフオク/PETE SANDBERG'S JADE「ORIGIN」/TIME GALLERY「KALEIDOSCOPE」


2002.3.21(thu)

VOW WOW「III」た〜さんにお薦めされた一つ。アレンジ的にも作曲にも厚見玲衣がかなりフィーチュアされてきた3rd。山本恭司のハードR&R的な楽曲に派手なKeyがアクセントになってますし、厚見氏作曲の3曲は特に好き。人見元基は"SIGNS OF THE TIMES"みたいなメロハー曲で丁寧にメロを歌っても格好良いなあ。
ARTCH「ANOTHER RETURN」張りのあるハイトーン超絶Vo.エリック・ホークを擁する北欧パワメタの名バンド1st。よりタイトにスラッシュ色を強めた2ndに比べて、こちらはIRON MAIDEN直系のドラマティックな正統派HMという感じ。格好良いです。
HIGH TENSION「S.T」ジャケがあまりにイケてないドイツの4人組。これが意外と出来の良いメロディアスなHM。ヘヴィなHM然とした楽曲と哀愁メロハー的な曲があり、"LEATHER BEAUTY"なんかはキラキラしたKeyの入ったハードポップ風ナンバー。結構気に入りました。

倉阪鬼一郎「百鬼譚の夜」ホラーというより怪奇小説といった方がピンと来る連作短編集。あんまし恐いと思えないのは僕がヴィジュアルを伴った読み方が出来てないせいでしょう。


2002.3.20(wed)

DAVID & THE GIANTS「R U GONNA STAND UP」これは89年リリースのアルバム。ややハード目のギターをフィーチュアしたロックあり、渋いアレンジのAORあり、カントリー調のアレンジの爽やかな楽曲ありと割とバラエティに富んだ構成。どれもそこそこの出来ですが、メロの魅力では昨日聴いた「LONG TIME COMING」には一歩劣る感じ。
BRETT WILLIAMS「SEVEN DAYS OF LIGHT」IN REACHのVo.ソロでDAVID ZAFFIROアレンジ&プロデュース。隙間の多い落ち着いたアコースティック調アレンジの爽やかAORで、声質が似ているせいかRICK PRICEの1stっぽい印象を受けました。和める1枚。

通販カタログをあれこれと見てるとI-TENもそろそろリストから消えてきたな・・・。という訳でまたオーダー。Schmankerl RecordsHEAD EASTCZAKANと合わせてオーダー。家に帰ると遂に来てしまった某通販Mのカタログ。もうすぐ来るかな、とは思っていたものの財源が無い・・・。一通りざっと目を通す。何枚か欲しいものはあるものの今回はパスしよう。その代わりそこで紹介されてたJON GIBSONとやらをCROSSING MUSICで検索してみたら安かったので更にオーダー。しかしその時背後に人影が・・・。妻にバレました。もうアホかと。バカかと。小一時間問い詰められました。ほとぼりが冷めるまで当分オーダーは差し止めです・・・。ふぇにらいの3月更新もSIMONS LISTもおあずけです・・・。

鯨統一郎「九つの殺人メルヘン」かつて有栖川有栖が分類した9種類のアリバイトリックを童話の見立てを絡めて1冊にまとめたという小粋な連作短編集。趣向が面白い。アリバイトリック的には無理があるものもありますが・・・


2002.3.19(tue)

DAVID & THE GIANTS「LONG TIME COMING」HUFF3兄弟のベテラン・クリスチャン産業ロック。退屈なロック曲もあるものの基本は美しいメロディを配したミドル、バラード主体のアルバム。派手さは無いものの、なかなかのメロディを聴かせてくれます。どうでもいいですが、HUFF兄弟の顔ってめちゃくちゃ似てます(笑)。
RICK CUA「THE WAY LOVE IS」クリスチャンAOR/産業ロッカー。これまではファンキーにロックした曲が何曲かあったように思うんですが、このアルバムではしっとりと落ち着いたAOR路線で占められてます。彼のアルバムの中で一番AORしてるアルバムかも?それによってメロディの魅力が一段と良く出てるような気がします。グッド。
LIGHTSPEED「ON SECOND THOUGHT」カナダのプログレハード・・・というかメロハー2nd。わずかにプログレを意識したような展開が顔をだすものの、聴いた感じは叙情味溢れるメロハーといった趣。ゼロから国内盤が出て別に盛り上がりも何も無く廃盤になってしまいましたが、このバンドは1stもかなりクオリティ高いです。埋もれさすには惜しいバンドですが、もう解散しちゃったんでしょうか?

今日は会社で人事異動の内示。同じ仕事してた同僚が異動になったものの人員の補充は無し・・・。また仕事増えるんか・・・はあ。MusicStackで適当に検索かけてたらAFTER HOURS「TAKE OFF」がヒット。しかも$7弱。安い!ほんまかいな、と思いつつ在庫を持ってるCyberCDへ。確かにある。でもレーベル名が何故か"CyberCD"・・・。どういう事?お手製ブートか?半信半疑ながらもとりあえずダメモトでオーダー。安いし。でも送料が$10もかかっちゃったんで何か割高。ちなみに先日オーダーしたChristian Digital Musicは送料$5です。安い!


2002.3.18(mon)

EZRA「THE KEY」クリスチャンの方のEZRA。キーボードをふんだんに使ったメロウな産業ロック風の雰囲気はかなり良い感じなんですが、肝心の歌メロの魅力が無いんでイマイチ感が拭えず。バラード系はまだ聴けるんですが、ハードな曲になるとキツい・・・
FALCONER「S.T」元MITHOTYNのメンバー率いるドラマティック・パワーメタル。郷愁を誘う旋律を発散させながら疾走するその姿は、まるで「TALES FROM THE TWILIGHT WORLD」の頃のBLIND GUARDIANにトラッド風味をブチ込んだかの様。かっちょええ!!ブラガにやってもらいたいのはコレなんだよなあ。Vo.が漢臭いもののちょっと頼り無げなのが気になるけど、まあそんな事はどうでも良いです。ライヴ観たいなあ。
KYLE VINCENT「S.T」元CANDY(知らん・・・)のVo.ソロ。未発表音源集の「A NIGHT LIKE THIS」がめっちゃ気に入ったんで買ってみたんですが、ちょっと音楽性が違ってますね。甘酸っぱいメロディのメロウなギターポップ。僕のツボからはやや外れ気味。
SAMMY HAGAR「THREE LOCK BOX」アメリカン・ハードロッカー7th。前作同様ちょっぴり産業ロックに色気を出した内容になってます。とは言え半分以上は豪快なアメリカン・ハードで、硬軟バランスの取れたアルバムです。やっぱ気に入ったのは作曲にJOHNATHAN CAINやALAN PASQUAの絡んだ曲だったりします。

サンプル放出デイ。僕のような末端には美味しいのは残ってないのが常ですが、見事にカスばかり。そんな中で1枚だけ拾ったのがTIFFANY「THE COLOR OF SILENCE」。TIM FEEHANが全面的に作曲に関わったというアルバムです。ちょっと期待してざっと流してみたんですが、アコースティックを絡めたザラッとした触感の今風アレンジ女性Vo.ロックでした。少なくともTIM FEEHANのソロの雰囲気はほとんど無いですね。プロデュースもミックスも彼がやってるんですが・・・

今日の入手CD
■サンプル/TIFFANY「THE COLOR OF SILENCE」


2002.3.17(sun)

FASTWAY「WAITING FOR THE ROAR」FASTWAYってブリティッシュなブルーズバンドだと思ってたんですが、単なる先入観でした。キーボードをバリバリに導入したメロハー的な楽曲でかなり良いです。バックにオーケストラの味付けが良いフックに。これが元MOTORHEADのメンバー率いるバンドとは・・・。元VENOMのMANTASと一緒ですね。あ、でも後半はヘヴィブルーズっぽい曲も。
VOW WOW「CYCLONE」SABER TIGERの下山が人見元基に似てるって聞いてたものの、実際VOW WOWを聴いた事が無かったんで良く分からなかったんですが、これは確かに似てる。というか明らかに歌唱法影響受けてますね。Vo.も凄いけど楽曲も格好良いですねえ。
AMY GRANT「UNGUARDED」1曲目からしてSURVIVOR風で産業ロックしてるアルバム。ソングライターにはMICHAEL W.SMITH・DANN HUFF・CHRIS EATON等、ギターにはDANN HUFF・MICHAEL LANDAU、コーラスにはTOMMY FUNDERBURK・TOM KELLYといった豪華メンツ。特にCHRIS EATONの曲がキーボードバリバリのロマハーで良いです。
RAY KENNEDY「WHAT A WAY TO GO」うわあ、ドカントリー。辛いな、これは・・・。

Christian Digital MusicからCDが届く。確認のメールを送ってから実質5日。結構迅速です。妻の兄が遊びに来てたので一緒に外食、ついでに猟盤。FALCONERは結構気になってたんで安く買えて嬉しい。あと、ひろしさんのエッセイ読んでLEANN RIMES買ってみました。「コヨーテ・アグリー」のあの曲ね、はいはい。あれは結構良い曲ですねえ。SHOOTING STARの再発盤があちこちのカタログから消え始めてるのを見て慌ててAOR HEAVENで衝動買い。

今日の入手CD
■Christian Digital Music/AMY GRANT「UNGUADED」/BRETT WILLIAMS「SEVEN DAYS OF LIGHT」/DAVID & THE GIANTS「R U GONNA STAND UP」「DISTANT JOURNEY」「LONG TIME COMING」/EZRA「THE KEY」/MICHAEL ENGLISH「GOSPEL」/RICK CUA「THE WAY LOVE IS」■バナナレコード横浜/FALCONER「S.T」/HEAD EAST「THE BEST OF HEAD EAST」/JOEY TEMPEST「A PLACE TO CALL HOME」■DISK WAVE横浜/LEANN RIMES「I NEED YOU」


2002.3.16(sat)

TOY MATINEE「S.T」MADONNAのプロデューサー、パトリック・レナードのプロジェクト。前半はBEATLES的(といっても僕はBEATLES聴かないんですが・・)なポップな楽曲をちょっとファニーな印象もあるアレンジで装飾したような感じ。後半はぐっと落ち着いた仄かな哀愁のあるメロディをしっとりと聴かせます。後半はかなり僕好みで気に入りました。
KREATOR「ENDORAMA」ベテラン・ジャーマンスラッシュバンドの9th。前作で見せたゴシック・アプローチを大幅に進めて、全編そんな感じに。キャッチーなリフが小気味よく疾走するSENTENCED型ゴシックメタル。とっても良い雰囲気。
TORSTEIN FLAKNE「SHOOT THE MOON」STAGE DOLLSのVo.ソロ。アコースティックで渋い雰囲気のあるアレンジと落ち着いたハートウォーミングなメロディ。あまり土臭くならないのが北欧産故なんでしょうか。2曲目の"WALKAWAY"は"LIFE IN AMERICA"風で良いなあ。
MICHAEL THOMPSON BAND「HOW LONG」LAのセッションギタリストのプロジェクト。渋く落ち着いたメロハーというか、ギターオリエンテッドなAORというか。特に派手な盛り上がりも無いんですが、メロ自体はなかなか。"GIVE LOVE A CHANCE"エンディングのギターソロはいつまで続くねん!と突っ込みたくなる程圧巻。
MICHAEL ENGLISH「HEAVEN TO EARTH」CCMシンガーの6thで、心洗われるようなバラード主体のアルバム。やっぱ歌はめっちゃ上手いです。透明感があってスムースなんだけど深みもあるというか。ちょっとした歌い回しがぐっときます。
SHAKRA「S.T」初期GOTTHARD+BONFIREという例えがしっくりとくるスイスのHRバンド1st。隙間の多いギターカッティングと図太いベースラインが醸し出すグルーヴが最高に気持ち良い楽曲にスティーヴ・リーばりのハスキーで張りのあるVo.が歌い上げるキャッチーなメロディ。これは良いバンドですよ、ほんと。2ndもグッド。
MICHELLE TUMES「LISTEN」CCM女性シンガー。ENYA風の荘厳なアレンジのヒーリング・ミュージック。ヒーリングというと雰囲気モノっていう印象があったんですが、これは歌メロが良い!神聖さを感じさせる透明感のある楽曲はほんとに涙が出る程美しいです。
ESSEX「D7」ドイツのメロハー。欧州産らしい陰りのある楽曲。そこそこの出来。ハードな曲の歌メロの起伏が弱いかな。バラード系はまあまあ。悪く無いけどもう一息って感じのアルバム。

図書館へ。井上夢人「メドゥサ、鏡をごらん」/霧舎巧「ドッペルゲンガー宮」を借りる。今日はDISK UNIONではなく、ちょっと離れた中古屋に寄ってみる。物色するも何も無し。Target-Recordsにリンク報告ついでに「また近い内に利用しますね」って書いたら、「4月〜5月に東京に行くから、もし良かったら欲しいCDを持っていってやる」との返事が。えらい急展開。こんな機会も滅多に無いだろうしお願いしようかな。しかし英語でコミュニケートできるだろうか・・・?心細いんでどなたか同行していただけないでしょうか(笑)

古処誠二「未完成」自衛隊シリーズ第2弾。今回も自衛隊という組織の持つ特質を活かして精緻に組み上げられたロジックが映える作品。前作に続く社会派的テーマは今作でも深く余韻を残します。最高に良かった前作程ではないものの、楽しめました。


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