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2002年5月後半

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2002.5.26 - 31(sun - fri)

LENNY WOLF「LENNY WOLF'S GERMANY」KINGDOM COMEのLENNY WOLFがドイツでレコーディングしたらしいアルバム。シンプルな編成のストレートなHR。"DO YOU LIKE IT""I HATE TO SLEEP ALONE""PIDGEON"等NWOBHMっぽいリフが格好良い曲あり。
TAI PHONG「LAST FLIGHT」フランスのプログレ・ハード。何か妙に明るい曲調になって、前作までの泣きメロが失われたような。淡く繊細な雰囲気は健在。まあ、これはこれで悪くないけど。
浜田麻里「BLUE REVOLUTION」これはかなり格好良いメロハーアルバムと言って良いような。特に"LOVE TRIAL"なんて名曲級かと。歌メロはジャパメタ的。Gt.は現B'zの松本氏。
PAUL CARRACK「GROOVE APPROVED」MIKE & THE MECHANICSの元Vo.だったんですね。軽快なリズムにちょっとソウルフルな深みのあるメロディを乗せた気持ち良いAOR。なかなか良い感じ。
DARYL HALL & JOHN OATES「VOICES」今さらながら中古で安く見つけたのでHALL & OATESのアルバムを聴いてますが、流石にポップな良いメロですね。和みます。
DIESEL「SAUSALITO SUMMERNIGHT」オランダのTHE PRESIDENTの前身バンド、というか僕的には元KAYAKのP.COOPMANのバンドという点の方が重要だったりします。ポップな古き良きメロディック・ロックという感じで、特に"GOIN' BACK TO CHINA"はKAYAKの雰囲気の感じられる曲でグッド。ボーナストラック的な"BETTER TAKE IT EASY","COLORADO"が実はキラーチューン。
SHOTGUN WEDDING「EMN」「BREAK YOUR SOUL」のSHOTGUN WEDDINGとは同名異バンドのようです。女性Vo.のメロハーですが、うーん、パッとしないなあ。最後の曲は何故かラップ。
LISA DAL BELLO「S.T」DAVID FOSTERプロデュースのソウルでファンクな女性Vo.。ちょっとこの手のは趣味じゃないかな・・・

今週の入手CD
■横浜DISK WAVE/VISIONARY「POWER TO SPARE」


2002.5.20 - 25(mon - sat)

PLANET P PROJECT「S.T」元RAINBOWのKey、TONY CAREYのプロジェクト。スペーシーなKeyを用いたゆったりとした感じの曲がメイン。叙情的なメロディなんですが、なんかフワフワした浮遊感のある楽曲。Keyの音色はピコピコしてて、HRっぽさは全く無いです。
STEELER「UNDERCOVER ANIMAL」AXEL RUDI PELLのバンドの3rd。これは相当格好良いです。ザクザクとしたリフに力強いVo.とヨーロピアンな湿ったメロディはSINNERに通じるものがあるような。2曲目のタイトルトラックとかはACCEPTの影響も感じさせます。
LEGEND SEVEN「BLIND FAITH」RUSCHA〜LEGENDという経歴を持つらしいクリスチャンHR。ギターリフで楽曲を引っ張る、やや大味なアメリカンHR。Vo.は張りのあるちょっとハスキーなハイトーンで上手いし、楽曲のクオリティもまずまず。ピアノバラードが美しいです。
FRANCIS DUNNERY「LETS GO DO WHAT HAPPENS」IT BITES解散後もこつこつとソロを出しているFRANCIS DUNNERYの98年作。実のところ彼のソロ作はあんましピンとこなかったんですが、このアルバムは結構好き。以前のアルバムは妙にレイドバックした印象があったんですが、このアルバムではちょっと捻くれた展開と躍動感があって良い感じ。あの独特な歌メロは健在。
DAN FOGELBERG「THE WILD PLACES」何と言うか、アメリカの王道ロック・ポップスという感じ?太く優しいVo.で落ち着いたスケールの大きい楽曲を歌い上げてます。
RESTLESS HEART「FAST MOVIN' TRAIN」90年のアルバム。特に大きな変化の無いカントリーAOR。なんかこのアルバムではバラードが多めでちょっと爽快感に欠けるかな、と。
JET RED「S.T」1曲目の"BAD AS HEAVEN"がまるで"COLORADO BULLDOG"のような印象。Vo.もハスキーなERIC MARTIN系で、一瞬MR.BIGかと。アルバム全体の雰囲気もブルーズテイストのあるハードR&Rという感じなんですが、"NOT THE ONLY ONE""LET IT ROLL"TAKE ME TONIGHT"といった曲はメロハーっぽくて良いです。


2002.5.19(sun)

ENTWINE「TIME OF DESPAIR」メランコリックかつキャッチーなメロディアス・ゴシックの新譜。出てるの知らなかったんですが、見たら我慢できずに買ってしまいました。前作のメロディの魅力は全く変わらず、今作も良い!新鮮味は無いですが。
MANOWAR「WARRIORS OF THE WORLD」今日はコレを買いに行ったんです。待ちに待った待望の新譜。いやあ、もうアタマからケツまで徹頭徹尾MANOWARしてますね。確かにバラードが多いですが、このバラードがまた大仰で雄大な魔の王流。終盤のHAIL & KILLな怒濤の畳み掛けは何をか言わんや。祈来日!
SCENERY「CHAIN REACTION」良く分からないデンマークのメロハー。女性Vo.でちょっとB級テイストのヨーロピアンなメロディで、Keyを配した軽めのアレンジ。なかなか良い感じ。

朝起きてすぐにDISK WAVEへ。予想通り新入荷に補充されてました。FIGHTER「THE WAITING」が780円で、「BANG THE DRUM」が400円。結構お買得だったんで買っておこうかと思ったんですが、やっぱ止め。良い人に拾われろよ、と言い残してスルー。あとはDAVID ZAFFIROXENONMASON等明らかにその筋の人が売り払ったと思われるCDがズラリとあったんですが、残念ながら欲しいモノは見当たらず。新譜でMANOWARENTWINEを購入。

今日の入手CD
■横浜DISK WAVE/ENTWINE「TIME OF DESPAIR」/MANOWAR「WARRIORS OF THE WORLD」/MERZY「S.T」/STEELER「UNDERCOVER ANIMAL」


2002.5.14 - 18(tue - sat)

BRUCE HIBBARD「NEVER TURNIN' BACK」AOR名盤の1枚。洗練された気持ち良いサウンドで、僕の中では「これぞAORやねえ」という感じ。HR者としてはちょっとスムースすぎるので、もっとエッジがあったりベタな哀愁があったりすると嬉しいんですけどね。
THE WORKS「FROM OUT OF NOWHERE」後にWALL OF SILENCEになるカナダのメロハー。程よくハードなアレンジにキャッチーなメロディ。彼らのアルバムはLONG ISLANDのコンピで持っててMIKE SLAMMERあってこそのクオリティだと思ってたんですが、彼の絡んでないこのアルバムもなかなか。ラストの"SHERRI'S GONE"とかドラマティックで良いですねえ。
WALL OF SILENCE「SHOCK TO THE SYSTEM」MIKE SLAMMERプロデュースの実質的な2nd。彼プロデュースのアルバム故かGt.の音が分厚くなって重厚なアレンジになったような気が。方向性は同じながらもメロディのレベルが上がって更に良いアルバムに。しかしこの頃のavexの再発モノって美味しいモノばっかりでしたねえ。やっぱ売れなかったから撤退しちゃったんでしょうか・・・
ACCEPT「EAT THE HEAT」2代目Vo.DAVID REECEを迎えた新生ACCEPTの最初にして最後のアルバム。硬質感は減じたもののメロディアスな高品質HMで、かなり格好良いですよ、マジで。でもUDOを追い出してまで作ったアルバムとしては疑問が残るかも。この楽曲ならUDOでええやん。"X-T-C"とか"D-TRAIN"とかUDOが歌った方が絶対ハマるのに。
MODERN TALKING「READY FOR ROMANCE」ドイツのディスコ・ポップ・デュオ。Keyバリバリの打ち込みサウンド。彼らの魅力は蕩けそうな甘くソフトなVo.の歌メロで、"ATLANTIS CALLING"や"ANGIE'S HEART"のしっとりと湿った感触が良い感じ。
DGM「CHANGE DIRECTION」イタリアのネオクラ・プログレメタルの1st。この時点で既に大器の片鱗を充分感じさせるレベルの高い楽曲をやってます。格好良い!スリリングで緊張感のある展開の随所に良いメロが出てきます。
RESTLESS HEART「S.T」爽快ウエストコーストAOR風カントリーロック・バンドの1st。今までに聴いたアルバムとほぼ同路線で、この頃から僕の思うカントリーっぽさはあんまし無いですね。ちょっとバラードが多めかな。
VISION 180「MORE TO BELIEVE IN」あちこちのメロディック系サイトで名前をちょくちょく見かけてたバンド。透明感のあるハイトーンが歌う爽快なメロハーは正にJOURNEY路線。気持ち良いです。自主制作だけあってプロダクションはショボいですが、この楽曲なら全然OKです。
ON THORNS I LAY「ANGELDUST」メランコリックなピアノとストリングスに女性Vo.多用の悲哀のメロディで耽美路線を極めた前作「CRYSTAL TEARS」から大幅にイメチェンを図ったアルバム。装飾を一切剥ぎ取ってメランコリックなGt.リフで楽曲を構成するSENTENCEDスタイルに。これはこれで良いんですが、彼らの場合この方向転換はアイデンティティの喪失にならないかと。ATMOSPHERIC VOLUPTUOUS METALじゃなかったのか?
CYBELE「INTERACTIVE PLAYGROUND」前作は暗く死にそうな陰鬱な楽曲ばかりでしたが、今作では流行りのユ−ロビ−ト的なアレンジを導入したノリノリな楽曲もあり。トラッドっぽい雰囲気が残ってるのが面白いかも。なんか散漫な印象もあるんで更に洗練されて楽曲のレベルが上がれば良いアルバムを作りそうな感じ。
RECKLESS「CURIOUS」スウェーデンの自主制作メロハー3曲入りミニ。ジャケのショボさにも関わらず楽曲はなかなかのクオリティ。エッジのあるGt.にサビのVo.ハーモニー。

また1週間空けてしまった・・・。仕事はちょっとだけ落ち着いてきた感じ。図書館行った帰りに例のごとくプチ猟盤。今日はDISK WAVEへ。PLANET P PROJECTって名前に引っ掛かったので裏ジャケを見るとTONY CAREYのプロジェクトみたい。詳細は分からないものの取りあえず買う。レジに積んであるCDを見たらFIGHTER「THE WAITING」に780円の値札が付いてる!すぐにカウンターの下に持っていっちゃったんですが、チラっと見えた感じではXENON「AMERIC'S NEW DESIGN」も。どうやらメロハー者が処分したようですね。明日店頭に出るんかな。行ってみよう。

今週の入手CD
■横浜DISK WAVE/HORAKANE「ETERNAL INFINITY」/PLANET P PROJECT「S.T」


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