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2002年9月前半

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2002.9.15 (sun)

PICTURE「HEAVY METAL EARS/PICTURE 1」オランダの正統派HMバンドの1st、2ndのカップリング2in1。初期PRETTY MAIDSなんかを思わせるような陰りのある欧州HMの源流といった感じのリフ主体の攻撃的な楽曲。メロも格好良いですし、アタマからケツまでひたすらファスト&ヘヴィに押しまくる構成が良い!あ、これは2ndに当たる「HEAVY METAL EARS」の感想。1stの方はちょっと古臭いタテノリのオールドスタイルHRという感じでもう一つかな。
PICTURE「DIAMOND DREAMER/ETERNAL DARK」こっちは3rd、4thのカップリング。3rdはVo.が伸びと張りのある上手いシンガーに変わり、音質も良くなりスケールアップした感じはあるものの、楽曲に2ndの勢いが無くなってこじんまりとした感じ。4thは、3rdのスケール感をそのままに2ndの勢いを取り戻し、更にツインリードを盛り込んでメロディアス化した感じで、かなり格好良いです。Vo.がまたもや変わってますが、ちょっとハスキーな声質の実力者で楽曲にはマッチしてます。
MODERN TALKING「BACK FOR GOOD」ドイツのロマンティック・ダンスポップ・デュオの再結成アルバムで、過去の楽曲のリメイクに新曲4曲を加えた内容。ライナーを読んで初めて知ったんですが、かなりビッグなバンドだったんですねえ。改めて聴くに良い曲が多いなあ、と。ダンス系のアレンジがいける哀愁好きの方は試してみたら良いかも。
MEAT LOAF「THE VERY BEST OF MEAT LOAF」またベスト。休みの時に長いアルバムを聴いちゃおうという魂胆です。まあ、単なるベストですが、やっぱ良いですね。半分以上が「地獄のロックライダーI&II」からの選曲になってるのは仕方ないか。


2002.9.12 - 14 (thu - sat)

STEFAN ANDERSSON「EMPERORS'DAY」北欧AORシンガー1st。アコースティックなアレンジに透明感のある楽曲とハスキーなVo.で、MIKAEL EARLANDSONの2nd〜3rdやTORSTEIN FLAKNEのソロと似た印象。ドライでひんやりとした触感。
FISH「VIGIL IN A WILDERNESS OF MIRRORS」元MARILLIONのVo.の1stソロ。繊細で叙情的なメロと特徴的な節回しはMARILLIONとほぼ同路線。ちょっとポップな面も見せてます。ドラマティックな"THE COMPANY"、哀し気なメロを切々と歌う"FAMILY BUSINESS"が良い。
GO「VOICES OF OUR FANTASY」囲碁から名前を取ったというノルウェーの男性ポップ・デュオ。打ち込み系の派手なKeyにちょっと憂いのあるメロ。Vo.はa-haのMORTONっぽい。
CENTAUR「GOD COMPLEX」「POWER WORLD」での様式っぽさは陰を潜めたドイツの正統派HM。メロスピっぽい臭いメロは無く、硬質感のあるGtリフと雰囲気を盛り上げるKeyにハイトーンVo.と、至極真っ当なHMで好感が持てます。
BENNY HESTER「PERFECT / UNITED WE STAND/DIVIDED WE FALL」K'sさんに譲ってもらったクリスチャン産業ロック2in1。アップテンポなロック・チューンと繊細なバラードがバランス良く収録されてます。2作とも良質なメロが聴けるアルバムです。「PERFECT」ではJEFF PORCAROがDr.らしいですが、僕の耳では良く分かりません・・・。
FIREFALL「GREATEST HITS」洗練されたコンテンポラリーなカントリー・バンドのベスト盤。哀愁の聴いたナンバーは「VIEW FROM THE GROUND」のAMERICAを思わせます。良い。
STING「AT THE MOVIES」映画に使われた楽曲を集めたコンピ。軽妙なポップ・ロック、ジャジーでアダルトなバラード、静かな哀愁溢れる楽曲と様々なタイプの曲。名曲"ENGLISHMAN IN NEW YORK""SHAPE OF MY HEART""FRAGILE"等が収録されてます。
LIQUID TENSION EXPERIMENT「S.T」DREAM THEATER with TONY LEVINのバカテク・インストアルバム。1曲目の"PARADIGM SHIFT"の超ハイテンションなプレイはむちゃくちゃ格好良い。1週間で作ったという割にメロが豊かなのは流石。"FREEDOM OF SPEECH"なんか即興とは思えないもんなあ。逆に9曲目以降は30分近く延々と続くジャム・セッション。でもそんなに冗長な感じがしないのが凄いね。

今日の入手CD
■ヤフオク/PANTERA「PROJECTS IN THE JUNGLE/I AM THE NIGHT」■蒲田えとせとらレコード/HELIX「WALKIN' THE RAZOR'S EDGE」■蒲田リバティ/ENSLAVEMENT OF BEAUTY「MEGALOMANIA」/JIM PHOTOGLO「PASSAGE」/LOU PARDINI「LOOK THE OTHER WAY」


2002.9.11 (wed)

浜田麻里「LUNATIC DOLL」彼女の1stアルバム。LOUDNESSの樋口宗考プロデュース。メロディアスな正統派HM。思ったよりGtが前に出た楽曲でヘヴィな感触。かなり格好良いです。
浜田麻里「RAINBOW DREAM」本人プロデュースの4th。GtはB'zの松本孝弘。ジャパメタ様式美っぽい楽曲が増えてKeyのフィーチュア度も高まり、よりメロディアスになったような。僕は1stよりこっちの方が好き。格好良い。"THE MOMENT OF TRUTH"のカヴァー収録。


2002.9.09 - 10(mon - tue)

THE CREEK「STORM THE GATE」元SUGARCREEK。ジャケからは何となくB級ローロピアンHRを想像しますが、中身はカラッとして元気のあるアメリカンHRな内容。Vo.がハスキーなERIC MARTINを思わせる声をしているためか、Keyを効果的に配したMR.BIGといった印象も。
DRAGONLORD「RAPTURE」TESTAMENTのERIC PETERSONが凄腕のメンツを集めて作り上げたメロディアス・シンフォ・ブラック・プロジェクト。実際このテのはCRADLE OF FILTHくらいしか聴いてないんですが、ある意味当然ながら、いきなりその牙城を脅かす程のクオリティ。US産故か、慌ただし中にも重厚感と整合感のあるボトムの上を、荘厳なKeyと華麗なメロを奏でるGtが乱舞します。これは格好良い!しかしTESTAMENTってこの前のセルフカヴァーベストといい、やる事がいちいちツボを突いてくるなあ。
E.Z.O「S.T」北海道出身だから「EZO」なのか!googleで検索かけてみて初めて知りました。その手にかかると絶対売れないと言われるジーン・シモンズプロデュース。重くヘヴィ&ダークなミドルテンポ中心の楽曲。KISSのヘヴィな曲もこんな感じでしたっけ?ジャパメタ臭さは皆無で、品質は確かにA級ですが、ちょっと僕の好みには合わないかなあ・・・
LADEN「POLITICS OF LIFE」今だったら発売禁止になりかねないバンド名とタイトル。この時期に検索かけたらビン・ラディンの事しか出てこないって!しかもタイトルがまた微妙な・・・。で、内容は何とも垢抜けないメロハー。地味な曲ばかりですが、所々に耳を惹く哀愁メロがちらほら。Gtはそれなりに速弾きをかまします。一概に切り捨てられない魅力有り。

手持ちの総力を結集して300ユーロくらいの大型トレード交渉中・・・。有名なレア盤ばっかり狙ってるので上手くいくかどうか分からないですが。


2002.9.08(sun)

WINTERHAWK「REVIVAL」カナダの3ピースバンドの再発盤。NWOBHM的な古い感じのメロディアスHRですが、このアルバムの聴き所は何と言っても弾きまくりかつ歌いまくりのGt。特に"FREE TO LIVE"のひたすら長いGtソロは圧巻悶絶。確かに噂に違わぬ名盤です。
WHITECROSS「S.T」クリスチャンHM1st。RATTやWHITE LIONなんかを思わせるLAメタル風の楽曲にフラッシーなGt。何かおかしいと思ったらジャケが2ndやん!今まで気付かなかったとは・・・
THE CHAT「HEAD OR TAIL」詳細不明の6人組。マイルドな声質のVo.が歌う哀愁メロをKeyで盛り上げる柔和な印象のメロハー。垢抜けないまったりとした楽曲が多いですが、メロはかなり良い感じ。特に10分を越すタイトルトラックはドラマティックで良いです。


2002.9.07(sat)

BLACKJACK「BLACKJACK」MICHAEL BOLTONとBRUCE KULICKが在籍したHRバンドの1st、2ndのカップリング。1stは70年代後半風のアーシーな雰囲気もあるキャッチーなアメリカン・ロックという感じ。時折聴ける泣きのGtが良い。2ndになるとKeyが全面に出た産業風のアレンジになって、更に良い感じに。デヴィカヴァ風の渋い熱さのあるMICHAEL BOLTONの歌唱もグッド。
TAXIRIDE「IMAGINATE」オーストラリアのポップ・ロック1st。アコースティックで爽やかな楽曲と美しいコーラスが印象的。

REO SPEEDWAGON「THE EARTH,A SMALL MAN,HIS DOG AND A CHICKEN」(長い!)を改めて聴き直す。いやあ、むちゃくちゃ良いなあ。時代柄アレンジもゴージャスだし。コレ最高傑作じゃないですか?って3枚しか聴いてませんが(笑)

今日の入手CD
キャラヴァンBATTLEAXE「BURN THIS TOWN」


2002.9.06(fri)

CANNATA「IMAGES OF FOREVER」元ARCANGELのJEFF CANNATAのソロ・プロジェクト1st。分厚いKeyたっぷりの穏やかな産業ロック。アップテンポの曲がほとんど無く、まったりしすぎという感はありますが、哀愁の効いた独特のメロとKeyアレンジが良い感じ。
SABAR TIGER「TIMYSTERY」ジャパニーズ・パワメタの3rd(と言って良いのか?)。Gtのザクザクしたヘヴィなリフとドラマティックなソロのコントラストがキモのバンドだと思ってるんですが(違うかな?)このアルバムは歌メロも良い!今の彼らはちょいとヘヴィ過ぎて素直にメロを活かせて無いような気がするんですが、コレは良い感じ。僕はこのアルバムが一番好きですね。


2002.9.05(thu)

STEVE CAMP「FIRE AND ICE」ベテランCCMシンガーの83年作。「ONE ON ONE」も産業ロック色が強い傑作でしたが、これは更にそれを上回る出来!リリカルなKeyフレーズたっぷりの格好良い哀愁産業チューンと穏やかでホーリィなバラードがメインなんですが、このアルバムでは明らかに前者寄り。それがまた素晴らしいメロなんですよねえ。特に"HEART OF STONE"のKeyフレーズと歌メロには痺れました。「ONE ON ONE」を気に入った方なら、このアルバムは絶対にマストでしょう!


2002.9.04(wed)

EYE EYE「COMMON GROUND」カナダのハードポップ。Key中心の躍動感のある楽曲で、GLASS TIGERあたりに似た雰囲気。中盤以降まったりとした曲が多くなってテンションが落ちますが、前半はポップで勢いのある曲が続いて非常に気持ち良いです。
TEN SHARP「SHOP OF MEMORIES」オランダのAORデュオ。美しいピアノの旋律が印象的な落ち着いた楽曲がメイン。3曲目の"WORKING OVERTIME"はその中では異彩を放つドラマティックな楽曲で、MOZARTみたい。

トレード第3弾到着。今回の放出ブツは、COLD SWEAT「BREAK OUT」/KANE ROBERTS「S.T」/LAOS「WE WANT IT」/MSG「PERFECT TIMING」の4枚。凄く欲しかったアルバムをゲットできたんで、これ位の放出なら大満足。LAOSはできればもうちょい高く評価してくれるトコで使いたかったのが本音ですが、まあ良いか。

今日の入手CD
■AOR TREASURE/CANNATA「IMAGES OF FOREVER」/STEVE CAMP「FIRE AND ICE」


2002.9.03(tue)

MICHAEL BREEN「S.T」カナダのソロ産業ロック・シンガー。DAN LUCAS「CANADA」に似た雰囲気という事で紹介してもらったんですが、なる程、雰囲気はあります。ほんのりと哀愁も感じさせる場面もあるキャッチーな楽曲。後半になるにつれ哀愁ナンバーが増えてどんどん良い感じに。結構あっさりとした味付けなのがカナダ風味。
DONNIE IRIS「BACK ON THE STREETS」コメディアンのような風体から想像もできない良質産業ロック。BON JOVIの"SHE DON'T KNOW ME"の作者、MARC AVSECがライター、Keyとして参加してます。Keyをたっぷりフィーチュアした快活でポップな楽曲満載。中でもタイトルトラックはハードエッジなアップテンポの名曲!


2002.9.02(mon)

THRILLS「3」お蔵入りになっていた3rdという事で、83年の音源。Keyたっぷりの産業ロックで、気持ち良いキャッチーで朗らかなメロ連発の好盤。良い!
PALACE「BRAVE NEW WORLD」アメリカのAORデュオ。結構Gt、Key共に厚みのあるサウンドで、産業ロックと言った方が良いかも。爽快でアップテンポな曲が多いのが嬉しいです。これも良い!

トレード第二弾到着。こちらの放出ブツはBATTLE BRATT「S.T」/DALTON「INJECTION」/EZ LIVIN「AFTER THE FIRE」/LARRY LEE「MAROONED」/MARC JORDAN「BLUE DESERT」/PARADISE「DO OR DIE」の6枚。枚数的には倍になってますが、貰えたブツと較べるとかなり満足。とりあえずMICHAEL BREENが嬉しい!

今日の入手CD
■Mindbender Music/DONNIE IRIS「BACK ON THE STREETS」/EYE EYE「COMMON GROUND」/MICHAEL BREEN「S.T」


2002.9.01(sun)

BAI BANG「ENEMY LINES」これが1stらしいですが、今のBAI BANGからは全く想像できないKey主体のハードポップをやってます。割と明るいメロでメジャー感のある音ですが、どことなく感じる繊細さと透明感に北欧っぽさがあるかな。
BOURGEOIS TAGG「YOYO」BRENT BOURGEOISとLARRY TAGGのAORデュオ2nd。プロデュースはTODD RUNDGREN。ファンク調のハードポップやジャジーなミドルテンポが多くて、渋めの雰囲気の曲をソツなくまとめた1枚という感じ。まったりとしつつもサビではキャッチーなメロが出てきます。

今日の入手CD
■関内DISK UNION/AMERICA「ALIBI」


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