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2003年4月後半

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2003.04.30 (wed)

BLUE OYSTER CULT「THE REVOLUTION BY NIGHT」アメリカの元祖ヘヴィ・メタル83年作。このバンドも80年代には産業ロック調の楽曲にシフトチェンジしてるんですが、このアルバムはちょうどその時期のアルバムで、BRUCE FAIRBAIRNプロデュースでALDO NOVA参加というメンツから想像できる厚いKeyを用いたサウンドになってます。メロの方も独特な冷たい哀愁を帯びたもので、意外にもTREATが"EYES ON FIRE"をカヴァーしたりしてます。良い。

今日の入手CD
■ヤフオク/MYSTERY「S.T」\1000


2003.04.29 (tue)

BRIDE「SILENCE IS MADNESS」アメリカのクリスチャン・メタル89年1st。後年ポップ化していくものの、このアルバムでは暑苦しい絶叫VoにNWOBHMの薫りを漂わせる暗めのリフ主体の楽曲がメイン。と思ったら急に明るいキャッチーな楽曲が飛び出てくるのはアメリカン故か。
RAW SILK「SILK UNDER THE SKIN」ギリシャのメロハー90年作の再発盤。キレのあるキラキラKeyにスピード感のある哀愁メロディアスハードな楽曲は、若干のマイナー臭は感じるものの非常に格好良く、SUBWAYの名盤1st的な風情があるような。つまりは、むっちゃくちゃ好き。僕のメロハー的ツボのド真ん中のアルバムで、全曲キラーチューン。こんなモンまで再発されるとは良い時代だ。次はオランダのEMERGENCYとか再発してくれんかな。

息子に今日買ったSACRIFICEを聴かせたら、すっごい笑顔になって首を(左右に)振り始めた!10ヶ月にしてスラッシャーか!今度は「REIGN IN BLOOD」を聴かせてみよう。

今日の入手CD
■横浜DISK WAVE/SACRIFICE「APOCALYPSE INSIDE」\450


2003.04.28 (mon)

MARVEL「EVERAFTER」Target Recordsからデビューを飾るポルトガルのメロハー。Keyは使わずにGtのエッジを押し出したHRで、雰囲気としてはDANGER DANGERやFIREHOUSEあたりの90年代前半アメリカンHRといったところか。ラテンの雰囲気は全く無いです。Keyが無い代わりにツインGtのハモリやコーラスワークでアクセントを付けてます。時折入るアコギも良い感じ。若干楽曲にキレが欠けるのが気になりますが、アルバム全編通してクオリティの高いメロを聴かせてくれる好盤。→オフィシャルサイト
DEGARMO & KEY「COMMANDER SOZO AND THE CHARGE OF THE LIGHT BRIGADE」やたら長いタイトルのCCM85年作。Keyバリバリの産業ロック。ポップな躍動感が気持ち良い"ACTIVATE"、リリカルなKeyリフが印象的な"APATHY ALERT"、ポジティヴな盛り上がりを見せる"DESTINED TO WIN"等々素晴らしい楽曲揃い。このバンド、外れが無い!


2003.04.26 -27 (sat - sun)

HIM「LOVE METAL」フィンランドの自称LOVE METALバンド4th。前作までのナル度満点のジャケから一転してHEARTAGRAMをあしらったシンプルなジャケに、タイトルもそのものズバリ。内容の方は、2ndのメタリックな疾走感と、3rdの隙間のあるサウンドに静のパートを活かした寂寥感を上手くブレンドさせたようなアレンジ。そして濃密な暗い哀愁をたっぷり含んだキャッチーなメロ。特に今作はKeyの音色が素晴らしく、北欧の冷たい空気を伝えてくれます。総合的に見て最高傑作かと。
JIM JIDHED「FULL CIRCLE」元ALIENのVoの3rdソロ。2ndでは完全にAOR路線になっていたので、今作もそんな感じかと思ってたんですが、想像以上にハードな仕上がりになってて驚き。やはりこれはプロデューサーのTOMMY DENANDERの意向でしょうか。JOURNEY系の大らかな広がりの感じられる爽快な楽曲に仄かな哀愁の彩りというスタイル。必殺レベルのキラーチューンが次々と飛び出す素晴らしい出来。ATENZIAって、元MTMのMAGNUS SODERKVISTのレーベルなのね、なる程。
WARREN HALSTROM「GO!」恐らくカナダのCCMアーティストの90年作。厚めのKeyアレンジが気持ち良いAOR。割とまったりした楽曲主体のアルバムの中で、"WHAT'S WRITTEN IS WRITTEN"、"NOT GUILTY"という悶絶哀愁バラードが抜群に素晴らしい。タイトルトラックも爽快なポップチューンでなかなか良い。
PROTOTYPE「S.T」ヒプノシスのジャケが印象的なカナダの産業ロック83年1st。リリカルなKeyアレンジがちょっとプログレハードっぽさも感じさせる哀愁の効いたメロが全編に満載で、同じくPACEMAKERから再発されたQWESTなんかと通じるものがあるような。PROTOTYPEの方がもう少し爽快でメジャー感のある感じかな?全曲素晴らしい名盤。

GW、今年は10連休。何の予定も無いですが・・・。息子に部屋を荒らされてCDがグチャグチャ。棚から手当たり次第に引き出してきやがる・・・。今月のTarget便到着。今回の放出ブツ→AIR PAVILION「SARRPH COGH」/ATLANTIC「POWER」/BOYSVOICE「S.T」/DOMINOE「THE KEY」/ROXANNE「S.T」/JERUSALEM SLIM「S.T」/NELSON「THE SILENCE IS BROKEN」/ROBBY VALENTINE「S.T」「THE MAGIC INFINITY」/VALENTINE(US)「S.T」HIMの新譜がいつの間にか出てるッ!って事で速攻買いに行く。ついでに中古をちょこっと。あとは買う前から今年のBEST1決定のKAYAKを買わねば。

今日の入手CD
■関内DISK UNION/CIRTH UNGOL「ONE FOOT IN HELL」\500/DISCIPLES OF LOVE「S.T」\100/DOMINION「LIFE HAS ENDED HERE」\500/HIM「LOVE METAL」\1990/MARCY「夜をぶっとばせ!」\900/SEPTIC FLESH「SUMERIAN DAEMONS」\600/WOLF「SOME ASPECTS OF THE MOMENT」\1600/UNIVERSE「S.T」\1200/Target RecordsDEGARMO & THE KEY「HEAT IT UP」/GEMINI「OUT OF BLOOD」/HIGHER POWER「S.T」「CAST A LIGHT」/IRRWISCH「FORBIDDEN FRUITS」/IVORY TOWER「HEART OF THE CITY」/THE JON BUTCHER AXIS「ALONG THE AXIS」/MARVEL「EVERAFTER」/RAW SILK「SILK UNDER THE SKIN」/REFUGEE「LIFE GOES ON」/RUSS TAFF「S.T」


2003.04.25 (fri)

JIMMY BARNES「FOR THE WORKING CLASS MAN」オーストラリアのHRシンガーの85年1st。「S.T」と曲順とジャケ違いで収録曲は同じ。現地ではこっちのタイトルで出てたんでしょうか?オーストラリアのBRUCE SPRINGSTEENと呼ばれるだけあって、土臭さが伴いつつも爽快さを感じさせる元気のあるロック。JOHNATHAN CAINEが絡んでるだけあってメロの方も流石の出来なんですが、"AMERICAN HEARTBEAT"、"WORKING CLASS MAN"辺りのポジティヴなエネルギーに満ちた高揚感のある楽曲はJOURNEYというよりは、むしろSURVIVORを彷佛させます。グッド。
EMOTION「TASTE OF GRAPES」スウェーデンのメロハー97年作。意図的かどうか分からないですが、古さを感じさせる音色のKeyをフィーチュアした初期北欧メタルの趣きを感じさせる楽曲。確かに全く垢抜けて無いですが、雰囲気は悪くないかと。煮え切らないメロがちょっと厳しいかな。


2003.04.24 (thu)

BAR 7「THE WORLD IS A FREAK」元TESLAのメンバーが結成したアメリカンロックバンドの00年1st。ブルーズテイストのある乾いたHRで、TESLAの持ち味をそのまま引き継いでます。
BATTLEFIELD「STILL AND EVER AGAIN」ドイツの様式美HM91年作。女性Voを擁するちょっとダークでドラマティックな楽曲はKeyの無いTERRA ROSAといった趣き。ただメロはそこまで良くなくて、展開もやや冗長かな。


2003.04.23 (wed)

CLAY CROSSE「TIME TO BELIEVE」アメリカのCCMアーティストの95年作。穏やかなバラード主体のAOR。和みますが今一つ僕のツボにヒットするメロは無いかな。
BRITNY FOX「BITE DOWN HARD」アメリカのHR91年3rd。ブルーズテイストが薄まり、爽快なコーラスをフィーチュアしたキャッチーで快活なアメリカンハードに。1stに比べると大分良くなったような気がします。

今日の入手CD
■ヤフオク/SHOUT「IT WON'T BE LONG」\480/WILDSIDE「UNDER THE INFLUENCE」\200


2003.04.22 (tue)

BIGG MOUTH「S.T」アメリカのHR95年1st。かなりハードエッジなGtが楽曲をリードするガッツィーでドライなアメリカンHR。速い曲は無いんですが、グルーヴのあるリフを畳み掛けてくるのでドライヴ感はあります。Voも灼けた渋い声の実力者。
ECHOPARK「PRETTY LIES」ドイツのプログレハード95年2nd。元ACCEPTのHERMAN FRANKにZENOのMICHAEL FLEXIGと派手なメンツですが、キーマンはELOYのKLAUS-PETER MATZIOLなる人物。ELOYを聴いた事が無いんで比較できないんですが、シンフォニックなKeyにちょっとプログレっぽいアレンジを施したメロハーといった感じ。歌メロのせいか、少しだけZENOを彷佛させる場面もあり。ただ雰囲気は良いんですが、メロ的にはまずまずといった所。

今日の入手CD
■ヤフオク/PETER BECKETT「BECKETT」\1200


2003.04.21 (mon)

STEPHANIE「S.T」詳細は分かりませんが、アメリカの女性AOR91年作。軽いアレンジのポップな楽曲。メロはかなり良くて思わぬ拾い物。RON BLOOMなる人物が全ての楽曲を手掛けてるんですが、著名な人なんでしょうか・・・?
AVRIL LAVIGNE「LET GO」大ブレイク中のデビューアルバム。DVD付きの限定盤をゲットできちゃいました。もっとパンキッシュな音を想像してたら1〜2曲目ともエモーショナルで切ないメロのミドルテンポで嬉しい驚き。良い!続くアップテンポな"SK8ER BOI"への流れもグッド。ツカミは完璧。後半はエレアコをかき鳴らす普通の今風ロックが多くなってちょっとテンションが落ちますが、十分及第点。何より切な気メロが非常に良い感じで僕のツボにきます。何げにCLIF MAGNESSが結構絡んでたりします。
MADONNA「AMERICAN LIFE」10作目にあたる新譜。先鋭的なクラブ系アレンジとアコースティックでシンプルなサウンドが融合した楽曲。アコギをバックに切々と歌うメロにエレクトロニックなアレンジが絡んでくるのが凄く良い感じ。その中でもPVを観て一発で気に入った"DIE ANOTHER DAY"は素晴らしい出来。凛とした響きのストリングスとエレクトロニクスの絡みが最高に良い!ラストの絶望的に哀しいバラードも美しい。非常に深みのあるアーティスティックな傑作。ゴス系が好きな人ならオススメ。

AVRILもMADONNAも素晴らしい。SARAH BRIGHTMANもちょい聴きしてますが、凄まじく美しい。

今日の入手CD
■サンプル/AVRIL LAVIGNE「LET GO」/MADONNA「AMERICAN LIFE」/SARAH BRIGHTMAN「HAREM」/V.A.「SINCERELY...II-MARIYA TAKEUCHI SONGBOOK-」


2003.04.19 - 20 (sat - sun)

JIM PHOTOGLO「PASSAGE」アメリカのAORシンガーのリメイク・ベスト盤。耳当たりの良い爽やかなウエストコーストサウンド。哀愁ハードネスな"THE TROUBLE WITH ME IS YOU"が良い。
OVERKILL「NECROSHINE」アメリカのベテラン・スラッシュ99年の10th。モダンなヘヴィネスを導入しつつも、彼らの持ち味であるザクザクしたGtリフの疾走感とパワメタ寄りと言っても良いメロディアスな歌メロを十分に活かしたアルバム。
STINGRAY「S.T」南アフリカのAORの1stに2ndから7曲プラスしたアルバム。美しいコーラスアレンジの爽快な楽曲がメインですが、泣きメロをフィーチュアした骨太のダイナミックな楽曲もあり。サウンドは古めかしいものの、メロは素晴らしい。2ndも良いですが、この1stも負けてません。
ILLWILL「EVILUTION」GtにANDY LA ROCQUE、BにSHARLEE D'ANGELO、DrにSNOWY SHOWという布陣のMERCYFUL FATE組を揃えたHMバンドの98年作。FIGHTとソックリな楽曲。Voも結構ROBに似てて、知らずに聴いたらFIGHTのアウトトラックかと思うかも。メンツから期待する様式美っぽいメロディアスさは無いです。
KOINONIA「S.T」LOU PARDINIがVoを務めるCCMグループの89年作。歌モノは穏やかなAORで、メロウなバラード"IS IT TOO LATE"が良い。インストが半分位占めていますが、いずれもオシャレなフュージョンテイストの楽曲。

今日の入手CD
■ヤフオク/PAUL SMITH「NO FRILLS」\2500/■中野FUJIYA AVIC/DANNY TATE「S.T」\200/DAVID BRYAN「ON A FULL MOON...」\200/JOHNNY FARNHAM「S.T」\200/MARATHON「THE FIRST RUN」\200/MYSTERY BLOOM「GLOW」\300/SKINTRADE「S.T」\200/STORMWITCH「SHOGUN」\700/AIRPLAY「S.T」\1100/PLANET 3「A HEART FROM THE BIG MACHINE」\700/■中野リバティ/KOINONIA「S.T」\680/DREAM POLICE「S.T」\1180/GLASS TIGER「THE THIN RED LINE」\680/■中野BOOK OFF/THE CHURCH「GOLD AFTERNOON FIX」\350


2003.04.18 (fri)

BANG TANGO「DANCIN' ON COALS」LAメタル91年の2nd。腰にくるグルーヴィーでファンキーなリズムに不良っぽいうらぶれた哀愁のあるR&R。個人的にはあんまり惹かれないスタイルですが、個性的でクオリティは高いかな、と。タイトルトラックは凄く格好良い。
APRIL WINE「HARDER...FASTER」カナダのHR79年作。オールドテイストなHRですが、爽やかなコーラスと適度なKeyアレンジを施したキャッチーな楽曲がなかなか良い感じ。GREENWAY作曲の"BEFORE THE DAWN"が哀愁系で特に良い。21ST CENTURY SCHIZOID MANのカヴァー収録。

今日の入手CD
■ヤフオク/VOW WOW「V」\1100


2003.04.17 (thu)

MERZY「S.T」デンマークのHRトリオ89年1st。非常にオーセンティックなHRで、タイトにまとまった楽曲は土の匂いを感じさせるサザンロック的な風情があります。
MORATTI「DESOLATION」カナダのメロハー93年1st。VON GROOVEのMLADENプロデュース。割とオールドテイストなグルーヴの感じられるモッタリとしたミドルテンポの楽曲がメイン。コレといった曲が無いなあ、と。
ROXETTE 「HAVE A NICE DAY」スウェーデンのポップ・デュオ99年作。デジ・ポップやトランス的なアレンジを上手く取り入れたキャッチーなポップアルバム。やっぱROXETTEは良いなあ。


2003.04.16 (wed)

ASPHALT BALLET「S.T」アメリカのハードR&Rバンドの91年1st。ブルーズテイストのHRで、ボトムの効いたサウンドがグルーヴを感じさせます。出たトコ勝負的な荒々しさは無く、じっくり煮込んだような円熟のメロがなかなか良い感じ。
LARS ERIC MATTSSON「ETERNITY」フィンランドのネオクラGtの88年1st。あまりにもヨレヨレのGtプレイが涙を誘いますが、楽曲の方はコレぞ往年の北欧メタル!と言いたくなる線の細い物悲しいメロが凄く良い。マイナー臭さは否めませんが、このテの音に弱い人にはたまらないはず。


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