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2003年10月後半

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03.10.28 - 03.11.01 (tue - sat)
PRIDE OF LIONS「S.T」天才JIM PETERIKのニュープロジェクト待望のデビュー作。どこからも絶賛の声が聞こえてこないので、実はソコソコの出来なのかなと思いつつ聴いてみると・・・いやはや、最高やん!少なくとも本編は完璧。正にこれぞ僕がJIM PETERIKに求めてるそのものの楽曲がズラリ。期待をそそるイントロからスリリングなGtが切れ込んでくる"IT'S CRIMINAL"は後期TRIUMPHの必殺曲のような趣でムチャクチャ格好良く、いきなりのキラーチューン。続く"GONE"も渋い哀愁メロがグッとくる素晴らしいミドルでキラー2連発。3曲目は切ないメロのこれまた哀愁バラード"INTERRUPTED MELODY"で、これも良い。そしてこれぞJIM PETERIK節!と思わず拳を握りしめる舞い上がるような爽快感と哀愁メロが奇跡的な融合を見せる"SOUND OF HOME"。凄い!ここまでは余りにも完璧すぎる流れだ!続く"PRIDELAND"はバンドのアンセムとも言うべき雄大な楽曲で、KING OF HEARTSのタイトルトラックを思わせるような感動的な楽曲。二人のデュエットも見事。これだけ良い曲書ける上に歌唱力も並のVoより格段に上手いもんなあ。興奮が落ち着いたところで第2部開始というような感じでGtリフが印象的な"UNBREAKABLE"がスタート。何か初期MAGNUMを思わせるような威風堂々とした楽曲。格好良い。続く"FIRST TIME AROUND THE SUN"は今までとは趣を異にするアダルトなAORテイスト溢れる楽曲で、強いて言えばDAKOTA風というか。これも好き。"TURN TO ME"もこれぞJIM PETERIK節!というよりもモロSURVIVORな爽快アップテンポ。9曲目は泣きのGtが哀愁メロを彩るパワーバラード"MADNESS OF LOVE"。続くは哀愁メロもさることながら、ドラマティックな構成が素晴らしい"LOVE IS ON THE ROCKS"。この曲はGtプレイが聴きモノ。"LAST SAFE PLACE"はまあ普通のバラードで、ここまでの楽曲の中では一番弱いかも。僕がバラード嫌いというのもありますが。本編ラストはリリカルなKeyイントロで始まり、落ち着いたヴァースからジワジワと盛り上がっていく感じが素晴らしい"MUSIC AND ME"。中盤のフックも面白い。ここまでの本編は最高。素晴らしい!僕的には捨て曲皆無どころか全曲最高!と言いたい。やや幅広く揃えた楽曲を上手く聴かせる曲順も見事で1曲たりとも無駄は無いね!あとはやや蛇足気味のボートラ3曲で、こりゃアウトトラックだなと納得の出来。でも普通に良いけど。正に天才JIM PETERIK乾坤一擲の会心作という感じで、今まで手抜きしてました!と高らかに宣言する(笑)素晴らしすぎるアルバム。「WHEN SECONDS COUNT」の神懸かり的なまでのメロの煌めきには当然及ばないものの(あれ以上にメロディアスなアルバムを作るなんて無理!)高まりすぎた僕の期待を十分に満足させてくれた傑作。あと、彼をここまでやる気にさせたVoのTOBY HITCHCOCKにお礼を言いたい!
今月は全然更新できなかったなあ・・・。この3連休も仕事しないと・・・。
今日の入手CD
■新宿DISK UNION/AFTERMATH「NATURAL DESTRUCTION」\500/SKYFIRE「HAUNTED BY SHADOWS」\300/SWORD「METALIZED」\300/■TSUTAYA川崎駅前店/PRIDE OF LIONS「S.T」\2599

03.10.27 (mon)
AIRBORNE「S.T」BEAU HILLが在籍したアメリカのメロディック・ロック79年作。明快なメロに美しいコーラスとKeyアレンジが幾重にも重なる非常に洗練された楽曲。個人的にはもうちょいしっとりとした哀愁が欲しいトコですが、クオリティ的にはバッチリの好盤。
PAM MARK HALL「KEEPER」CCM女性アーティストの86年作。同時期のAMY GRANTのように産業ロック的な厚めのアレンジを施したAORハード。適度に哀愁も感じられて僕好みのアルバムになってます。良い。
METALLICA強化週間に入りました。ここ3〜4年聴いてなかったですが、やっぱ昔のアルバムはメチャクチャ格好良いわ。

03.10.20 - 26 (mon - sun)
KENNY LOGGINS「VOX HUMANA」「FOOTLOOSE」や「TOP GUN」のサントラで有名なKENNY LOGINSの85年作。サントラに提供したような軽快なロック曲もあるものの、もっとKeyで装飾されたAOR的な楽曲がメイン。特に後半はDAVID FOSTERとの共作が多く、洒落たアーバンな雰囲気に。ちょっとイメージとは違ってましたが、出来は良いです。
BURNS BLUE「WHAT IF...」かつてULTRAVOX「INGENUITY」で組んでいたSAM BLUEと元TENのVINNY BURNSが結成したバンドの1st。やや物憂げなグルーヴを感じさせるミドルテンポの1曲目"COOL ME DOWN"は、正に僕がこのバンドに期待していた音ズバリだったんですが、続く明るいアップテンポ"STRAIGHT"や"DEADLY SIN"で「え?」という感じ。あとは重厚な哀愁メロの"LOVER'S GAME"やリリカルなKeyアレンジの哀愁メロハー"I'M GONNA WIN"あたりが良い感じ。明るめの曲も悪く無いですが、やっぱこの二人には哀愁メロを期待しちゃいますねえ。僕は結構好き。
DIAMOND HEAD「LIGHTNING TO THE NATIONS」NWOBHMバンドの1st80年作。流石にMETALLICAが惚れ込んだだけあってリフがメチャ格好良い。"THE PRINCE"は超名曲でしょう!
JEFF PARIS「SMACK」アメリカのSSWの97年作。ややブルーズテイストもあるオーソドックスなアメリカンHR。かなり渋い雰囲気の楽曲が多く、もっと爽快な躍動感があれば良かったと思うんですが、楽曲の出来はそれなりに聴けるレベル。
LYNN ALLEN「PETRIFIED ICE CREAM」アメリカンHR95年作。以前はもっと繊細なアレンジだったんですが、ここでは結構ヘヴィなGtをフィーチュアした楽曲をやってます。キャッチーながらもグルーヴの感じられるタフな楽曲。
THE BUDDY SYSTEM「S.T」カナダのメロディック・ロック88年作。軽快な爽やかさと仄かな哀愁が同居したいかにもカナダな楽曲。ロック色は強くなく、ちょっとアンニュイな歌メロと繊細なアレンジが肌触りの良い佳曲揃い。コレといった曲は無いですが、全体的に好印象といったアルバム。
忙しい・・・。所用があって実家に帰ったついでに神戸をブラブラと。やっぱ色々とあるなあ。
今日の入手CD
■芦屋〜三宮〜元町りずむぼっくす/GREGG ALEXANDER「MICHIGAN RAIN」\300/IRON FORTRESS「S.T」\300/MORGAN CRYAR「LIKE A RIVER」\900/THE RAINMAKERS「S.T」\500/CLOUSEAU「IN EVERY SMALL TOWN」\300/DRAGON「BONDI ROAD」\200/FIGHTER「BANG THE DRUM」\700/JOHN CAFFERTY AND THE BEAVER BROWN BAND「ROADHOUSE」\300/PORTRAIT「S.T」\500/■土山BOOK OFF/GLENN MEDEIROS「S.T」\750/JANSTATE「SHOT TO PIECES」\750/JULIET「S.T」\750/JULLIET「S.T」\750/KANE ROBERTS「S.T」\350/RED DAWN「NEVER SAY SURRENDER」\750/■六甲アイランドりずむぼっくす/CHERRY STREET「MONROE」\400/COCK ROBIN「FIRST LOVE LAST RITES」\230/GRAVESTONE「CREATING A MONSTER/VICTIM OF CHAINS」\1300/HANNE BOEL「KINDA SOUL」\230/KICKSTART「HOOK,LINE 'N SINKER」\600/MIDIAN「SOULINSIDE」\230/OMEGA「USALO」\800/V2「S.T」\500/YANKEE HEAVEN「UNCLASSIFIED」\800/ANIMOTION「STRANGE BEHAVIOR」\700/FATE「SCRATCH'N SNIFF」\900/JIM JAMISON「WHEN LOVE COMES DOWN」\1200/KREYSON「ANGEL ON THE RUN」\900「CRUSADERS」\800/RON COLLINS「SIMPLE MAN」\500/VICE「SECOND EXCESS」\500/ZINATRA「S.T」\500「THE GREAT ESCAPE」\500

03.10.19 (sun)
REB BEACH「MASQUERADE」元WINGER〜DOKKENのGtソロ02年作。ややダークなリフのヘヴィロック、ブルーズ調のアメリカンHRをメインに、Gtを前面に押し出しつつも歌モノHRでまとめたという感じ。でも一番好きなのはアップテンポな引きまくりインスト"DAY OF THE EAGLE"だったりする。歌メロの内容もあんまし面白くないかなあ。

03.10.18 (sat)
BENJAMIN「AS YOU WISH」アメリカのCCM95年作。ゴスペル調の女性コーラスを配したAOR。「S.T」ではもっと厚みのあるアレンジだったのが、このアルバムではアコギを使ったややレイドバックした感触が強く、全体的にバラードが多め。特にラスト2曲はホーリィな雰囲気も漂う厳かなバラード。ただ、時折軽快なアップテンポが出てくるのが良いフックになってます。
JONAS HANSSON BAND「SECOND TO NONE」元SILVER MOUNTAINのGtの2ndソロ96年作。正にJONAS HANNSSON節としか良いようの無い独特の物悲しい哀愁満載のアルバム。比較的ストレートなロックチューンでもGtは泣きまくってるんですが("RUN"のソロとか絶対この人しか弾けない!)、やはり本領発揮するのは"LADY IN WHITE"のような泣きの哀愁バラードかと。後半はややグルーヴィーなリフを取り入れた楽曲が出てきますが、もっとこんな感じの曲も入れて欲しかったなあ。
MESSENGER「HABITUAL」カナダのメロハー98年作。「SPECIAL DELIVERY」に続く2nd?繊細と言うよりは、頼り無さげと言った方がしっくりくる線の細い哀愁漂う楽曲。メロは好きなんですが、演奏がもうちょいタイトならなあ・・・。
JILLIAN「S.T」カナダの女性クリスチャンシンガー95年作。FRANKIE SULLIVANとJIM PETERIKの共同プロデュースで、演奏とソングライティングもがっちりサポートしたアルバム。こう聴いて期待しない産業ロックファンはいないでしょうが、これがちょっと微妙な内容。別に悪くは無いんですが、天才JIM PETERIKの楽曲としては相当レベルが低いと言わざるを得ないような。何の先入観も無く聴けば、ゴスペルっぽいコーラスアレンジを施した産業ロックの佳作と言っても良いのかな。"PRAYER WARRIOR"はかなりSURVIVORっぽい雰囲気の爽快でポジティヴなメロが盛り上がりを見せる佳曲。
FM「APHRODISIAC」ブリティッシュHR92年4th。初期のハードポップ路線は全く消え失せ、THUNDER的なブルーズ/R&Bに根ざしたHR。ただ、楽曲的には結構良い感じで、特に"ALL OR NOTHING"は渋い哀愁が染みる名曲で、THUNDERでいくと"RIVER OF PAIN"的な楽曲。全体的に悪くない。
SOUL ASYLUM「AND THE HORSE THEY RODE IN ON」アメリカのガレージロック90年作。うーん、こういうのは何が良いのか分からんなあ・・・。別に貶してる訳ではなく、このテの楽曲の魅力を聴き取れない自分の感性を嘆いているだけですが。あ、"GULLIBLE'S TRAVELS"は郷愁があって展開もドラマティックでなかなか良い感じ。
また川崎BOOK OFFに行ってしまった。3週連続。よく買うモンがあるなと我ながら思ってしまう。とある事情によりPRIDE OF LIONSを川崎のTSUTAYAで予約。TSUTAYAでCD買うなんて6年振りくらいじゃないか・・・?
今日の入手CD
■川崎宝島/KREYSON「ANGEL ON THE RUN」\300/■川崎BOOK OFF/THE BRILLIANT GREEN「TERRA 2001」\250/DURAN DURAN「RIO」\250/KARI「DEMO RECORDINGS 1995」/LEGEND「LIGHT IN EXTENSION」\100/LOUDNESS「JEALOUSY」\250/■鶴見BOOK OFF/BIG HOUSE「S.T」\250/BONNIE PINK「EVIL AND FLOWERES」\250/BRITNY FOX「BOYS IN HEAT」\100/ERIKA MALMSTEEN「IN THE ARMS OF A STRANGER」\950

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