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2004年12月後半

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04.12.28 - 30 (tue - thu)
EUROGLIDERS「GROOVE」オーストラリアのハイテクAOR89年作。柔和なKeyアレンジの穏やかかつポップな楽曲。マッタリしてメロにフックが欠けるかな・・・。
28日は仕事納め&忘年会。3次会終わって気が付くと誰も居ない・・・。マジかよ、酷すぎるよ!タクで帰宅中の女性を無理矢理呼び戻して(それも酷すぎるな)朝まで飲む。しかしあんな事になるって分かってたらもうちょい酒量を減らしたのになあ。酔うとホントダメだな・・・激しく自己嫌悪。明日から帰省予定なので今年は更新終了です。ご覧いただいてる方、今年も一年ありがとうございました。

04.12.27 (mon)
SUN'N STEEL「WRITINGS ON THE WALL」スイスのメロハー97年作。適度なハードさを持ちつつ小気味良く疾走するキャッチーなBONFIREタイプのメロハー。アコギを巧く絡めたオケはかなり格好良い出来なんですが、歌メロがもう一つフックに欠ける感じ。でも結構聴ける。
K-WEST「FIRST INVASION」ベルギーのメロハー83年作。MAUSOLEUM CLASSIX盤。MAUSOLEUMのメロハーと言えばSNOWBLINDが有名ですが、このK-WESTも同系統のサウンド。程良いKeyの装飾を交えたNWOBHM後期型のキャッチーな哀愁メロハー路線。まずまずハイクオリティなメロを聴かせてくれます。
MUNCHENER FREIHEIT「TRAUMZIEL」ドイツの産業ロック86年作。ゴージャスなKeyアレンジに、柔和でポップなメロディ。マッタリ和める楽曲なんですが、このアルバムはメロの引きが若干弱いような気もします。雰囲気は良いんですけどね。
久々にオーディオ関係の事を色々調べてたらブライストンのアンプがメチャクチャ欲しくなってきた。決めた。買う!今修理に出してるマランツを下取りに出してB-60を買おう。

04.12.26 (sun)
LAST CRY「IN THE NAME OF LOVE/CITY QUEEN」アメリカのインディ・メロハー92年2曲入シングル。NEW ENGLANDのJOHN FANNONプロデュース。NEW ENGLANDといえば柔和で親しみやすいポップな側面と、泣きのメロハーな側面がありますが、これは正にその両面を彷彿させる楽曲が1曲ずつ収録されています。"CITY QUEEN"は初期BON JOVIの哀愁曲っぽい雰囲気もあるな。2曲しか入っていないのが歯痒くなるクオリティの高さ。確かこのEPしか出てないんだよなあ。フルアルバムが聴いてみたかった・・・。
4 HIM「S.T」アメリカのCCM90年1st。美しいコーラスワークを活かしたスムースで爽やかなAOR。前半はメロウで美しい楽曲中心で、後半にある程度のドライヴ感を伴ったアップテンポチューンも何曲か出てくるんですが、この出来がまた素晴らしい。彼等のアルバムの中でもベストの出来かな。
ぶっ壊れたアンプを修理に出した。しかし同時期に2台とも壊れるかね。出来ればこの機会にクレルかブライストンあたりに買い換えたいな、とも思ったり。

04.12.24 - 25 (fri - sat)
THE 69 EYES「DEVILS」フィンランドのGOTH N' ROLLバンドの最新04年作。数少ない僕が新譜を買うバンドの一つ。まあ「GOTH N' ROLL」とは言ってますが、「WASTING THE DAWN」の頃ならともかく、最近の音楽性は荒々しいR&R色はほとんど無く、もっと洗練されたキャッチーな楽曲。名作「PARIS KILLS」と同系統のアルバムですが、よりアレンジが繊細かつダイナミックになった印象で、ストリングスやゴスペルっぽい女性コーラスの導入が彼等の楽曲に常に漂う威厳や背徳的な宗教色といった雰囲気を一層盛り立ててます。日本盤ボートラ2曲がどちらも秀曲なのも嬉しい。良いわ。最高に良い。ダークでメランコリックでキャッチーで、僕が今音楽に求めている要素の全てがココにあると言っても過言じゃないね。HIM、SENTENCED、THE 69 EYESってのがこの系統で僕が好きな3大バンドって感じですが、どれも似てるようで結構違うんですよね。このバンドがSISTERS OF MERCYとかTHE MISSIONに一番近いな。しかしこのアルバムがチャートの1位になるフィンランドって凄いね。本国だとGLAYとかL'ARCみたいな捉えられ方なのかな?
STAN BUSH「SHINE」アメリカン・ロックシンガー04年作。最近の彼のアルバムを聴くと「枯れちゃったなあ・・・」という感じで、悪くは無いけどイマイチ胸を打つものが無かったんですが、今作は違う。アレンジはシンプルですが、あの熱いメロディと歌唱が戻ってきてます。昔のような快活な躍動感は少なくなったものの、内に秘めた熱いものがジワリと染み出てきて程良い渋さと円熟味を感じさせる大人のHRって感じかな。良い。結構Gtオリエンテッドなのも良い感じ。ラストの"WHEN I DREAM"のGtソロとか泣けるね。
OVER THE EDGE「S.T」プロジェクト名が付いているものの、実質元STARSHIPのMICKEY THOMASのソロ04年作。ソングライターはJACK BLADES、NEAL SCHON、JOHNATHAN CANE、何故かMARTIN STENMARCKといった辺り。Voの方は年のせいかやや荒れの感じられるものの、特徴的なハイトーンは健在。楽曲もそれなりにキャッチーなメロディックロックでまずまずの出来。でも一番の感想は、やっぱMARTIN STENMARCKの曲は良い!だったりして。
毎年ながら恵比寿駅からYGPに押し寄せる人並みに逆流して会社から帰るのが一番クリスマスを実感できるな。今日は会社の女の子とメールしつつ上の息子とブラブラ買い物して、帰って鍋食って酒飲んで酔っぱらって寝る。そんなクリスマスでした。明日は売れ残りのケーキを買いに行こう。

04.12.22 - 23 (wed - thu)
FRA LIPPO LIPPI「DREAMS」ノルウェーの男性AORデュオ92年作。1曲目の"THIEF IN PARADISE"が、冷ややかなKeyに物悲しい歌メロが乗る、これぞ北欧!と言いたくなる超キラーチューン。その後はどちらかというと和み系のハートウォーミングなメロディがメイン。

04.12.21 (tue)
HOUSE OF MIRRORS「NIGHTFLIGHT TO PARADISE」フィンランドのメロハー04年作。DA VINCIをGtオリエンテッドにしたようなスタイルで、適度にエッジがあり時折クラシカルなフレーズをかますGt、透明感のあるブ厚いハーモニー、キャッチーな歌メロと、往年の北欧ハードポップが持っていた要素を、ややハードなアレンジで聴かせてくれます。Voがヘナチョコだったり、演奏が甘かったり、粗は多いもののメロ自体は結構良い感じ。
TEN「RETURN TO EVERMORE」イギリスのメロハー04年7th。いきなりクドさ炸裂の大作で幕を開ける本作、前作が1stに匹敵する程の強烈な名盤だっただけに聴き劣りは否めない。何だろう、このソコソコ感は?曲自体は別に悪くないのに。というか中盤の楽曲なんかはかなり好きなんだけどな。「THE ROBE」を聴いた時の感触と似てるかも。まあ、前作があまりに良すぎたって事で。輸入盤を持ってるんですが、このジャケは何だ?メロスピっぽい雰囲気を出そうとしたのか?

04.12.20 (mon)
ZWEI「PRETTY QUEEN」2ndシングル「ワタシ飼いの唄」を聴いて気になっていた女性J-POPデュオの04年1st。CMソングやサントラ等に数多くの楽曲を提供してるらしいNICK WOODなるイギリス人がブレーン。ノイジーなGtとトランスっぽいKeyによるモダンなアレンジと、どこかノスタルジックな雰囲気のある哀愁を帯びた歌メロのポップス。良いなあ。1stシングルの「MOVIE STAR」も名曲だ。
ASTRAL DOORS「CLOUDBREAKER」スウェーデンの正統派HR03年作。超DIOタイプのVo、PATRIK JOHANSSONが超絶な歌唱を聴かせるオールディーズな様式美溢れる楽曲は、DIO在籍時のBLACK SABBATHやRAINBOWを彷彿させます。メチャ良い。
ZWEIはアジカンの代わりにベストに入れておこう。偶々CD売上ランキングみたいなのを見る機会があったんで、HR/HM系のアルバムを探してたんですが、もう悲しくなる程売れてないのね。メロハー系で今一番売れてるのはLAST AUTUMN'S DREAMの2ndなんですが、ホント想像以上に売れてない。ORANGE RANGEとか平井賢の200分の1以下。こういうの見るとFAIR WARNINGの10数万枚ってのがいかに凄かったかが分かるな。

04.12.17 - 19 (fri - sun)
HARDREAMS「CALLING EVERYWHERE」スペインのメロハー04年デビュー作。何というか、物凄く真っ当でオーセンティックなメロハーという感じ。哀愁のフックの効いた欧州風メロハーあり、爽やかでポップなミドルあり、ブルージーなテイストを滲ませたスローチューンありと、比較的楽曲のバラエティに振幅を持たせつつも、メロハーの枠を逸脱しない雰囲気はJADED HEARTあたりに近いような。普通に良い。
PULSE「WORLDS APART」イギリスのメロハー04年2nd。Voが脱退騒ぎがあったものの結局元の鞘に収まったようで、前作でアルバムのクオリティをグンと引き上げていた熱く渋みのある本格的な歌唱を聴かせてくれています。前作同様、英国的とでも言うのか、臭みの無いやや枯れた哀愁メロを随所に配したミドルテンポ中心の楽曲をじっくりと聴かせてくれます。やっぱ良いわこのバンド。好き。ちょっとKeyの音色が安っぽいのが品格を落としているような気がしなくも無いですが、まあ些事かな。

04.12.16 (thu)
KICK「SWEET LICK OF FIRE」イギリスのメロハー01年作。確かB!では「暗くなった」とか何とか書かれてかなり悪い点を付けられてたような気がしますが、確かに1曲目はダークでヘヴィなリフが主導するミドルテンポで、暗い。でもメロディの魅力は十分伝わるし、その後は1stに通じるような溌剌とした躍動感のあるキャッチーな楽曲がメインになってます。むしろ僕的には暗めの楽曲の方が好きだったり。悪くないアルバムです。
ANGRA「TEMPLE OF SHADOWS」 新生ANGRA待望の04年2nd。メンバーチェンジがここまで功を奏した例って他にあったかな?と思えるくらいの超充実振りを誇る素晴らしいアルバム。1stの気品と華麗さ、2ndのプログレッシヴな感性、3rdの剛健なメタルっぽさの全てを維持しつつ、更に圧倒的なスケール感を感じさせる傑作。マジで格好ええわ。

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