05.01.13 - 16
(thu - sun)
VELVET DREAMS「S.T」スペインのメロハー03年作。ジャケの印象とは違い意外にもタフな作風で、ややハスキーでブルージーな歌唱を聴かせるVoに哀愁の効いたミドルテンポの楽曲をじっくり聴かせるというスタイル。BLINDMANタイプというか、"POWER
OF THE UNIVERSE"なんてそのままBLINDMANの曲かと思うくらい雰囲気が似てる。
DGM「DREAMLAND」イタリアのプログレメタル01年3rd。ネオクラシカルな要素を取り入れたダイナミックな展開と大仰なアレンジの楽曲で、SYMPHONY
Xあたりを連想させます。HM的な格好良さも充分感じさせる整合感のあるサウンドは非常にハイクオリティ。ただ、このテのアルバムって聴いてる時は「良いな」と思ってても、後になって楽曲自体の輪郭があんまり残らなかったりするのよね。
BARILARI「S.T」RATA BRANCAのVo、ADRIAN
BARILARI率いるアルゼンチンの様式美HR03年1st。"THE LEGEND OF THE WIZARD
AND THE FAIRY"なんかはそのまんまRATA BRANCAという感じのクサメロの楽曲なんですが、全体的にはRATA
BRANCAの灰汁を薄くしてメロハー寄りにしたような雰囲気。かなり良い感じ。ゲストにJENS JOHANSSONとNIGHTWISHのメンバー参加。
DISMEMBER「HATE CAMPAIGN」スウェーデンのメロデス00年5th。スピード感満点のスラッシーな楽曲に強烈に叙情的なフックを持ったGtソロを導入するという、WITHOUT
GRIEFの2ndに似たようなメリハリの効いたデスメタル。ただ強弱交えた凝ったアレンジは無く、ひたすら猪突猛進に疾走するのがメチャメチャ気持ち良い。それが単調かと言えばそうでもなく、随所に挿入されるメロディアスなGtフレーズがフックになってます。良い。 |
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