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2005年7月前半

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05.07.14 - 15 (thu - fri)
HOWARD HEWETT「ALLEGIANCE」アメリカのR&B/ソウル系シンガーの92年ソロ4th。TOMMY LIPUMA & NARADA MICHAEL WALDENプロデュース。有名なプロデューサーのようです・・・良く知りませんが。このアルバムではAORというよりは、ブラコンと言った方がしっくりくるようなサウンドになっており、繊細でメロウな美しいメロディをフィーチュアしたバラードが中心。結構聴けるな。良い感じ。
DIE LAUGHING「RUNNING FROM THE GUNS」オーストラリアのメロハー90年作。イカついジャケとは裏腹に、サウンドの方は厚みのあるKeyアレンジを施した産業ロックスタイル。楽曲スタイルは非常に幅広く、重厚なテンポとブ厚いコーラスがちょっとACCEPTを思わせる"HUMANS"、女性コーラスと軽いGtカッティングがダンサブルに弾む"ONE THING FOR SURE"、いかにも産業ロックな爽やかミドル"SUSPICION"、ニューウェーブ風の憂いのある"SAFE IN THE DARK"、気持ち良いノリノリアップテンポな"I DON'T NEED YOU"等非常にバラエティ豊か。
今日会社に木村カエラが取材で来てた。ちっこくて超カワイイ!ええモン見れた。

05.07.13 (wed)
SMILEK「SENTIMENTAL HIGHWAY」アメリカのメロハー00年作。ハスキーなVoにオーソドックスでキャッチーなアメリカンHRは、所謂BON JOVIタイプと呼ばれるインディメロハーにありそうなサウンド。どこかで聴いた事ある感は満点ですが、メロの出来自体は結構良い感じ。
NILS「SINGS WITH THE X-PROM KINGS」NILS POULSENなるシンガーとバックバンドのTHE X-PROM KINGSという編成のデンマークのロックバンド93年作。HANOI ROCKSを源とする北欧R&Rの流れを汲むようなスタイル。R&Rノリの軽快なリフにやや投げ遣り気味に歌うVoを乗せたキャッチーな楽曲。
HOWARD HEWETT「I COMMIT TO LOVE」アメリカのR&B/ソウル系シンガーの86年ソロ1st。繊細なファルセットを活かしたVoが魅力的。どんなスタイルでも器用に歌いこなす人らしく、割とアルバム毎に作風を変えているようですが、このアルバムでは軽めのKeyアレンジを施したスムースなAOR調の楽曲がメイン。中でも哀愁AORハードな"LAST FOREVER"は、ちょっとアレンジを変えれば、MARK FREEの名盤「LONG WAY FROM LOVE」に収録されてそうな名曲。畑違いでも非常に楽しめた一枚。

05.07.11 -12 (mon - tue)
MARTIN STENMARCK「THINK OF ME」スウェーデンのAORシンガー04年2nd。「ワンス・アポン・ア・タイム」的な(?)味付けが面白い1曲目の"LAS VEGAS"こそ前作を彷彿させる哀愁の効いた力強いポップソングでしたが、それ以降はアコギをメインに据えたマッタリ系の楽曲が中心で、前作の後半が超好きだった僕としては若干肩透かし。しかし、サビの哀愁メロが良い感じの"WHEN YOU THINK OF ME"、美しくリリカルなバラード"NOT A DAY GOES BY"、BBMAKのような仄かな憂い+軽やかなドライヴ感が気持ちよい"I KEEP FALLING"等佳曲多数で充分楽しめる出来。
FOOL'S PARADISE「NO NEED TO EXPLAIN」i TuneDBにも登録されていないくらいマイナーなデンマークのAORデュオ。柔和なKeyが全編をヴェールのように覆う軽やかで繊細なアレンジに穏やかな歌メロとナヨっとしたVoは、どことなくポンプロックっぽい雰囲気。全体的にやや冗長な印象もありますが、思い出したように魅力的なフレーズが出てくるので、もう少し楽曲をコンパクトにまとめてればな・・・という感じのアルバム。
SHOW OF HANDS「S.T」女性Voを擁するアメリカのフォーク・ロック89年作。穏やかなアコギとピアノの調べに乗る、繊細で美しいフォーキーなメロディ。
久々に火曜日に自宅に帰ってこれたので「ヘビメタさん」観た。今日の"イミテイション・ゴールド"は格好良かったな。元々この曲好きだったけど、今日のアレンジは最高だ。いつもの小太りのオッサンは要らないからずっとルーク出してくれんかな。

05.07.10 (sun)
MYLON & BROKEN HEART「CRANK IT UP」MYLON LEFEVRE率いるアメリカのCCM90年作。割とエッジのあるGtアレンジが耳に付く産業ロック的な楽曲に、ポジティヴで美しいメロディ。特に序盤にハードな楽曲を集めていますが、中盤以降は、よりマイルドなAOR調の楽曲がメインに。「FREEDOM」〜「POWER HOUSE」時代のWHITE HEARTに近いスタイルです。
ORPHANED LAND「SAHARA」イスラエルのデス/ゴシック94年作。割と評価の高かった作品なので期待してたんですが・・・ダメだ。これは俺には受け入れがたい。これのどこが中近東風なんだよ・・・と思ってCDの盤面見たら・・・全然違う記番じゃん・・・。

05.07.09 (sat)
RANUM「SLOW DOWN」デンマークのJESPER RANUMなるSSWの92年1st。何故か韓国で大ヒットしたそうな。先日聴いた「SECOND」と同様、ゴシック的な荘厳さや陰鬱さを伴ったメロウなアンビエント・ポップ。このテの楽曲が肌に合わない人にはひたすらダルくて退屈な気がしますが、僕の嗜好には堪らなく良い感じ。
KIM HILL「S.T」アメリカの女性CCMシンガーの88年1st。BROWN BANNISTERプロデュース。彼女のアルバムは時代が下るにつれ、アーシーでカントリーな雰囲気が強くなっていくんですが、このアルバムではアコギを軸にしながらも程良いkeyアレンジを施されたキャッチーな産業ロック調の楽曲も多く、ハートウォーミングなメロのミドルテンポ産業曲"FAITHFUL"、切々と仄かな憂いのメロを綴る"PSALM 1"や軽快なポップロック"CHANGE YOUR HEART"等中盤に佳曲。
RAYMONE CARTER「S.T」アメリカの黒人シンガー91年作。プロデュースはMICHAEL OMARTIANで、楽曲の方も半分位手掛けています。ラップを取り入れたファンク調の楽曲もありますが、厚みのある煌びやかなKeyアレンジを施したスムースなブラコン風AORがメイン。美しいバラード"I'LL ALWAYS BE AROUND"では、STEVE LUKATHERをはじめTOTO面子が参加しています。
BEN SCHULTZ BAND「TRIALITY」アメリカ人Gtのプロジェクト92年作。ゲストでSTEVE LUKATHER、GREGG BISSONETTE等が参加。ブルーズ風味のある乾いたトーンのテクニカルなGtプレイをメインに据えたインストが中心。歌入りの曲は、ブルーズテイストを取り入れつつもカラっとした爽快なアメリカンHRという感じ。全体的な印象としては、インストが多めのVAN HALENといった感じか。勿論そこまでクオリティは高くないですが。
CHRIS EATON「WONDERFUL WORLD」CCM界の名ソングライターの95年2ndソロ。本人とBROWN BANNISTERプロデュース。若干ケルト色も取り入れた、非常に穏やかで美しいメロディが楽しめる名盤。
ヤフオクちょっとだけ出品しました。

05.07.04 - 07.08 (mon - fri)
KATHY TROCCOLI「IMAGES」CCM女性シンガーの86年作。DANN HUFFとPHIL NAISHプロデュース。1stではタイトかつソウルフルなDAVID FOSTERばりのAORチューンがメインでしたが、このアルバムではファットなKeyアレンジを施した哀愁チューンが多くなっており、CHRIS EATONの「VISION」辺りを連想させる作りになっています。良い。
THE MAX「SHADOWS IN THE SHADE」アメリカの産業ロック1st。線の細いハイトーンVoに、軽快なGtと涼しげなKeyアレンジを施した繊細でキャッチーな楽曲。爽快でノリの良いタイトルトラックや仄かな憂いを帯びたシャッフルナンバー"GOT WHAT I WANTED"等メロは随所に光るものが感じられるんですが、ややバンドアンサンブルがまとまりに欠ける印象があるのが残念。やけにDrがつまらないと思ったらマシンかな?多分そのせいだな。
GUNHILL「NIGHTHEAT」JOHN LAWTON率いるメロディックロック97年作。アコースティックな雰囲気を前面に出した味わい深く渋いメロウな楽曲。1曲目の"DON'T STOP BELIEVING"はLUCIFER'S FRIEND IIを思わせるような哀愁チューンで素晴らしいんですが、後はカヴァー曲が大半。悪くないんですが、JOHN LAWTONには哀愁の効いた熱くパワフルな歌唱を聴かせて欲しいんだよなあ。ちょっと枯れすぎ。
HEAVEN「TAKE ME BACK」ノルウェーのメロハー91年作再発盤。如何にも北欧のB級メロハーっぽい、どことなく垢抜けない郷愁を帯びたメロディが非常にソソる。RETURNの1stの雰囲気と同質のものが感じられます。クオリティは低くても北欧のあのメロが好き!という人には垂涎の出来でしょう。いやあ、タイトルトラックの臭いメロとか"DON'T STOP ME NOW"のモタりつつも琴線に触れるメロを奏でるGtソロとか、最高だな。
E.L.O.「TIME」TV付けたら「電車男」やってて何となく観てたらいきなり"TWILIGHT"が使われてたので、無性に聴きたくなって引っぱり出して来た。僕が彼等のアルバムで一番好きな81年作。何と言ってもキラキラでノリノリの超ゴキゲンポップな"TWILIGHT"〜切なく囁くような哀愁メロが疾走する"YOURS TRULY,2095"〜スーパー哀愁メロウな泣きのバラード"TICKET TO THE MOON"という序盤の流れが凄すぎ。NEW ENGLANDとか好きなら絶対聴いとけ!と言いたくなる名曲3連発。その後も天才メロディメーカー&KeyアレンジャーJEFF LYNNEの独壇場的なポップかつ引き出しの多いバラエティ豊かな楽曲揃い。名盤だ。
やっと普通の生活に戻りつつある・・・。息子の誕生日にTDLへ。流石に平日は空いてるなあ。前回よりは楽しんでたようで良かった。

05.06.27 - 07.03 (mon - sun)
LITTERER「ROMANCING THE NIGHT」LITTERER兄弟率いるアメリカのメロディアスハードの87年作と88年のEPのカップリングに未発表曲"LIVE ON LOVE"を加えたアルバム。"LIVE ON LOVE"は柔和なKeyが楽曲をリードする朗らかなハードポップですが、アルバムの全体的な印象は、PRAYING MANTIS的な泣きのGtとリリカルなKeyが絡むスリリングで哀愁に満ちたメロディアスハード。中盤から後半にかけてのメロディの充実はかなり強力で、"BROKEN HEARTS"や"NO MORE LIES"等でのツインGtのハモリやコーラスワークは正にプレマン。Voの声域が狭く、やや垢抜けない印象は拭えないものの、インディメロハーの名作と言って良い出来。
SLYBOYZ「GOOD TIME MUSIC」SAVANNAの前身である、アメリカのメロディアスハード94年作。ややアコースティックなアレンジに抜けるような爽快感満点の楽曲。Voは透明感のあるハイトーンVoで、全体の印象はアコースティックな楽曲をプレイした時のFIREHOUSEという感じ。
R.A.W.「FIRST」元DALTONのLINDMARK兄弟率いるスウェーデンのメロディアスハード95年1st。北欧的な要素はそれほど強くなく、爽やかでキャッチーなメロディの中に仄かな哀愁が滲む楽曲とややハスキーなVoがBON JOVI辺りを思わせる、アメリカンHR的な楽曲。
BURN「SPARK TO A FLAME」イギリス(?)のメロディアスハード95年2nd。ややハスキーな声質がBON JOVI似のVoが歌う楽曲は、適度にハードなGtリフとキャッチーなメロディが絡むオーソドックスなHR。これといって強力な1曲がある訳でもないですが、押し並べて楽曲の出来は良く、良質なメロディアスハードとして楽しめる一枚。
HEARTLAND「MOVE ON」イギリスのメロディアスハード久々の05年作。惰性で買ってる筆頭のようなバンドですが、今作は評判が良いようで、ちょっと期待して聴いてみました。確かに良い。誰の指示なのか分かりませんが、GRAND ILLUSIONのメンバーによるテコ入れが功を奏したのか、全体的に華のあるアレンジになってるような気が。CHRIS OUSEYの歌メロを放棄するようなソウルフルなフェイクもブ厚いコーラスアレンジで補正されてるような(苦笑)。楽曲的にも、"CONQUER ALL"のような奇跡的な名曲は無いもののレベルの高いメロディが楽しめるし、STEVE MORRISのGtも円熟味を帯びた哀愁プレイから、"CITY OF LIGHTS"でのスリリングなリフまで充実。最高傑作と言って良いかな。そういや外盤を聴いたんですが、日本盤と曲順が異なってます。また藤木氏が曲順イジったのかな。良かれと思ってやってるんでしょうが・・・。まあ確かに1曲目は"CITY OF LIGHTS"の方が良いとは思うけどね。
FROM THE INSIDE「S.T」DANNY VAUGHNをVoに据えた企画モノ04年作。JOSEPH WILLIAMSやMICKY THOMASのプロジェクトと同じようなもんか。VAUGHNではややレイドバックした路線の楽曲を歌っているだけに、他人が書いた曲が多いとはいえ、ここまでオーセンティックなメロハーを彼の熱い歌唱で聴けるのは嬉しい所。しかし、第一印象はMARTIN STENMARCKの曲はHRアレンジにしても抜群に良いなあ、って事だったりして。
ヤフオク出品しました。2週間で2日しか家に帰れなかった・・・。そんな中LANA LANEの10周年記念ライヴに。行くかどうか迷ってたんですが、前座がALHAMBRAって事で参戦決定。アルバムも聴いてなかったので、ここで初めて聴いたワケですが、相当良かった。ネオクラシカルなプレイを随所に取り入れた長尺なプログレメタルって感じですが、プレイ、メロとも非常に良く、MARGE LITCHであんなに気になってたアニメ声もさほど気にならず。あのKeyってどっかで見たと思ったらGALNERYUSの人なのね。Drの人の手数が物凄かったな。4曲だけだったのが物足りない。アルバムも買っちゃいました。で、LANA LANE。いつもライヴの度にCDくれてたのに今日は無し。構成の方は、初期のオープニングのインスト曲を所々に織り込みつつ歴史を振り返る、みたいな展開と、あと今までライヴでやってなかったようなマイナー曲をプレイするという感じ。しかしLANA LANEの場合、マイナー曲=駄曲なワケで、もう前半は退屈で退屈で立ちながら寝そうになった。後半僕の好きな曲もプレイしてくれたので持ち直したものの、今回は完全にALHAMBRAの勝ち。

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