05.08.31 (wed)
PATRIK ISAKSSON「TILLBAKS PA RUTA 1」スウェーデンのAORシンガー02年作。今回もANDERS
GLENMARKプロデュース。前作同様、冷ややかなKeyともの悲しいストリングスを絡めた繊細なアレンジですが、今作はメロディにより一層悲哀の色を1.5倍増し程に強めた印象。今作のキラーチューンは、緊張感のあるストリングスをバックにゆったりと憂いに満ちたメロを歌い上げるヴァースから一気にテンポアップしてサビメロに突入する"HUR
KAN DU LAVA MIG"、仄かに憂いを帯びた爽やかなメロディが疾走感と共に駆け抜ける"VALKOMMEN
HEM"といった所。その他にもモダンなトーンのKeyとストリングスに歌謡曲的な哀愁メロが絡む"TILLBAKS
IGEN"、しっとりとした憂いの中に潜むポジティヴなメロディが光る繊細なバラード"JAG BER"、切々と歌われる強烈な悲哀に満ちたメロディをアコギとピアノが彩るバラード"ANOETAG"等々、前作を上回る強力な楽曲揃い。何故か前作のキラーチューン"HOS
DIG AR JAG UNDERBAR"と"DU FAR GORA SOM DU VILL"がこのアルバムでも収録されてます。傑作!
AL DENSON「DO YOU KNOW THIS MAN?」アメリカのCCMシンガーの95年作。より落ち着いた楽曲スタイルになり、軽やかで爽快なメロディのアップテンポチューンと、胸に滲みるハートウォーミングな楽曲がメイン。STEVE
CURTIS CHAPMANのような印象になりました。メロディのクオリティは相変わらず非常に高いです。 |
PATRIK ISAKSSON、天才! |
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