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2005年12月前半

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05.12.14 - 15 (wed - thu)
MYLON & BROKEN HEART「BIG WORLD」アメリカのCCM89年作。煌びやかで厚みのあるKeyと切れのあるハードなGtアレンジに、爽快で躍動感のあるメロディの産業ロック。「POWERHOUSE」の頃のWHITE HEARTを更に産業ロック寄りにしたようなスタイルで、非常にハイクオリティ。大仰でドラマティックなKeyイントロからアップテンポの爽快なHRに移行するタイトルトラック、ポジティヴなメロディが軽やかに駆け抜ける"LOVE COMES DOWN"、ソリッドなGtリフがドライヴするアップテンポ"FALLING IN LOVE"と、序盤からの畳み掛けが強力。他にも暖かく包容力のあるミドル"FACE TO FACE"、緊張感のあるリリカルな哀愁疾走チューン"TURN THE TABLES ON ME"、突き抜けるような爽快感が気持ち良いアップテンポ"THE DISTANCE"等、佳曲満載の好盤。
TOX「PRINCE OF DARKNESS」スイスのメロディアスハード85年作。僕の持ってるのはHOT BLOOD盤で、オリジナルに何曲か追加している模様。欧州らしい憂いを帯びたメロディを躍動感あるアレンジでキャッチーに聴かせる楽曲は、BONFIREを思わせます。楽曲の出来にややバラつきがあるものの、ソリッドなリフとキャッチーなメロディが印象的な"KEEP ON RIDING ON MY HORSE"や泣きのGtをフィーチュアした叙情的なバラード"I DON'T WANNA LOSE MY AIM"等、佳曲も多いです。
BACK TO BACK「POPFICTION」デンマークのAORデュオ03年作。以前は北欧ウエストコースト的なサウンドスタイルだったんですが、このアルバムでは大胆にエレクトロニクスを導入したサウンドになっています。DIDEの1stの雰囲気に近いかな?こういったアプローチは僕は好みなので大歓迎ですが、今までの彼等のサウンドが好きな人は多少違和感があるかも。スムースで爽やかなメロディ自体は従来通りの魅力が感じられます。"KOBENHAVNS KANALER"や"FOR EVIGT FORBI"は新境地というか、まるでPATRIK ISAKSSONのような哀愁メロが美味しい楽曲。個人的には彼等のアルバムの中で一番気に入った。
ARENA「S.T」BAD HABITのHAL MARABELのAORプロジェクト03年作。Key中心の軽くポップなサウンドで、BAD HABITの「ADULT ORIENTATION」をよりポップな感じにしたような雰囲気。時に切ない哀愁を交えた透明感タップリの爽やかなメロディは極上の出来映えで、天才メロディメイカーHAL MARABELの才能を存分に味わえます。いやあ、ホントにメチャクチャ良いなコレ。

05.12.12 - 13 (mon - tue)
BILGERI「A MAN AND WOMAN」オーストリアの産業ロックシンガー93年作。厚みのある柔和なKeyアレンジに、ハスキーなVoの産業ロック。出だしの2曲がゆったりしたバラード系なのでツカミがやや弱いものの、タイトなリズムに哀愁メロを乗せた"DON'T STOP"、軽やかで爽やかなメロディのヴァースからサビで一気に盛り上がる"BREAKING FREE"、哀愁パワーバラード"I'VE GOTTA GET A MESSAGE TO YOU"、重厚な王道哀愁産業ロック"DEEP IN MY HEART"等々、中盤にかけてテンションが上がってきます。ある意味典型的な産業ロックですが、出来は良いです。
ASHES AND DIAMONDS「HEART OF AN ANGEL」イギリスのメロディックロック93年作。TOM ALLOMプロデュース。繊細なピアノとクリーントーンのGtによる軽いアレンジに、ポジティヴで爽やかなメロディの楽曲がメイン。時に英国らしい憂いを帯びたメロディや叙情味満点のGtソロを聴かせてくれるのもグッド。楽曲のクオリティはかなり高く、これはちょっとした掘り出しモノ。THIN LIZZYの"STILL IN LOVE WITH YOU"をカヴァーしています。

05.12.10 -11 (sat - sun)
BULLET FOR MY VALENTINE「THE POISON」イギリスのHMの1stフル05年作。叙情的なインストで幕を開けるオープニング、切れ味鋭い多彩なフックを持ったGtリフで展開を繰り返す楽曲構成、随所に導入される芳醇なメロディに溢れたGtソロ湿り気を帯びた歌メロとスクリームを絡めたVoスタイル等々、新世代のメタルフォーマットの典型的な流れを踏襲する作風。正直言ってそんなに騒がれる程他のバンドと差別化できてるのかどうか良く分かりませんが、そのクオリティは非常に高く、格好良い。リフ構成やGtフレーズのそこかしこにIRON MAIDENの影響がちらほら見え隠れするのは初期の北欧メロデス勢を思わせます。
DARKSEED「ASTRAL ADVENTURES」ドイツのゴシックメタル03年5th。デジタル風味のKeyアレンジを施したダークで寂寥感に満ちたゴシック。程良くキャッチーなメロディとドライヴ感のある楽曲で非常に聴きやすい。女性Voの導入やGtやKeyの音色の演出等、細かいアレンジも堂に入ったもので、このテのジャンルの中では手堅い良作を出してくれるバンドとしての地位を固めたような気がします。良い。
BREATHE「ALL THAT JAZZ」イギリスのAOR87年作。爽やかでスムースなブルー・アイド・ソウル系のメロディをポップなサウンドで聴かせる楽曲。アーバンで洒落たメロディを軽やかに聴かせるキャッチーなタイトルトラック、繊細な憂いと包容力のある優しいメロディのバラード"HANDS TO HEAVEN"等、聴きやすい佳曲が多いです。
SHY「MISSPENT YOUTH」イギリスのメロディアスハード89年4th。哀愁よりも快活さを重視した、アメリカナイズドされた楽曲の増えたアルバムで、リズミックなリフ構成の"MONEY"や"GIVE IT ALL YOU'VE GOT"等で顕著。一方で彼等のベストバラードと言っても良い"AFTER THE LOVE HAS GONE"や彼等の持ち味である切れのある哀愁メロが炸裂する"BROKEN HEART"等もあり、ある意味彼等の従来の魅力と新生面の両方が楽しめるアルバムとも言えます。
SCHULZE「SCHWARZ ODER WEISS」ドイツの産業ロック97年作。アレンジは94年の「ICH HANG AN DIR」に近くアコギをメインに据えたオーガニックな雰囲気ですが、躍動感はやや控えめになり、ジワリと胸に染みるハートウォーミングなメロディをゆったり聴かせる楽曲が増えています。前作を彷彿させる快活なオープニングチューン"ES TUT SO GUT"、繊細でメランコリックな哀愁メロが秀逸な"SIE HALT IRGENDWIE DIE ZEIT AN"、郷愁を誘うアコーディオンの音色が効いた"SCHWERELOS"、寂寥感のあるピアノバラード"WAS IST PASSIERT"、AAA系に通じるような男臭く渋い哀愁メロが良い感じのタイトルトラック等々、楽曲のクオリティは尚高いものがあります。
TWO TUNES「VERSES OF LIFE」スイスのAORデュオ93年作。アコギ中心の繊細で美しいメロディをフィーチュアした楽曲は、COLESKE等に近いスタイル。基本はバラード系の楽曲が多いんですが、楽曲によっては適度なドライヴ感や高揚感もあります。時にSTINGを彷彿させるような渋くビターなテイストのメロディも聴かせ、懐の深さも感じさせます。
HUMAN VOICE「ROOM OF GOLD」ドイツのメロディックロック93年作。随所に泣きのテイストを取り入れた芳醇なGtフレーズと、仄かな憂いを帯びたスムースな歌メロをフィーチュアした軽快な楽曲。爽やかな中に潜んだアンニュイな憂いのトーンや軽快なアレンジは、どこかカナダのバンドに似た雰囲気をも感じさせます。
ヤフオク出品しました。

05.12.09 (fri)
PHIL & THE NOISE「FOOLIN' AROUND」PHIL SCHMOLLなるシンガーを擁するドイツの産業ロック91年作。但しブレーンはGtの人っぽい感じ。少しブルージーなムードも感じさせるアメリカンロック的な楽曲は、EDDIE MONEYあたりを思わせます。熱い躍動感のあるタイトルトラック、ポジティヴで爽やかなメロディのアップテンポ"LOVE OR ANGER"等が良い感じ。中盤にムーディな楽曲が続くのがちょっと難ありかな・・・。
JON「TODAY IS A GOOD DAY(TO FALL IN LOVE)」デンマークのAORシンガー05年2nd。前作と同様、アコギを絡めたオーガニックな風合いとエレクトロニクスな質感を併せ持ったモダンなアレンジを施した、仄かに憂いを帯びた爽やかなメロディの楽曲。今作では中盤にラテンテイストを取り入れた物悲しい哀愁メロをフィーチュアした楽曲が何曲か収録されており、これがアルバムの中でのフックとして良い感じに機能してます。好盤だった前作の延長線上で、本来の魅力をスポイルしない適度なバラエティをも取り入れた良いアルバム。VAN HALENの"WHY CAN'T THIS BE LOVE"のカヴァーも見事にハマってます。
DIS NOIR「PARADISE IS FAR AWAY」ドイツの男女ハイテクAORデュオ89年作。厚みのあるKeyとムーディでアダルトなメロディ。時折ポップなメロディも顔を出しますが、全体的に翳りを帯びたトーンのメロディが支配的で、個人的にはそこが好み。BERLINなんかに近い雰囲気かな。
GABRIEL「S.T」アメリカのCCM88年作。CHRIS CHRISTIANプロデュース。CCMらしい透明感のあるメロディと美しいコーラスを、躍動感のあるポップな雰囲気で聴かせる楽曲は、「ONE ON ONE」の頃のSTEVE CAMP等を思わせます。リズミカルに躍動するKeyが印象的な"SEND ME"、抑制の利いた渋い哀感を漂わせたスローチューン"SLIPPIN' INTO MEDIOCRITY"、いかにもCCM的なホーリィで美しいバラード"A SIMPLE PRAYER"、ポジティヴで瑞々しいメロディが軽やかに舞うキャッチーな"HEARTSTRINGS"、ややエッジのあるGtアレンジにポップなドライヴ感のある"YOU CAN'T FOOL GOD"、リリカルなKeyアレンジを施した緊張感のあるアップテンポ"I WANT TO BE YOUR LIGHT"等々、CCMの美味しい所を集めたようなハイクオリティな楽曲揃い。あまり知られていないバンドですが、隠れたCCM名盤の一枚と言って良いと思います。

05.12.08 (thu)
PETER JOBACK「PERSONLIGA VAL」スウェーデンのAORシンガー97年作。00年作の「ONLY WHEN I BREATH」とはえらく作風が異なり、華麗なストリングスアレンジを施したクラシカルなバラードアルバム。美しいが、ロックでもポップでも無いです。
JAMIE MEYER「IT'S ALL ABOUT ME」スウェーデンのメロディックロック03年作。メロディは非常にポップなんですが、割とヘヴィでエッジのあるGtアレンジで、ロック的なヴァイヴが感じられる楽曲。ヘヴィなGtと爽やかなメロディの絡みがHAREM SCAREMなんかを思わせる"GOOD GIRL"、切なく感傷的な中にも希望を感じさせるメロディのミドル"CAN'T TELL A THING"、物悲しくも感動的な哀愁バラード"LAST GOODBYE,FIRST HELLO"、ガッツィーで前向きなロックソング"GOTTA' GO"、ややデジタルなアレンジを施したINVERTIGOを思わせるキャッチーなアップテンポ"I'LL CRY LATER"等々、非常にハイクオリティな楽曲の連続。これは良いわ。
THE CROWN「DEATHRACE KING」スウェーデンの爆走デスラッシュ00年作。こいつは凄い!マジで凄い!とにかくアタマからケツまで物凄いテンションで突っ走る様が超爽快なんですが、ただ単に速いだけじゃなくてリフ構成やリズムパターンが豊富な上に、MOTORHEADをアップデートしたようなR&Rノリもフックとなって全編に渡って飽きさせない。"VENGEANCE"での重厚感や、"KILLING STAR"でのドラマティックな演出も素晴らしい。激ハマりのディストーションVoは強力、演奏は超タイト、テクニカルで芳醇な叙情メロディを随所に聴かせるGtプレイは美味しい、クリアかつ硬質感と暴虐さスポイルしないプロダクションも見事と、完璧だ!全曲キラー級だが、"I WON'T FOLLOW"は、首がもげても本望だと思える出来だったね。ついでにジャケまで最高に格好良いと来てる。参った。

05.12.07 (wed)
MICHAEL FALCH「S.T」デンマークの産業ロッカー85年1st。プロデュースはJESPER RANUM、BにPER FROST、コーラスにLIS SORENSEN、JORGEN THORUP等、デンマークでは著名なアーティストが参加しています。内容は80年代的なKeyアレンジを施した躍動感のあるポップでキャッチーな楽曲で、時に初期DURAN DURAN的な趣もあります。
STYLE「12 BASTA」CHRISTER SANDELINとGIGI HAMILTONが在籍していたスウェーデンのハイテクAORの80年から87年の楽曲を収録したベスト盤87年作。柔和なKeyアレンジと北欧ならではの透明感と憂いを帯びたマイルドでポップなメロディ。初期の楽曲は和み系すぎてちょっと辛いですが、時代が下るにつれてより洗練されていき、特に87年の「DAYLIGHT ROBBERY」収録の楽曲等はSHA-BOOMあたりに通じるメロディのクオリティが感じられます。

05.12.06 (tue)
CHARLOTTE NILSSON「MISS JEALOUSY」EUROVISIONを制したスウェーデンの女性シンガー01年2nd。今作では特に著名なブレーンは参加していませんが、1stと同様、透明感と爽やかさを感じさせるキャッチーなポップソング揃い。プロダクションも良好で非常にクオリティの高いアルバム。
ANDERS JOHANSSON「WHEN I BECOME ME」安いショップがなかなか見つからずに購入を躊躇してたものの、ようやく購入したスウェーデンのAORシンガー04年2nd。前評判の高さに期待を膨らませながら聴いたんですが、果たして傑作1stとほぼ同路線ながらも更にクオリティを上げた大傑作。透明感のある爽やかなメロディの中に仄かな哀愁を織り込んだ楽曲がメインですが、今作では哀愁度合いがやや強まった印象で、それがまた僕の嗜好にバッチリフィット。全曲キラーな出来で何も言う事は無いんですが、悲哀に満ちた美しいメロの"MEANT TO FLY"、ダイナミックなアレンジの哀愁チューン"I'M OUTTA LOVE AGAIN"、強力な哀愁メロがステディなリズムでドライヴする"MISSING YOU CRAZY"、何でボートラ扱いなのか理解に苦しむ超爽快ハートウォーミングチューン"SHINE ON"が抜群の出来。2作続けての名盤。

05.12.05 (mon)
AIR SUPPLY「S.T」オーストラリアのAORデュオ85年作。このバンドは甘すぎるし軽すぎるだろう、という先入観故に聴かずにきたら、RUSSELL HITCHCOCKのソロを聴いて余りの素晴らしさにひっくり返ったという経緯があるワケですが、このアルバムにもRUSSELL HITCHCOCKのソロで得られた感動に近いものがあります。極上のハイトーンVoが綴る超爽快な歌メロに美しいコーラス、そして適度なダイナミズムと展開のあるアレンジ。更に爽やかなだけでなく、"AFTER ALL"での緊張感のあるリリカルなKeyアレンジ、"I WANNA HOLD YOU TONIGHT"での仄かな哀愁メロ、"MAKE IT RIGHT"でのややダンサブルなビートに乗せたソウルフルな憂い、"NEVER FADE AWAY"での物悲しいメロディ等、随所にフックを盛り込んだ楽曲が素晴らしい。

05.12.04 (sun)
TURISAS「BATTLE METAL」フィンランドのヴァイキングメタル04年作。壮大なオーケストレーションと随所にフォーキーなアレンジや勇壮なシンガロングのアレンジを施した、熱く、クサい楽曲の連続。タイトルトラックのイントロのKeyフレーズが最高に燃える。
REFUGEE「AFFAIRS IN BABYLON」カナダのメロディアスハード86年作の再発盤。煌びやかなKeyをフィーチュアした爽快な楽曲。オープニングが叙情的なピアノバラードのタイトルトラックで、それを序曲的にして飛翔感のあるKeyフレーズの産業チューン"THUNDER OF ANOTHER NIGHT"に繋がる構成は結構印象的。濃密な泣きを発する哀愁ミドル"LISTEN TO YOUR HEART"、初期BON JOVI的な哀愁メロハー"DREAM ON ANASTASIA"、キラキラしたKeyフレーズに爽快メロの"EXILES IN THE DARK"、大らかなメロディのパワーバラード"THESE ARE THE GOOD TIMES"等、オーソドックスながらもクオリティの高い楽曲揃い。ボートラ5曲はちょっと蛇足気味。
MICHAEL FALCH「DE VILDESTE FUGLE」デンマークの産業ロッカー88年作。程良いKeyアレンジを施した爽快なアメリカンロックっぽい楽曲はBRYAN ADAMS等を彷彿させます。ポジティヴなメロディが躍動する"NU BRAENDER SOMMEREN AF"、軽快にシャッフルするR&Rチューン"PIGER-PIGER"、爽やかでハートウォーミングなメロディがドライヴする"VENTER PA VIND"等、気持ち良くロックした楽曲が中心。
GEORGIE RED「WE'LL WORK IT OUT」ドイツのハイテクAOR86年作。厚みのあるKeyと軽やかなGtアレンジに、ソウルフルかつスムースな歌メロ。メロディはポップというよりは、アーバンな哀愁を帯びたものが中心で、同郷のCHANNEL 5等に近い雰囲気があります。
DEWEY「S.T」DEWEYなるシンガー兼Gtが率いるアメリカのメロディアスハード94年5曲入りミニ。軽い味付け程度のKeyと、程良く叙情的な泣きのフレーズを奏でるGtをフィーチュアした哀愁ミドル中心の楽曲。Voは下山武徳を思わせるような粘っこい歌唱で、気になる人は受け付けないかも。それなりにキャッチーなメロで良い感じ。
JONATHAN PIERCE「MISSION」アメリカのCCMシンガーの97年2nd。プロデューサーはBILL BAUMGART等で、STEVE PLUNKETTが数曲提供しています。ややモダンでポップ寄りになったアレンジに、ポジティヴでハートウォーミングな美しいメロディを乗せた楽曲。1stにも引けを取らない好盤。
12/17(土)に忘年会を兼ねたオフ会があります。一次会はクサメロリスニングパーティ、二次会は普通に飲み会という構成。場所は池袋で16時開始。興味のある方是非ご連絡ください。

05.12.02 - 03 (fri - sat)
JOHN WETTON/GEOFFREY DOWNES「ICON」JOHN WETTONがGEOFFREY DOWNESと久々に組んだ05年作。当然ASIAサウンドを期待するわけですが、当たらずも遠からずという感じで、どちらかというとJOHN WETTONのソロ作にGEOFFREY DOWNESのKeyが加わったという趣。気品と風格を備えたWETTON独特のメロディラインは今作でも絶品の輝きを放ってますし、やはりKeyアレンジも一味違うというか、適度なコンパクトさを保ちつつクラシカルかつドラマティックに楽曲を彩ってます。"DON'T CRY"のような躍動感は当然無いし期待もしてなかったので、十分に満足のいく作品。

05.12.01 (thu)
THE NEXT「A WORLD WITHOUT WINDOWS」スウェーデンのスウェーデンのメロディアスハード92年作。クラシカルで細やかなKeyアレンジと雄大な広がりが感じられるスケールの大きな叙情メロディは、ASIAや、TENの大仰な楽曲等に通じるものがあるような。STEVEN ANDERSONを思わせる中近東っぽいメロディをフィーチュアした"W"、ヴェールのような柔和なタッチのKeyに中世風の歌メロがASIA的な雄大さを感じさせる"WE'RE ALL FOOLS"、ブルージーなトーンのGtがアルバムの中で一際フックとなっている"FACE THE NATION"、TENの「ROBE」アルバムの楽曲を彷彿とさせるドラマティックな哀愁チューン"TOUCH ME"、雄々しいメロディが強力なアルバム唯一のアップテンポチューンであるタイトルトラック、クラシカルなKeyアレンジにまたもやTENを思わせる哀愁メロの"WIND FROM EAST"等、勢いは無いですが、メロディとアレンジの練り込みが素晴らしい出来の充実したアルバム。これは良い。
GODDO「KING OF BROKEN HEARTS」カナダのメロディックロック92年作。これがラスト作かな?ブルーズに根差した比較的シンプルで骨格のハッキリしたロックサウンドに、キャッチーな歌メロとコーラスアレンジを取り入れた楽曲。キャッチーなサビメロの"SAY YOU WILL"、ソリッドなリフの哀愁アップテンポ"JUST DON'T KNOW"等が良い感じ。

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