06.5.06 (sat)
TOWER CITY「ALL OR NOTHING」アメリカのメロディアスハード98年作。適度にハードなアレンジを施した爽快で快活な楽曲。STEELHOUSE
LANEがカヴァーしていたMIKE SLAMERとの共作の哀愁チューン"FIRE WITH FIRE"、"I
WON'T SURRENDER"を収録。こっちがオリジナルです。その他も爽快メロハーの秀作であるタイトルトラックをはじめ、佳曲揃いの好盤。
SILOAM「DYING TO LIVE」カナダのクリスチャン・メロディアスハード95年2nd。1stは快活なLAメタルスタイルでしたが、今作では哀愁を含んだ叙情的なメロディの楽曲が多くなっています。タイトルトラックをはじめとする哀愁曲の出来が非常に良く、聴き応えのあるアルバムになっています。
BIG MONEY「LOST IN HOLLYWOOD」スウェーデンのハードポップ92年作。VALENTINEやVALENSIAを思わせる、Keyとコーラスてんこ盛りな華麗でゴージャスなアレンジを施したキャッチーなメロディの超甘口ハードポップ。ゴキゲンにノリの良い爽快な"RICH
AND FAMOUS"、繊細で叙情的なバラード"RUBY SLIPPERS"等、クオリティの高い楽曲満載。
STORMWIND「STRAIGHT FROM YOUR HEART」スウェーデンのメロディアスハード96年1st。今では正統派HM寄りの楽曲をプレイしていますが、この時点では女性Vo入りのメロハーっぽい楽曲が中心。全体的にそこそこの出来ですが、ネオクラシカルな北欧哀愁チューン"WINGS
OF TOMORROW"は飛び抜けて良いです。ABBAのカヴァー"GIMME,GIMME,GIMME"もハマっています。
GLEN BURTNICK「RETROSPECTACLE」カナダの産業ロッカー96年作。アコギをバックに切々と歌う"ROAR"、DEF
LEPPARD風の重厚なアレンジを施したリズミックな"LOVE IS THE RITUAL"、MARK
SPIROを思わせる仄かな哀愁が漂う穏やかな産業チューン"WOMANS POINT OF VIEW"、軽快な躍動感漲る"EVERYDAY
OF MY LIFE"等、比較的バリエーションに富んだアレンジを見せつつも、基本は親しみやすいメロディの産業ロック。なかなかの佳作。
ROBIN GEORGE「ROCK OF AGEISTS」THIN
LIZZYにも加入したり、DIAMOND HEADのSEAN HARRISとNOTORIOUSを結成したりと、イギリスのHR/HM人脈と繋がりのあるSSWの01年復活作。何となくオルタナ色が感じられるマッタリとした軽めのメロディックロック。色々と凝ったアレンジが施してありますが、メロディの魅力は今一つ。BEATLES的なアコースティック曲はまだ聴けるが・・・。 |
|