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2006年9月後半

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06.9.25 - 10.1 (mon - sun)
FREDDY CURCI「THEN & NOW」元SHERIFF〜ALIASのカナダのAORシンガーのベスト盤00年作。透明感と伸びのあるハイトーンVoで歌い上げる爽やかなAORハード。1曲目は"WHEN I'M WITH YOU"のライヴ・バージョン。前半はALIASの楽曲で、やはりこのアルバムの楽曲の出来が良く、"HAUNTED HEART"や"WAITING FOR LOVE"は名曲。中盤はソロ作「DREAMER'S ROAD」から数曲。よりアコースティックになった素朴な楽曲。後半は新曲やイタリア語のリメイク曲が中心。新曲の方向性は「DREAMER'S ROAD」に近い雰囲気。
SHAKRA「FALL」スイスのメロディアスハード05年5th。骨太でグルーヴ感のあるGOTTHARD的なGtリフに、熱い歌唱で歌い上げる欧州的な憂いのあるメロディを乗せた楽曲スタイルは今作でも健在。ジャケの雰囲気にも顕著に現れている北欧ゴシック風味な寂寥感のあるダークな色合いが新機軸で、やや一本調子になりやすいスタイルにフックを加えています。今作も良い出来だ!
THE CROWN「CROWNED UNHOLY」スウェーデンのデスラッシャーの04年ラスト作。TOMAS LINDBERGがVoを務めた「CROWNED IN TERROR」の再録盤との事。そっちを聴いてないんですが、彼等の持ち味である手数の多い壮絶なDrがリードする荒々しい爆走感満点の楽曲と、その随所に切り込んでくるメロディアスなGtプレイが織り成すデスラッシュ・チューンの数々は、相変わらず魅力的。彼等に惚れ込んだ前作にはちょい及ばないような気はするものの、このアルバムも非常に格好良い。

06.9.24 (sun)
LAMB OF GOD「AS THE PALACES BURN」アメリカのモダンメタル03年2nd。PANTERA直系の非常にメタリックで整合感のあるGtリフに咆哮型のVoを乗せたブルータルな楽曲。疾走感はあまり無いものの、多彩なGtリフはフック満載で飽きさせず、時折オールドスクールなスラッシュを思わせるパートやGtソロの切り込み等も聴かせるあたりが良い感じ。
LAMB OF GOD「ASHES OF THE WAKE」アメリカのモダンメタル04年3rd。基本的には前作の延長線上にあるPANTERAっぽい楽曲なんですが、速さと言うよりドライヴ感が増した印象で、よりキャッチーになった雰囲気。SLAYERっぽい不穏なメロディラインも随所に出てきます。まあ普通に格好良い。もうちょいスラッシーな疾走感があると嬉しいんだが。

06.9.19 - 23 (tue - sat)
CHALK CIRCLE「AS THE CROW FLIES」カナダの産業ロック89年作。軽やかでアッサリしたアレンジに浮遊感のある歌メロを乗せた、いかにもカナダ産らしい淡泊な楽曲。雰囲気は良いものの、あまりフックが感じられない・・・。
RED 7「WHEN THE SUN GOES DOWN」カナダの産業ロック87年作。RICHIE ZITOプロデュース。スペーシーなKeyアレンジを施した軽やかなアレンジに、爽やかで大らかなメロディを乗せた楽曲は、これも典型的なカナダ産の産業ロックっぽい雰囲気。BLVD.やGLASS TIGERに例えられたりしているようですが、まあそんな感じ。そこまで強力なフックがあるわけでは無いですが、程良くキャッチーなメロディは結構楽しめます。
BACKSTREET GIRLS「TUFF TUFF TUFF」ノルウェーのハードR&R2001年作。MICHAEL MONROE似のドスの効いたワイルドなVoに、ズ太いグルーヴ感のあるGtリフが唸る猪突猛進な楽曲というスタイルは、ALMIGHTYあたりを思わせる雰囲気。
ANKIE BAGGER「FROM THE HEART」スウェーデンの女性シンガー93年作。デビュー作はダンサブルな打ち込みポップスでしたが、このアルバムでは打ち込み色がかなり薄れたサウンドになっており、ポップで軽やかなアレンジに透明感のある爽やかなメロディを乗せた北欧ハードポップ然とした楽曲は、CHARLOTTEやIZABELLAあたりと似たような雰囲気。哀愁よりも爽やかさが前面に出たメロディなのが個人的には残念ですが、出来は良いと思います。
THE BLACK DAHLIA MURDER「UNHALLOWED」アメリカのメロデス03年1st。一昔前のIN FLAMESを思わせるメロディアスなGtリフと絶叫型のデス声で構築された典型的なメロデス。ありがちではあるんですが、なかなか格好良い出来。
THE BLACK DAHLIA MURDER「MIASMA」アメリカのメロデス05年2nd。北欧メロデス色が非常に強かった前作に比べると、叙情メロディは随所に挿入されるGtソロが中心になり、格段にブルータルな印象が強くなっています。まあその変化の方向性もありがちではあるんですが。コレといった極め曲には欠けますが、これもなかなか良い出来。

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