06.12.30 (sat)
EMERGENCY「BOYS WILL BE BOYS」スペイン人シンガーのJOSE ANTONIO MANZANOを擁するスイスのメロディアスハード93年作。KAL SWAN似の艶と力強さを兼ね備えたVoをフィーチュアした正統派のHRは、LIONやHURRICANEなんかを彷彿させます。WHITESNAKE的なブルージーさを漂わせた硬派なHRチューンのタイトルトラック、ネオクラシカルな様式美を感じさせる"DON'T LOOK BACK"、哀愁メロが秀逸な展開を見せる"GIVE IT UP"、重厚なブルーズロック風のヴァースから爽やかで透明感のあるサビメロへの流れが見事な"TELL ME"、LIONを思わせる煮え切らない哀愁メロをフィーチュアしたアップテンポ"TALKIN' BOUT LOVE"等、かなりクオリティの高いメロハー曲が揃っています。
GABRIEL「LONG LINE OF LOVE」アメリカのCCM90年作。透明感のあるメロディと美しいコーラスを、タイトな演奏で軽快に聴かせる楽曲。アーバンな哀愁を帯びたグルーヴィーな"GETTIN' OUTTA THE GRAY"、ハートウォーミングな優しいメロディを産業ロック的なアレンジで聴かせるタイトルトラック、賛美歌っぽいメロディをTOTO風のタイトな演奏に乗せたスリリングなAOR"SOLI DEO GLORIA"、飛翔感のある爽やかなサビメロが秀逸なアップテンポ"HOLD ON TO THE PROMISE"、軽快で朗らかなメロディの"BACK TO THE HEART OF GOD"等、躍動感のある楽曲が多く、気持ち良く聴ける好盤。 |
今日から帰省するので今年最後の更新になります。今年も一年間ご覧いただき、ありがとうございました。 |
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