LOUD PARK感想の21日。ALL THAT REMAINSは大した期待も無く観てたんですが、なかなか格好良かったです。最新作も聴いてみたいと思わせる出来でした。 AMORPHISは2日目のお目当て。ライヴ自体はややスケール感に欠けるものでしたが、そこは楽曲自体が最高にお気に入りなので何の文句も無く楽しめました。"SILENT WATERS"のメロはマジで涙出そうになったし、"ON RICH AND POOR"は強烈に燃えたし、ラストの"HOUSE OF SLEEP"も最高でした。 ANTHEMは休憩かな、と思ってフロアにへたり込みながら観てたんですが、流石にベテランだけあって、ライヴが上手い!"BOUND TO BREAK"では思わずシンガロングしていました。 ANDRE MATOSは、やっぱライヴだと辛いなー・・・と。最初のマイクトラブルも不運でした。しかし"CARRY ON"1曲で全てがチャラになる大盛り上がり。やっぱこの曲はメタル史に残る名曲ですね。カヴァーの"SEPARATE WAYS"もプレイ。まさかLOUD PARKでJOURNEYが聴けるとはね。個人的には嬉しい選曲。 WIG WAMはこういう大きい場所が映えるだろうなと予想してたんですが、やはりバッチリで、アリーナロックの醍醐味を気持ち良く堪能させてくれました。まあ、この前観たばっかりなので新鮮味は無いですし、持ち時間のせいか、あのバカげたMCも控え目でしたが。 LACUNA COILはこの日のお目当ての一つ。フロント4人の前傾姿勢でのヘドバンはインパクト抜群。CHRISTINA嬢はジャケ写だと化粧次第で全然印象が変わってたんですが、実物が一番キュートでしたね。内容の方も、最新作のエキゾチックなヘヴィチューンと、それ以前のメランコリックなゴシックチューンを良い感じに組み合わせた良いセットでした。 TESLAは座って観ようと思ってたら、思わず寝てしまいました・・・。うーん、一応楽しみの一つだっただけに不覚・・・。 SATYRICONは、またしてもマイクトラブルで1曲目丸々Vo無し。しかしそんなアクシデントを全くものともせず素晴らしいライヴを魅せてくれました。アルバム聴いた時からライヴ映えするだろうという予感はありましたが、正にその通りの強烈な盛り上がり。"NOW,DIABORICAL"は、ライヴの為にある曲と言っても過言じゃない名曲!半端無く格好良かったです。観客も大白熱でスクラムヘドバンの周りをグルグルとサークルピットで走り回るという特異な空間が出来てました。これは本当に楽しかった。 SATYRICONで燃え尽きてしまったので、SAXONは2階席で休憩。しかし、この盛り上がりは凄かったです。一番盛り上がってたような。プレイも安定感抜群ですし、Voもしっかり声が出てます。うーん、ちゃんと曲を覚えて参加したかったな・・・。 "SAXON"コール醒めやらぬままHANOI ROCKS。MICHAEL MONROEを観るのはこれが初めてですが、「今何歳なんだ?」と不思議になる位アクティヴに動き回るハイパーなステージ。ちょっと音がデカ過ぎるし、楽曲が全く趣味じゃないので、個人的にはあんまり楽しめたわけではないのですが、ステージングは見事でした。 実質本日のトリのARCH ENEMY。去年観た時はサウンドがグチャグチャで何やってるか良く分からなかったんですが、今回はちゃんと聴き取れました。ライヴバンドとして相当成長した感があり、貫禄のステージだったと思います。しかし、兄弟でのツインギターソロから、"FIELDS OF DESOLATION"のエンディングだけ抜粋してプレイするってのが、余りにもあざとい・・・。まあそれを期待してんだけどさ。ちょっと気になったのが、セットリストが4th以降の楽曲だけだった事。うーん・・・それはどうかと思うんだけど・・・。せめて"BURY ME AN ANGEL"だけでもプレイしてくれよ・・・。 最後はMARILYN MANSON。ステージに幕がしてあったんで、この演出だけ観ていくかと思って待ってたんですが、特に大した演出も無く、淡々と楽曲をプレイ。最後まで観ようかどうか迷ったんですが、まあ特に後悔は無いかと見切りをつけて早々に退散。 いやー、最初の面子を観た時はどうなる事かとちょっと心配でしたが、今年も楽しかったです。 |