山と蝶と自然

その他(花や鳥他の写真集): 詳細ページ2010年

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その他:山で会える花や鳥、その他の生き物の写真、その他
1)2010年度
番号   地域名 日  ポイント 
 1 奄美大島 2011.04.28〜05.03 加家呂間島(寅さんロケ地)
 2 横山岳 2010.06.05 イワナシ、滝
 3 北海道紀行(ニセイカウシュッペ山と富良野岳の花、美瑛、富良野) 2010.07.15〜7.21 花百名山、ノゴマ 、美瑛の花
 4 常念岳 2010.08.07  お花畑とチョウ 
 5 北アルプス表銀座(餓鬼岳〜燕岳〜大天井岳) 2010.08.15〜8.17 高山植物 (コマクサ群落)
北アルプス裏銀座(烏帽子岳〜野口五郎岳) 2010.0918〜09.19 ウラシマツツジの紅葉、ホシガラス

1)奄美大島 2010年4月28日〜5月3日

奄美といえば、ハブとクロウサギで知られている。景色は晴れればコバルトブルーの海が輝いて見える。その他、鳥はよく見ることが出来、写真の愛好家を見かける。。山での植物や昆虫は、この時期にはまだ早いとの印象であった。大島海峡をはさんだ加計呂麻島は、映画寅さんシリーズ、最後の作品「紅の花」のロケ地で有名である。他には、原生林で有名である金作原、西仲間のマングローブ原生林、奄美自然観察の森、安木屋場のソテツ群生地などが挙げられる。

@笠利崎〜アヤマル岬

アヤマル岬風景 イソヒヨドリ

A奄美自然観察の森〜名瀬拝山公園〜金作原

金作原へは知名瀬からの林道が普通で、一応舗装された狭い道を登っていく。突き当たりで、舗装から、未舗装になる。先に車は進めそうであるが、広いところで脇に止め、後は歩くことになる。表示はあるが、どこまでも続く原生林であり、適当なところで戻ることになる。南の島らしく、シダが生い茂り、亜熱帯林を形成している。

         
 ルリカケス(自然観察の森)    金作原への道すがら   金作原  金作原
       
宿の犬と朝の散歩  アマミヒヨドリ(亜種)  宿のそばの海岸 拝山途中から名瀬の様子 

B加計呂麻島

古仁屋に宿泊、朝、バイクを借りて生間港につく。まず、寅さんの舞台、諸純に行く。ディエゴ並木を見た後、安脚場に足を伸ばす。林道沿いは、蝶が多く見られる。ここからの海岸線は、特異な岩で知られる。ここから島の北端、実久も目指す。行きは東海岸、帰りは出来るだけ西海岸線を進む。西は住むところがまばらで、東からの林道が便利で、西の海岸線は、手入れがあまり行き届いていない。奄美に来るなら加計呂麻島は外せない。

         
 古仁屋港  船の航跡はるか後に港  寅さんの舞台  ディエゴ並木 ディエゴ並木を反対から
         
 寅さんロケ地看板  よく見るとトラ?  塹壕からの海岸線眺望  戦時中の塹壕  海岸線を走る
         
コバルトブルーの海岸線  同左  イソシギ  古仁屋港の夕日  夕日の中でルリカケス


C西仲間・住用〜見里〜小湊〜名瀬

住用のマングローブが有名。近くにモグミの木があるが、勿論実のなる時期ではない。ところどころの港に寄って名瀬に向かう。特に特徴のない漁港が続く。磯で釣りをする人、それを見守るネコチャンもいた。南の海岸沿いだ。道はアップダウンの繰り返しで、大きな平野が少ない。

         
     住用のマングローブ  同左  モグミ林の掲示板
         
 木に絡むモグミ  見里のネコチャン  名瀬(別の日)    


D安木屋場〜奄美自然の森

安木屋場はソテツが群生し、独特の雰囲気がする。あたりにはアマミヒヨドリやズアカアオバトを見ることが出来る。名前は分らないが大木が枝を広げている。このあたり、蝶も多い。海岸線はコバルトブルーで大変綺麗だ。帰りには、奄美自然の森に寄った。今回は2度目だ。天気もよく、途中の高台から見る風景も格別だ。ルリカケスに再会した。

         
 安木屋場のソテツ群  同左  アマミヒヨドリ  ズアカアオバト  アマミヒヨドリ
         
 ズアカアオバト  大木  安木屋場の海岸  海岸沿いの赤い花  西郷さんゆかりの家
         
西郷さんゆかりの家に咲くラン  自然の森からの風景  自然の森からの風景  ルリカケス(自然の森)  ズアカアオバト(自然の森)


2)横山岳 2010年6月5日

横山岳は花の山だ。もう少し早ければ、イチリンソウやヤマシャク(今回は散っていた。2009年度記載 )を楽しめる。4月後半に来たときには、残雪が多く、滝経由の道は登山禁止になっていた。まだまだ春遠からじといった雰囲気で、サクラが良い時期であった。勿論、花はまだまだといった雰囲気だった。冬の積雪が多く、全てが遅かった。それでも、東岳山頂ではイワナシの花、途中はウラジロヨウラクが多い。駐車場の近くではサルがいた。

駐車場近くにサル サワガニ なにハチ? ギンリョウソウ
ウラジロヨウラク イワナシ(東峰山頂) チゴユリ サンカヨウ マイズルソウ
ニリンソウ ミヤマキケマン ツクバネソウ ミヤママンネングサ ミヤコハコベ
五銚子ノ滝  経ガ滝 シャク? キジ   

 3)北海道紀行 2010年7月15日〜21日

例年のごとく、大阪の山さんと北海道に来た。今年で何回目の北海道になるだろうか。今回は、セイカウシュッペ山を皮切りに、石狩岳、東ヌプカウシヌプリ山、白雲岳、富良野岳が目的だ。花はセイカウシュッペ山と富良野が豊富で、最後の富良野岳は花百名山で有名だ。由来となったエゾルリソウも確認できた。

@ニセイカウシュッペ山

思ったよりも花の多い山だった。山頂は広々としており、表大雪が展開する。山頂ではノゴマの写真を撮ることができた。コヒオドシを口にくわえ、長い間留まっていた。

     
 コヒオドシをくわえたノゴマ  シナノキンバイ群落  


         
 シナノキンバイ  イワブクロ  チシマギキョウ  イワギキョウ  ヨツバシオガマ
         
 エゾツツジ  ハイオトギリ  ミツバオウレン  エゾコザクラ  チングルマ
         
 エゾノウサギギク  ミヤマリンドウ  クルマユリ    ツマトリソウ
         
エゾノツガザクラとアオノツガザクラ  チングルマとシナノキンバイ  グンナイフウロ  シオガマギク チングルマとエゾノハクサンイチゲ
         
 エゾノハクサンイチゲ  シナノキンバイ群落  ミヤマキンバイ  エゾヒメクワガタ  ノゴマ

A石狩岳

石狩岳の花もなかなかのものだ。山頂を背景に、稜線の群落が映える。種類は上と較べると少ない。石狩岳からの展望も迫力があり、時間の過ぎるのをしばし忘れるほどだ。

     
 チシマノキンバイソウ群落(山頂を背景に)  コマクサ(シュナイダーコースから稜線分岐)  

         
 エゾグンナイフウロ  コマクサ  チシマノキンバイソウ  イワブクロ  エゾノハクサンイチゲ
         
 エゾコザクラ  チングルマ  トカチフウロ エゾノハクサンイチゲとチシマノキンバイ  イワヒゲ
         
 エゾツツジ  ミヤマリンドウ  エゾツガザクラ  エゾウサギギク  

B富良野岳

花百名山の山だ。エゾルリソウが取り上げられている。可憐な花が慎ましやかに咲いている。その他、たくさんの花が目を楽しませてくれる。花の山に相応しい山で会うことを実感した。時期を変え再度来てみたい。

     
 エゾルリソウ  エゾツツジ  チングルマ

         
 イワギキョウ  エゾルリソウ  ウコンウツギ  エゾウサギギク  コマクサ
         
   ヨツバシオガマ  エゾツガザクラ  ミヤマアキノキリンソウ群落  イワブクロ
         
 ハクサンボウフウ  ミヤマアズマギク  オオバミゾホオズキ  ミツバオウレン  エゾイソツツジ
         
 エゾヒメクワガタ  エゾルリソウ  コウリンタンポポ  シナノキンバイ群落  エゾグンナイフウロ群落

Cその他の地域

C−1 上富良野と日の出公園

上富良野には博物館がある。明治時代の古い生活用品や備品、電話など昔懐かしいものがいっぱいだ。開拓された当時のことを知る手がかりになる手がかりになる。また、大正14年の十勝岳噴火の溶岩流や犠牲となった人々の記録が残されている。ほんの90年前の出来事だ。一度訪問すればよい。このあたりの見所は、十勝連山が見渡せる千望峠や日の出公園が良いもう少し南へ行けば富田ファームは有名なところだ。

         
 千望峠  見晴台公園  あたりのトウモロコシ畑  日の出公園  同左
         
 同  同 同     

C−2 山部付近と太陽の里、美瑛の丘

糠平から狩勝峠、南富良野を経て、芦別岳登山の拠点である山部に着く、山部は、富良野メロンで有名で、国道沿いに農場の販売場がいくつもある。味は抜群、訪れるたびに送ってもらっている。宿泊も前回の芦別岳と同様に太陽の里に宿泊した。ホオジロの幼鳥が巣から落ち、親鳥が注意を引いて子供を守ろうとしていた。このような場合、幼鳥を救おうとしては駄目で、親に任すのだそうだ。近くの布札別林道は蝶のメッカである。写真撮影の後、美瑛の四季咲きの丘に向かう。こちらも素晴らしい花園だ。写真ではなかなか良さが伝わらないのだが。富田ファームも同じ位置づけだ。
翌日は、富良野岳に登り、富良野見物をした後、白銀温泉に泊り、翌々日は美瑛経由で旭川の北邦野草園を見学後、新千歳空港に向かった。途中、近くの青池見学、美瑛の丘の親子の木やセブンスターの木を訪れた。
         
 ホオジロ(山部の里)  ホオジロ幼鳥    狩勝峠への途中の風景  広がるジャガイモ畑(同左)
         
 狩勝峠の風景  テントウムシ(布札別))      
         
 四季咲きの丘  同左  同左  同左  同左
       
  富田ファーム(売りのラベンダー)  同左 同左   白金温泉の青池 美瑛の丘 


4)常念岳 2010年8月7日

クモマベニヒカゲとミヤマモンキチョウの写真(チョウの項目)を撮ることだできたが、花もそこそこであった。登山記録は2006年度に譲る。素晴らしいパノラマだった。勿論ライチョウにもめぐり会えた。

         
イワギキョウ  ソバナ   ヤマハハコ  ミヤマオトギリ  クモマナズナ
         
オオバミゾホウズキ  シモツケソウ  ?  お花畑  トリカブト
         
 コバノコゴメグサ  ?  タマガワホトトギス  ニッコウキスゲ  ヤマホタルブクロ
         
 クルマユリ  イブキトラノオ  ウメバチソウ  シナノキンバイ  オオバギボウシ
         
 ミヤマダイコンソウ  ハクサンフウロ  センジュガンビ  ライチョウ  

5)北アルプス表銀座(中房温泉〜餓鬼岳〜燕岳〜大天井岳〜燕岳〜中房温泉) 2010年8月15日〜17日

@中房温泉〜東沢乗越〜中沢岳〜餓鬼岳

中房温泉からから、中房川の沢を登り、東沢乗越から餓鬼岳を目指した。沢沿いは花や蝶もそこそこで、合戦小屋コースとは違っていた。ただし、最後の登りは結構きつい。東沢乗越から、東沢岳への道すがら、ミヤマモンキチョウに出会えた。常念で出会ったばかりだが、一度機会があるといとも簡単に続くものだ。その後は、曇り空で蝶も姿を消し、花も少ない、樹林帯や岩場を歩いた。時期的にも少々盛りを過ぎている。

         
 クサボタン  サラシナショウマ  ソバナ  トリカブト  タマガワホトトギス
         
   ミヤマアキノキリンソウ  ハクサンフウロ  コマクサ(小屋付近)  コケモモ
         
 ヤマハハコ  未熟なクロマメノキ  何ガエル?    

A餓鬼岳〜北燕岳〜燕岳〜大天井岳

登山の詳細は山の記録を参照。北燕岳〜燕岳は結構花が多い。コマクサはあちこちに群生するが、この時期では最盛期を過ぎている。北燕岳に至る前ではガスがかかり、道を間違えた。少し歩いたところで気がつき引き返した。地図にも、濃霧時、注意と記載されている。それからが花が急に多くなりだした。以下、花と鳥を紹介する。

     
 燕岳周辺のコマクサ群落  ライチョウの幼鳥  


         
 燕岳付近のコマクサ  ミヤマキンポウゲ  ウサギギク  ハクサンフウロ  タカネナデシコ
         
   ヤマハハコ  チングルマ  エゾシオガマ  次々続くお花畑
         
 お花畑  お花畑  お花畑  ミヤマリンドウ  チングルマ群落
         
 ヨツバシオガマ  イブキトラノオ  アオノツガザクラ  ミヤマコゴメグサ  ウメバチソウ
         
 トウヤクリンドウ  ミヤマコウゾリナ      ミヤマダイコンソウ
         
 シナノキンバイ  タカネグンナイフウロ  サラシナショウマ トリカブト  燕岳周辺のコマクサ群落 
         
 イワヒバリ(燕小屋付近)  ライチョウ親子(大天井小屋付近) ライチョウの子  ホシガラス  


B大天井岳〜燕岳〜中房温泉

この日は快晴に恵まれた。朝日に輝く槍ヶ岳〜穂高連峰の山並みをはじめ、来た南の縦走路や北の山々が手に取るようでダイナミックな風景に圧倒される。帰り道であり、花は変化がない。ホシガラスはたくさんいた。燕岳山頂直下でサルの姿が見えた。合戦尾根は花に乏しい尾根だった。

     
燕岳 山頂直下のサル悠々と  燕岳目前の岩場  

         
 ニッコウキスゲ  ハクサンフウロ  ウサギギク  タカネナデシコ  コマクサ
         
 ヤマハハコ群生  ミヤマシシウド  オニシモツケ  ミヤマコウゾリナとウサギギク ホシガラス 

6)北アルプス裏銀座(高瀬ダム〜烏帽子岳〜野口五郎岳往復) 2010年9月18日〜19日

往復で出会った花や鳥、動物をあげる。烏帽子への稜線でコマクサの花が咲いていた。今の時期では驚きだ。この山旅は、天候に恵まれた。野口五郎岳山頂からの朝日に輝く、水晶岳〜鷲羽岳〜槍ヶ岳の裏銀座コースや、ここまでの縦走路、さらに立山連峰と剱岳、針ノ木岳〜蓮華岳などなど素晴らしいパノラマを満喫した。

     
 サルの親子、まずはオスザル  メスザルと子ザルが続く  ホシガラス(野口五郎岳への道すがら)

         
 残っていたコマクサの花  ナナカマドの赤い実  コケモモ  ミヤマリンドウ  ヤマハハコ
         
 ウラシマツツジの紅葉  トウヤクリンドウ  イブキトラノオ  ミヤマアキノキリンソウ群落  イワツメクサ
         
     イワヒバリ  烏帽子岳付近の池糖  

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                                     更新日:2013年3月15日