山と蝶と自然

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その他:山で会える花や鳥、その他の生き物の写真、その他


1.2009年
番号   地域名 日  ポイント 
 1 三上山周辺(三上山〜旗振山ハイキングコース) 2009.01.12 比良山、比叡山山容、磨崖仏、寺跡
 2 八重山諸島(石垣島、西表島、与那国島他) 2009.04.27〜05.05 島の風景、鳥、花。山の記録に記載
 3 横山岳(滋賀県) 2009.05.09 ヤマシャクヤク、イチリンソウ。イワナシ 
  4 北海道紀行・T(天塩岳、芦別岳、大千軒岳 2009.07.16〜07.21 花、函館花火、エゾライチョウ 
 5 伊吹山 2009.08.16 シモツケソウ、花の山、ジャノメチョウ 
北アルプス(室堂〜五色が原〜薬師岳縦走) 2009.08.22〜08.23 高山植物。山の記録に記載
     

1)三上山周辺(三上山〜旗振山ハイキングコース)関西百名山 :2009年1月12日

表参道口あるいは裏山道口−45分〜1時間−山頂−中段の道経由(30分)−妙見寺山−(30分)−田中山−(30分)−旗振り山−(25分)−希望が丘8号線口

三上山は近江富士と呼ばれ、手軽なハイキングコースとして人気がある。お正月には日の出登山が企画され、200〜300人の参加がある盛大なイベントになっている。ここを出発に、反対側の希望が丘の花緑公園に下りても良し、中段の道を回って、妙見寺山に途中よって、田中山から旗振り山に至るルートはひくいながらも楽しいハイキングになる。途中の眺望は、比叡山や比良山系であり、なかなか見ごたえがある。妙見寺山の中腹には、結構大きな磨崖仏があり、必見である。

     
 比叡山  比良山系  リトル比良の向こうにマキノ、箱館山の山々
         
シメ     鈴鹿の山々  希望が丘を見る  ふもとの風景、後は湖南の山

2)八重山諸島(石垣島、西表島、与那国島他) :2009年4月27日〜5月5日

八重山諸島の花や鳥、島の風景は2009年度山の記録に纏めました。

3)横山岳 関西百名山: 2009年5月9日

横山岳は琵琶湖の北にある花と蝶の山である。5月にはウスバシロチョウが優雅に舞う。他の蝶にも出会える。花は種類も多く、遅い雪解けとともに4月末から楽しめる。麓にあるサクラも4月下旬になってしまう。イチリンソウやヤマシャクヤクがこの山の売りのひとつでもある。その一端を紹介する。毎年のように登るが、いつも違った楽しみを与えてくれる。


     
 ヤマシャクヤク  イチリンソウ  イワナシ

         
 ヤマシャクヤク  フデリンドウ ニリンソウ   ユキザサ  ハタザオ
         
ホウチャクソウ   フジ ラショモンカズラ    ヤマブキ 
         
 ウマノアシガタ ミヤマハコベ      タチツボスミレ 
         
 ミヤマカタバミ    タムシバ ミツバツツジ  
         
イワウチワ   シャガ      ブナ林

4)北海道紀行・T(天塩岳、芦別岳、大千軒岳): 2009年7月16日〜7月21日

北海道には2009年7月16日に入った。YKさんとは恒例の北海道だ。登山については山の記録に記載した。蝶はチョウに纏めた。
我々2人は新千歳空港から、高速に入り、愛別町 協和温泉を目指した。ここの天塩岳を皮切りに、芦別岳、狩場山(悪天候で断念)の麓にある賀龍の滝、松前城、大千軒岳、函館の夜景、大沼公園等をめぐる北海道紀行だ。
花は、各山で十分楽しめた。松前では、料理民宿(旅館)で地元の魚介を、函館では、夜景と花火をそれぞれに堪能した。

@天塩岳 : 2009年7月17日
道道101号線から林道に入る。登山口までは2車線で舗装され、問題はない。途中、エゾシカの親子、キタキツネの子供に出くわす。見通しの良い稜線に出ると、花が始まる。前天塩を下ったあたりや天塩岳にも多くの花が見られる。避難小屋からの見晴らしも格別で、少々長いコースではあったが、疲れはそれほどなかった。登山終了後、次の目的地、芦別登山の基地、山部に向かった。登山口では、エゾライチョウの写真を撮ることができた。

         
 マイズルソウ        ヨツバシオガマ
         
 エゾツツジ    エゾイソツツジ  ハイオトギリ  エゾウサギギク
         
   ハクサンチドリ    カラマツソウ  エンレイソウ
         
 エゾウサギギク  オオバタケシマラン  ツバメオモト  タカネバラ  ゴゼンタチバナ
         
 ミツバオウレン  エゾカンゾウ  ウメバチソウ  ミヤマキンポウゲ  ツガザクラ
         
   アオノツガザクラ  ウコンウツギ    ミヤマアキノキリンソウ
         
 トカチフウロ  シナノキンバイ      
         
 エゾライチョウ  エゾシカ  キタキツネ(コドモ)    

A芦別岳 : 2009年7月18日
 芦別岳は、夕張山系に続く山で、花もなかなか見ごたえがあった。かなり上まで登ったあたりからが花の道で、岩混じりになる山頂近くまで楽しめるる。また、十勝連峰が一望できる山でもある。なかなか登り応えのある山だった。
         
 シラネアオイ  カラマツソウ ミツバオウレン   ウコンウツギ  コバイケイソウ
         
 ハクサンチドリ  シナノキンバイ  チングルマ  オオバキスミレ シナノキンバイ 
         
 チシマフウロ  ミヤマオダマキ    ヨツバシオガマ  ミヤマキンポウゲ
         
   エゾウサギギク  タカネバラ    

B狩場山麓と賀龍の滝 : 2009年7月19日
 旧登山口まで来たが雨脚が強く、躊躇していると、大阪からの登山客でテントで昨夜から泊まっているという人も今日は中止と宣言したため、気力をそがれ、こちらも同調した。予定を代え、有名な滝である賀龍の滝を見学することにした。車で少し進んだところに入る口があり、滝まで2km弱、往復で1.5時間のところにある。急な坂を下れり、沢沿いを移動することになる。雨でもあって水量はすさまじく、迫力に圧倒された。
 この後、229号線、228号線を南下して大千軒岳への拠点松前に移動した。道中、親子熊岩や三本杉岩などの奇岩が見所になる。延々と続く海岸線は、寂しさも感じさせる。松前では、料理旅館で海の幸を満喫した。古い町だけに見所も多い。勿論、松前漬の本場である。
         
 賀龍の滝  奇岩の続く海岸線  親子熊岩  松前城  近くの寺社

C大千軒岳 : 2009年7月20日 エゾカンゾウの大群落  詳細ページへ
もっとも安易に登れる登山道を利用した。ただし、登山口までは、延々と30kmの林道を入ることになる。それでも、随所に蝶の写真ポイントがあり、これはこれでよい点だ。ただし、この山の魅力である、エゾカンゾウの大群落(時期によってシラネアオイ)を見るためには、山頂から更に進み、千軒平まで下る必要があるが、それだけの価値は十分ある。広大なお花畑が楽しめる。
登山後、228号線に戻り、東新し、海岸線を楽しみながら函館に行く。

D函館夜景と五稜郭

五稜郭、函館の花火、湯の川温泉を満喫する。花火の見物客はすごいものだった。
   
         
 北海道最南端白神岬  函館方面(同岬)  津軽半島龍飛岬方向(同岬)  五稜郭風景  函館山からの夜景
翌日は、大沼公園、洞爺湖を見学して新千歳空港に戻り、大阪に戻った。

5)伊吹山 百名山 : 2009年8月16日

石灰岩からなる伊吹山は、この山ならではの花々が楽しめる。何度となく登っているが、最も売りのシモツケソウは8月に入らないと見ごろではない。今回の中弓手旬でも完全な開花には至っていない。秋の花、が見られるというのに。チョウは、チャバネセセリ、ジャノメチョウ、ヒメアカタテハ、アカタテハ、ツバメシジミの通常のものばかりだった。やはり、山頂での花畑が賑やかだ。メタカラコウも有名だ。
     
 シモツケソウ  サラシナショウマ(伊吹を代表する秋の花)  お花畑(山頂)メタカラコウとシモツケソウ

         
 オオキツネノカミソリ  ソバナ  タカネナデシコ  さすがにニッコウキスゲ  クサフジ
         
 クサボタン  同左(この時期多く見られる)  ツリガネニンジン  コオニユリ イブキトリカブト 
         
キンミズヒキ  ミツモトソウ  ミツモトソウ   イブキフウロ  イブキジャコウソウ
         
 シオガマギク  トモエソウ イワアカバナ   コイブキアザミ  ウツボグサ
         
 ルリトラノオ  ヤマホタルブクロ  ハクサンフウロ  ゲンノショウコウ ワレモコウ 
   
 ジャノメチョウ  セミ

6)北アルプス(室堂〜五色が原〜北薬師岳〜薬師岳縦走) 百名山 : 2009年8月22日〜8月23日

北薬師だけ付近では、他では散ってしまった花々が健在だった。全般に、秋の花が目立つようになってきた。花々は、2009年の山の記録にまとめて掲載した。2009年山の記録へ

                                                           更新日2013年3月15日