山と蝶と自然


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 2011年
番号   地域名 日   ポイント
 1 阿蘇山周辺 2011.06.03〜06.04 オオルリシジミ
 2 北海道紀行−1 2011.06.30〜07.06 ウスバキチョウ、カラフトヒョウモン、ダイセツタカネヒカゲ、ヒメウスバシロチョウ、オオイチモンジ 
 3 河辺自然の森(生きものの森)東近江市 2011.07.29 ゴマダラチョウ、アサマイチモンジ 
 4 蓮華温泉〜白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳 〜蓮華温泉(北アルプス) 2011.08.05〜08.07 アサマシジミ、ミヤマシジミ 
 5 山門湿原 2011.07.26 ホソバセセリ 
 6 北海道紀行−2 2011.09.16〜20 ギンボシヒョウモン 
北信4山(飯縄山、戸隠山〜高妻山、黒姫山) 2011.10.08〜10 クジャクチョウ 
     



1)阿蘇山周辺 2011年6月3日〜4日 

急に思い立ち、阿蘇周辺を訪れた。今年は冬から春先にかけ、肌寒く、蝶も遅いのではと思ったからだ。空港から、南阿蘇村に向かった。325号線から広
域農道に入り、出会ったご夫婦に聞くと、清水滝付近を紹介された。また、南阿蘇ビジターセンターで確認すると、さすがに遅いのではとのコメントだった。
付近の案内を仕入れ、色身からの中岳登山道(クララはあちこちに群生)や清水滝に行ったが、結局確認できなかった。最後に 、白水奥の林道を詰め、牧
場にたどり着いた。このあたり、クララが生い茂っている。ここで運よく綺麗なオオルリシジミに出会った。急ぎの写真撮影だったが、何とか目的を達成した。
この後、南阿蘇ビジターセンターにある阿蘇野草園を散策した。蝶も結構いた。牧場周辺は、翌日朝にも訪れた。複数を確認できたが、綺麗な個体には出
会えなかった。

     
 オオルリシジミの吸蜜  翌日のオオルリシジミ  食草のクララ(中岳登山道))

その他の蝶
シルビアシジミは南では良く見ることが出来る。他はどこにでも見られる蝶が多い。
         
 シルビアシジミ  ウラギンヒョウモン  キタテハ  クロアゲハ  クロヒカゲ
         
 コミスジ  ダイミョウセセリ  ヒメウラナミジャノメ  ツマグロヒョウモン  ヒメキマダラセセリ
         
 ヒメジャノメ  ミヤマチャバネセセリ  ヤマキマダラヒカゲ  ルリシジミ  ヘリグロチャバネセセリ
         
 ミヤマセセリ  シルビアシジミ別角度      

蝶を求め、車で阿蘇本岳を周回した。景色も綺麗だった。
         
 中岳登山道より  阿蘇野草園より  阿蘇野草園より  草千里ヶ浜   阿蘇坊中線風景
         
朝の阿蘇山  中央から噴煙(中岳)  牧場風景  阿蘇神社  大観峰周辺
5月連休後の、最盛期に再訪したいものだ。
2) 北海道紀行−1 2011年6月30日〜7月6日

例年、7月海の日の祝日を利用した1週間程度の北海道山の旅が恒例になっている。今年は、大雪山の高山蝶を目当てに、6月末に北海道を訪れた。他に
も、雨竜沼、等にも立ち寄った。旅の様子は花・鳥・その他を、登山は山に記録をそれぞれ参照。

@浮島湿原 2011年6月30日

空港から、層雲峡の近く、高速紋別道の最後ICからすぐの273号線のトンネル前から、林道を詰める。数Km進むと表示がある。約1kmで湿原に通じる。蝶
は残念ながら、ヤマキマダラヒカゲのみであった。オオバナノエンレイソウが綺麗だった。

     
 ヤマキマダラヒカゲ    

A黒岳〜白雲岳〜コマクサ平〜銀泉台 2011年7月1日〜7月2日

黒岳ロープウェイの前にあるビジターセンターで情報入手。数箇所のポイントを教わる。全てで確認できた。

ウスバキチョウ
     
 北海沢からの登り道  北海沢からの登り道  キバナシャクナゲで吸蜜
     
 北海岳周辺  小泉岳周辺で近接撮影  コマクサ平
     
 コマクサ平   コマクサ平  赤岳への道すがら
黒岳山頂でも飛んでいたが結局写真には撮れず。

アサヒヒョウモン
     
 北海沢からの登り道  白雲避難小屋から分岐への登り道   コマクサ平
     
 コマクサ平   コマクサ平  

ダイセツタカネヒカゲ
     
 コマクサ平  コマクサ平  オスとメス(?)
     
 コマクサ平  コマクサ平  コマクサ平
前は、北海岳で見かけたが、今回はいなかった。コマクサ平らで全て撮影。

その他のチョウ
       
 エゾスジグロシロチョウ  ヤマキマダラヒカゲ  コヒオドシ  
       
 サカハチチョウ  シロオビヒメヒカゲ サトキマダラヒカゲ   
シロオビヒメヒカゲはアポイ岳以来だ。

B雨竜沼周辺 2011年7月3日

登山口近くで写真を撮ることができた。キベリタテハは久しぶりだ。北海道ではまだまだよく見ることが出来る。
     
 エゾシロチョウ(ウツギにて吸蜜)  キベリタテハ(登山口駐車場近く)  ルリタテハ
     
 コキマダラセセリ(オス)  (ヒメ)ウスバシロチョウ(?)  (ヒメ)ウスバシロチョウ(?)
ヒメウスバシロチョウはこれでいいのだろうか?不鮮明な写真で残念。この他に、ルリシジミ、サトキマダラヒカゲ、サカハチチョウ、エゾスジグロシロチョウの
写真を撮ることができた。
雨竜沼の様子は花・その他で紹介する。

C布礼別川林道 2011年7月5日
チョウで有名なところだ。天塩温泉を出るときは雲り空だったが、富良野に近づくにつれ快晴になった。天人峡温泉に行く前に立ち寄った。チョウの数はさ
すがに多かった。前にも苦労して行ったところなので、すぐに目的地に行くことができた。種類も数も多い。夢中でシャッターを押した。オオイチモンジが、何
回も現れた。また、子に時期、コヒョウモンとナミヒョウモンの両方が見られる。地元の人としばらく話した。この川では、漁をさせるらしい。

     
 オオイチモンジ  オオイチモンジ(次々と出現))  コヒョウモン(数が多い)
     
 コヒョウモン  ミスジチョウ  ナミヒョウモン(下からのアングル)
     
 ナミヒョウモン(吸蜜)  ミヤマカラスアゲハ  コチャバネセセリ

その他のチョウ
       
 エゾスジグロシロチョウ  ギンボシヒョウモン(?)  サカハチチョウ  ヒメウラナミジャノメ
       
 メスグロヒョウモン  ヤマキマダラヒカゲ    

D北邦野草園

最終日は、忠別ダムによってから、前にも訪問した嵐山公園センターの北邦野草園に寄った。コタンが再現されている。旭川市博物館に付属した形を取っ
ているようだ。車で15分程度だ。場所は、詳しい地図をくれる。この時期、蚊が多く、手続きをするところでたっぷりと虫除けをかける必要がある。カバイロシ
ジミとヒメシジミが新しいところだ。

     
 オオイチモンジ(忠別ダムにて)  カバイロシジミ  ヒメシジミ(アカツメグサ)
     
 ヒメシジミ(シロツメグサ)  ミヤマカラスアゲハ(吸蜜)  ナミヒョウモン
この他、エゾスジグロシロチョウ、クロヒカゲ、コチャバネセセリ、コヒョウモン、ヒメウラナミジャノメ、サカハチチョウなどが見られた。この時期、ウリノハナが
咲いている。
この度の北海道は、天気に恵まれ、お目当ての高山チョウに出会えた楽しいものだった。
 
3)東近江市河辺自然の森(生きものの森) 2011年7月29日 

愛知川沿いにあるこの森ではたくさんの昆虫に出会える。特別なチョウはいないが種類は多い。5月の連休には、近くで菜の花畑が観賞できる。アサマイチ
モンジがタイミングよくとまってくれた。見られた全てのチョウをあげる。

         
 アサマイチモンジ  ゴマダラチョウ  ムラサキシジミあちこちに見られる  ヒメジャノメ  ジャノメチョウ
         
 羽を広げたジャノメチョウ コチャバネセセリ  キタテハ  ダイミョウセセリ  サトキマダラヒカゲ 
         
 コミスジ  ツバメシジミ  イチモンジセセリ  ベニシジミ  ヤマトシジミ

2006年9月9日に訪れたときには、さらに次の蝶もいた。ナミヒカゲが確認できた。

         
 アオスジアゲハ ウラギンシジミ  ナミヒカゲ  キタキチョウ  チャバネセセリ
         
 ルリタテハ ツマグロヒョウモン       
トンボも沢山観察される。蚊には注意のこと。

4 )蓮華温泉〜白馬岳〜雪倉岳〜朝日岳 〜蓮華温泉(北アルプス) 2011年8月5日〜7日
チョウは、蓮華温泉周辺、朝日岳から蓮華温泉への下りの高原地帯、降り立った白高知沢周辺等で確認できた。五輪尾根から花園三角点辺りは、花後多
く、そこかしこにチョウが見られる。ベニヒカゲ、コヒョウモン、クロヒカゲなどである。こずえの先に止まったミドリシジミの名前はなんだろう? 山のプログを
見ると、オオミドリシジミかとも書いてある。望遠で撮ったため、詳しい同定はなかなか難しい。私自身、ミドリシジミ類は苦手だ。白高知沢周辺では河原の
花に次から次とヒメシジミが飛んでくる。少し足を伸ばしたところで、アサマシジミと思われるチョウを見つけた。羽が欠損しており残念だ。

     
 ヒメシジミ(蓮華温泉)  ヒメシジミ(蓮華温泉)  ヒメシジミ(白高地沢)
     
 アサマシジミと思うが(白高地沢)  ミヤマシジミ?(白高地沢)  ベニヒカゲ(五輪尾根)
     
 コキマダラセセリ    

その他の出会ったチョウをあげる。
       
 アサマシジミ(その2)  コヒョウモン(五輪尾根〜花園三角点)  ヒメキマダラヒカゲ(白馬大池への登山道)  クロヒカゲ(沢沿い)
       
 ヒメシジミ?  ヒメシジミの古株  ルリシジミ(朝日小屋周辺)  ヤマキマダラヒカゲ(白馬大池への登山道)
朝日岳からの長い下山途中、白高知沢にて昼食を取った。大休止が幸いした。花も多彩で綺麗だった。

5)山門湿原(滋賀県) 2011年7月26日
山門湿原は滋賀県   で福井の県境に近い。ボランティア活動で、湿原の保全に取り組んであられる。この時期には、ヒグラシが羽化し、賑やかな時期だ
。散策路が幾つかあり、大回りでは1時間以上を要する。湿原周りだけなら比較的短時間だ。この日は、団体も見受けられた。立派な角を持った牡鹿が動
物よけ網に引っ掛かっていた。それにしても大きな鹿だった。早々に入り口の管理人さんに届けた。チョウは普通種ばかりだ。

         
 ホソバセセリ  カラスアゲハ  コチャバネセセリ  クロヒカゲ  ヒメウラナミジャノメ
         
 コミスジ  ツマグロヒョウモン  ルリシジミ  ゴイシシジミ(2006年7月)  
2006年7月29日に訪問したときには、ゴイシシジミのペアがいた。
 
6)北海道紀行−2 2011年9月16日〜9月20日

十勝周辺、層雲峡・黒岳、朝日岳、芽室岳等を回ったが、結局、空港から富良野への移動の、桂沢湖周辺で撮った3種類のみの結果となった。20日は旭岳
に初冠雪があり、急に寒くなった。北のチョウももう仕舞支度だ。富良野の朝日ヶ丘公園では サルビア畑の中にモンキチョウが見られた

         
 ギンボシヒョウモン(桂沢湖周辺)   ギンボシヒョウモン(同)  ミドリヒョウモン(同)  クジャクチョウ(同) モンキチョウ(サルビア畑) 

7)北信4山(飯縄山、戸隠山〜高妻山、黒姫山) 2011年10月8日〜10日

10月ともなればチョウはますます少なく、特に、戸隠のように海抜1000mにもなるとキタキチョウやモンシロチョウがあぜや道路沿いに見られるくらいである。
初日の飯縄山登山では、駐車場でテングチョウ、途中の登山道でクジャクチョウをみた。ヒョウモンチョウも飛んでいたが、写真には撮れなかった。

   
 クジャクチョウ  テングチョウ
  
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更新日時:2013年3月15日